今年もありがとうございました

今年もありがとうございました

昨日でナンディルームは今年のセッションを終えました。

年も超押し迫ってから、息子と大掃除をしていました。日頃からコツコツやってればいいものを、一気にやるので大変さが半端ない・・・。

でも息子のゴミ部屋はすごくきれいになり、我が家の台所はやっと気持ちいい環境に。。。ああ、掃除って素敵。

やりだすと、いろんなところの汚さが目につき、ほとんど飲まず食わずでやってました。

日頃やっているのは、掃除じゃなかったのですね~~。

台所の油汚れに活躍するのはアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)です。一年分の油汚れがこの粉をお湯で溶いてつけておくだけでキレーに落ちます。

毎日揚げ物をじゅーじゅーやっているせいで油まみれの壁もこれをスプレーすればきれいに落ちます。

魔法の粉、やったことない人は是非!

今日はセッションルームのほうの大掃除をします。

31日はおせちづくり。

1日は我が家で新年会です。

お正月はのんびり過ごします。

今年はたくさんバイオダイナミクスについて学びました。

解剖学に勉強会に、沢山学べて、それを生かせて充実した一年でした。

来年もよろしくお願いします。

みなさま、良い年の瀬をお過ごしください。お正月、のんびり平和に過ごせますように!

静けさ

静けさ

年の瀬感満載で、この時期は色々と忙しいです。

とりあえず年末までは突っ走るぞーという勢いで毎年過ごしていました。

そんな中、水曜は今年最後のからだの声を聞くワークショップでした。

「からだの大掃除」という毎年恒例のテーマだったのですが、今年は内側も外側も静寂に浸ることができました。

からだに自分をリードさせるというのは、なんて心地よいことなんだろうと思います。

クリスが良くスノードームのたとえをしますが、掻き回された雪がゆっくりと沈んでいくような感覚。

からだの内側はゆったりと波打っていて、外側の空気もすこし抵抗があるねっとり感があるような。

まさにフルイド(液)のゾーンですね。

忙しかった思考が静まって、「ただ在る」という感覚になる。参加者の人も、「やっとからだに居る感じになった!」と言ってました。

一人では、なかなかこのしーんとした感じにはならないのだよなあ。やはりグループワークはいいなあと改めて思いました。

来年もからだの声を聞くやりまっす。

次の日は、バイオダイナミクスの個人セッションを受けに行きました。

今年一年頑張った自分へのご褒美♡

特に気になる症状とかはなかったので、ひたすら静寂を味わったセッションになりました。

部屋の外は風がビュービュー吹いているのに、中はしーんとしていて平和で安全な感覚に満たされていました。

終わってしばらく横になっていると、呼吸が胸のちょっと左のところから入っていくのを突然感じました。

鼻や口を通っていくのではなくて、その左胸の場所に穴が開いてそこから空気が直接入ってくるような感じ。

ゆっくりとしていて、ヒューっという音もはっきりと伴っていて。

終わってから施術者の先生にどういう治療でしたか?と聞くと「内側の健全と、外側の健全を見ていた」というようなことをおっしゃってました。

左胸の話をすると、それはブレスオブライフだね。とのこと。確かにその神の命の息吹がそこから入ってきて、自分を通り抜けていく神聖な呼吸な気がしました。

忙しい毎日ですが、なんだか穏やか。

バイオダイナミクスはやっぱり素晴らしいです!

 

宿題

宿題

なかなかブログ更新できてませんが、元気です。

バイオダイナミクスの月一解剖学が始まって早2か月。毎回宿題とテストがあるんです。。。

前回のテストのお題は、「外頭蓋底を描け(名称も含む)」。そして渡されたのはA3の真っ白の紙。

「サー・・・・・」

という音は私の血の気が引く音です。

頭蓋の名称を書くことは予想してたけど、図を描くとは。。。しかも一番嫌な外頭蓋底(頭蓋骨外側を下からみた図)。。

結果は私の口からは言えない。。。。です。

四苦八苦していますが、毎回すごい内容で、めっちゃ勉強になってます。

12月は神経学。テストはまたも絵を描くらしい。。(2回目の筋学の)

写真は宿題。見ながらだとかけるんです!楽しい。タッチにこだわったりして。空だとかけない。。。しかも漢字ももかけない。。

解剖学
宿題の一部です

カウンターストレイン

カウンターストレイン

「カウンターストレイン」・・・・・・このかっこいい響きをもつワークを学ぶことになろうとは!

名前もかっこいいけれど、このテクニックは、しびれるほど効果的なテクニックでもありました。

カウンターストレインはオステオパシーの技の一つです。

Dr Jonesさんが、腰痛の患者を安楽な体位を取ってもらってしばらく放置したところ、痛みが消えていたという偶然から作り出された技法です。

問題のある個所の圧痛点を見つけ、モニターしながら緊張のない場所に持っていくことで、痛みを取り去るというオステオパシーのテクニックの一つです。

1月にトムの「エネジェティック・カウンターストレイン」のクラスを受講するにあたって、その基礎のクラスがあるというので、すかさず受けに行きました。

教えてくれる人は、バイオダイナミクスを古くから学んでいるオステオパスの原せんせい。

トムの協会が出来て、オステオパスでバイオダイナミクスを長く学んでいる大先輩たちから学ぶ機会が増えたのですが、みなさんのすご技に驚愕しつつ、2日間の間に網羅されたテクニックの数々にノックアウトされました。

