祈り4

祈り4

母のグリーフ(悼み、悲しみ)のワークを出来たのは、奇しくも私の誕生日の日でした。

その日を、自分の生まれた日というよりは、母が私を産んでくれた日と言う風に私には感じられました。

肉体があって、この世でこの地球上でいろんな旅をさせてもらえる。悲しみも喜びも体験させてもらうのは、母が私を産んでくれたからなのだと思うと、その日の朝は感謝の気持ちで一杯でした。

生きているときには、そんな風に思ってはいなかったのだな、、、と思うと申し訳ない気もしました。

その日はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の経験者だけの1ディで、私は自分がじっくりと充分に時間を取って母に向き合う必要を感じていました。

自分自身の感覚にゆっくり触れていくとすぐに、胸が痛くてちぎれるようで涙がどんどん出てきました。

私が最後に見た母の姿は、人工呼吸器を挿入された母の姿でした。

その姿の痛々しさがどうしても頭から離れず、母を思い出すときはその姿がフラッシュバックしてきて、元気だった時の母の姿や、笑顔を思い浮かべることが出来なくなっていたのです。

GAPのやり方では、何にでも座布団に置いて直接話しかけることが出来ます。

その人(人以外でも、動物、建物、景色、夢の中に出てきたものでも、死者にでも)を目の前の座布団に置いて直接話しかけるという行為は、お互いの間に直接的な関係が出来ます。

母を目の前の座布団に置いただけで、ごめんね。。。という言葉と思いがあふれてきて、どんどん涙が出てきました。

母をあんな姿にはしたくなかった。自分の力でもっと元気にしてあげたかった。。。

それが叶わぬまま、母を逝かせてしまったことは、私の中の痛みとして大きく残っていました。

辛い気持ちの自分を一旦おいて、今度は母の座布団に入りました。

GAPではそれをenteringといいます。(自分の考えや見方を一旦自分の席において、座布団に置いた存在に入ること)

母になると、その座布団の上の母は人口呼吸器を挿入した母ではありませんでした。

若い時の母のように活力にあふれている母ではなく、老人になった母でしたが、穏やかでした。

その母は、私に向かって、「ひろみ、ごめんね、お母さんも死ぬとおもわんやったから、びっくりした。からだに気を付けて、風邪ひかんようにね。」

と言ったのです。

思えは母は私の心配ばかりしていました。若いころは、その心配がうっとうしかった。病気になって、自分のからだがしんどいときも、しばらく電話しないと、風邪でもひいているのじゃないか?と心配ばかりしていました。

座布団の上の母は、そんな母でした。

自分の席に戻って、その母の声を聞くと、今度は温かい涙があふれてきました。

そして、私の中の母が、生き生きした母に変わりました。

今も、時々空の上に母を感じると涙がでます。

料理や片付けがめっぽう苦手で、プライドが高く、人の目を気にして、すぐグダグダ悩む。

癇癪を起したり、わがままを言ったり、なんとも人間らしく困った母でしたが、母は私の大事な「お母さん」でした。

命に終わりがあることは、知っていたけれど悲しいものです。

呼吸が苦しく毎日大変だった5年間、本当にご苦労様、大変だったねと言いたいです。

治癒ということの何が正解か、未だに私は探求中です。

ただ、母が死を持って見せてくれたものが、まだ言葉や形にはならないけれど私の中に息づいています。

それを私が、命を輝かせ生命を全うしようとする、生きとし生ける誰かをサポートするために使えるように、この両手を使って、また精進していこう。ね、おかあさん。

 

GAPとバイオ

GAPとバイオ

本当に超久々のんびり週末です。

なので、遂に確定申告に着手します。。。。

1月後半から半ばまでずーっとワークショップで、家のことは全然手つかず、確定申告も全然手をつけれなかったので。

その間にも、大学生なのに受験しなおしたいとセンター試験を受けた息子は、ある日久々に家に帰ってきたらドレッドヘアになっていたり。。。

今、家はカオスです。。。

とまあ、それはさておき、4月からGAP(ゲシュタル トアウェアネス プラクティス)の連続コースをやる予定なので、その打ち合わせに行ってきました。

本拠地が中央区あたりなので、国立からは結構遠い。。。

でも打ち合わせ場所に向かう道すがら、多摩川とは違う滔々と水を湛える隅田川沿いを歩くのはかなり気持ちのよい時間でした。

やっぱり川、好きだなあ。一番好きなのはガンジス河だのだけど、、、。

川のそばに住んで、毎日川沿いを散歩できたらすごく幸せだろうなあと思ってしまった。

川の流れを見ていると自分の中の液体も澄んでくるような感覚になっていくのです。

連続コースの打ち合わせ、あっという間の時間で、その後は西荻でバイオの勉強会。

先輩方に学びをシェアしてもらったり、瞑想的実習をしたりして、一日たっぷり充実時間。

GAP、バイオ、GAP、バイオ、この2つが私の人生の半分は占めているなあ。。。

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス
連日ワークでちょっとぐったり顔

 