私がバイオダイナミクスを学び始めたころは、この先生方から学ぶ日が来ようとは夢にも思わなかったですが、すぐに使える技を色々見せてもらえて、感激でした。

オステオパシーってすごい

普通は、オステオパシーを学んでから、バイオダイナミクスを学ぶのだろうけど、私の場合は全く順序が逆。

だからこそ、今までわからなかった用語や、その謎が一つ一つ解けていく面白さ。

アカデミックに学んでいないことにコンプレックスをずっと持っていたけれど、感覚から入って少しづつそれに知識がついてきていることを、これでよかったと今は思えるようになりました。

ゲシュタルトに関してもそうで、セラピーや心理療法を私は学んだことがない。だけど、手探りの感覚を頼りにそしてこのワークが大好きだから長くこのワークを続けてきた。

バイオダイナミクスもそうで、このワークは本当に素晴らしく治療効果があるのです。

深く静かな場所にたどり着いて、そこで自身の存在に触れ、そこから戻ってきたときに前より健康になっているって何てすばらしいこと何だろうと思います。

カウンターストレインで、圧痛点をモニターしていると、そこがほどけてくると、流れがガ~~っと圧痛点以外にも広がってくるのが感じられて、いかにも効果がありそうでした!

クレニオ・セイクラルのワークの中に統合していきたいと思いますので、ぜひ受けに来てください。

 

 

 

解剖学始まりました

解剖学始まりました
バイオダイナミクス
リアル骨~~

10月から8月まで全20回の解剖学のクラスが始まりました。

私が学んでいるバイオダイナミックオステオパシーのカリキュラムの一つです。

この年になっても、ある意味アカデミックな勉強をする羽目になろうとは!

それなら学生時代にもっと勉強しておけばよかった。。。と思わなくもないのですが、中高は暗黒の時代。全く勉強に興味が持てなかったのです。

月に1回2日連続のクラスで、二日目に小テストがあるのですが、テストの朝ちょっとの時間を使って必死の形相で勉強していたら息子に「試験勉強はとにかくノートに書くことだよ。読んでも覚えないから。そして書いたのに赤ペンで印をつけながらとにかく覚える!」とか言われてしまいました。

その小テスト、結局不合格で次回はレポート提出に。。。。

息子に「どうだったテスト?」と聞かれたので正直に話したところ「かーくん(私のこと)俺に勉強しろってもう言えないね!絶対俺よりバカ」とか言われてしまいました。

どっちがどっちかはさておき、理解を深めるためには勉強しないとなあ~~もっと。。。

でもでも解剖学クラス、とても面白いのです。

1日の最後にバイオダイナミクスの実習があるのですが、それが素晴らしいのです。

バイオダイナミクスを長年学んできた古い生徒の方々が講師で実技のレクチャーをします。

最後にチェックもしてもらえて、言ってもらったアドバイスがさすがすぎて唸ってしまった。。

こんな風に見てもらえるなんて相当このクラス素晴らしいです。

うひ~~、あと9か月、宿題もバリバリでるからひーひー言いそうだけど、きっとバイオダイナミクスの理解が深まるに違いないのです。。

 

 

つながりを感じる

つながりを感じる

3年前から月に2~3回ほど、知的しょうがいを持つ人たちの暮らす施設でボディワークをしています。

アートセラピーをしていた人から「アートや音楽療法に参加できない人たちのために体からのアプローチが良いのではないか?」といって声をかけてもらったのです。

なので、対象になる人たちは重度の自閉症を伴う方が多く、つながりを作るのがとても難しいのです。

何度かワークをしていると、徐々に向こうがドアを少し開いてくれたなと感じることがあって、そこから少しづつ関係性が出来てきて、「こいつは別にそう危険な人じゃあないらしい。」という態度を見せてくれ始めます。

そして、徐々に「触れる」ということが可能になってきます。

なので、触れる前に「繋がりを作る」ということが必須なのです。

発語がない方たちがほとんどなので、一筋縄ではいきませんが、関わっている人たちは、本当にキュートで個性に溢れていて、本当に私は大好き♡

でもそんな中でつながりを作るのがとても難しい方がいます。

ハートでつながった

という感覚がどうしても持てずに3年目。

私が部屋に入ると居心地悪そうに出ていくし、どんな領域も見せてはもらえない。

それが、先週部屋に行った時に、すごく嬉しいことがありました。

彼はベッドに横になって、鍵束をかちゃかちゃ動かして感覚を味わっていました。

その音がすごくキレーだったので、私もいつもポケットに入れているマラカスを出して、同じようなリズムを刻んでみました。

その音がうまくシンクロして同じリズムを刻んだ時、彼がぱっと目を上げて私の顔を見て、声を上げてうきゃきゃきゃきゃと笑ったのです。

時々彼は素敵な笑顔でニーっと笑うのですが、そんな風に急に大声で笑う声を聞いたのは初めてでした。

その時に彼のハートに目が行くと、今まで見たことがないくらいぱーっと開いていました。

そんな風に彼が開いたのをみたのは初めてで、私は心底幸せな気持ちになりました。

一瞬のつながり。今ここで起こったキセキ。

また出会いたいなあ。あの一瞬つながった、ひらいてくれたという感覚に。

そう願いつつ、次回は違う音のマラカスや、カリンバや、口琴を持っていく予定です!!