GAPスタディグループ最終回

GAPスタディグループ最終回

GAPスタディグループGAPスタディグループ

昨日友人とブログは勢いだよねえ。。。と話していました。

書いたものを下書き保存しておくと、色々アラが見えてきて、永遠に日の目を見る日が訪れない。。

なので、今度からは保存しないで勢い投稿しよう!!というわけで下書きしていた下記の文章を復活させます。

金曜までGAP ゲシュタルトアウェアネスプラクティスのスタディグループで山梨の精進湖で5泊6日の合宿でした。

春と秋の2回、クリスの来日に合わせて固定メンバーで開催されるこのクラスも最終回の5回目。

1期の時は純粋メンバーとして参加して、今回は2期目でアシスタント参加でした。

精進湖の自然と富士山の神々しさ、そして宿の人の暖かさとヘルシーで美味しい食事のサポートも受け、6日間みっちり、どぶんと浸ってきました。

前回に比べて今回はメンバーも少なかったので、深まり感も半端なく素晴らしいクラスでした。GAPがセラピーではなくプラクティスだというのは、このブログでも再三書いているし、自分でも深く認識しているけれども、このワークがコミュニティモデルだというのが、今回自分の中で身に染みました。

GAPを学ぶ人達の在り方、人との繋がり方が、回を重ねる毎に変わって来る。それは自分自身が自分と共にいて、そして人と出会うという在り方。

みんなが混ざりあって溶けていくのではなくて、お互いの違いを知り、それぞれの成育史やパターンを理解し、自然に信頼関係を築いていく、その姿に毎日感動していました。

GAPに終わりはなく、日々の実践、生き方なのだなと思う。

それを体現しているクリスに出会えたこと、いつも素晴らしいモデルとしてクリスがクリス自身として、いまここのあるがままの姿でいてくれることに本当に感謝しています。

クリスのように深く優しく温かく、オープンで惜しみない愛に溢れている、そんな人に今まで出会った事はない。

その映し出す人としていてくれる存在感が、私自身にも他のサークルのメンバーにも共鳴して、それぞれが自分らしさを増していくそれを感じるのが大好き!

今回、私が「今まで誰にも話したことない話をしたい」ということをグループの中で話しているとき、恥かしさや複雑な感情からその感情をすっとばして早口で話していたら、クリスが「ひろみ、そのいいずらさや、今この瞬間の感覚をすっとばさないで」と言ってくれた。

何も変えようとしない、どこにもいくべきところはない、今ここと共にいる、その在り方がそのまま現れた瞬間に感動してしまった。

クリス自身は45年以上このGAPを教えてきているけれど、私はGAPに出会って14年くらいかな~~。まだまだひよっこだ。

きっとこの学びをもう手放すことはないでしょう、そして学び続けていくのでしょう。

(写真は、最後にそれぞれが持ち寄ったピースを中にいれ込んだクッションと、クリスも縫う姿。)

共感セッション

共感セッション

年も押し迫った先日、共感セッションを受けました。

プラクティショナーは福岡県赤村在住JIN Akira さん。

スローでオーガニックな暮らし方、仕事をサポートするスロービジネススクールがご縁で知り合ったのはもう10年以上前です。

ごとーさん(と私は呼んでいいます)も私の中では学びを実践する人。昨今はNVC(非暴力コミュニケーション)を深く学んで、それを暮らしや社会に活かしている人です。

飄々とした風貌と在り方ながら、芯の通ったお方。

ワークショップもやっています。

赤村でクリキンディーと言うオーガニックcafeをやっていた頃は、コーディネートしていただいて、何度か私もワークショップもやらせてもらいました。

赤ちゃんが生まれた時は、家族セッションもやらせてもらったり、福岡の大切な友人になってます。

その彼の共感コーチング「自分を共感で包むギフトセッション」100人ギフトセッション

を受けてきました。といっても赤村とのビデオ通話。

「ビデオ」というところに一瞬ひるみかけましたが、電話より、顔が見れるのがライブ感と安心感につながるというのがすごく良かったです。

お題は、仕事のことで、自分がずっと抱えていた課題について。

それに向き合わねば!と思いつつ、面倒だったり億劫だったりで、隅っこに置いていたことに向き合いました。

ごとーさんが自分のそのままを受け止めてくれて、そしてそれを鏡のように返してくれることで、自分自身が開いていく。

まずは、自分を変えようとするより、自分自身を良く知る。GAPにも通じるその在り方がいまここにいるためのアンカー(錨)になってくれました。

自分で自分の課題に取り組むのもよいけれど、誰かのサポートを受けるのは自分にとても必要なことだ。とそう思えました。

受け止めてくれつつ、私の全体から出てきたことを踏まえての新たな提案もあったりして、来年に向けて新しいビジョンが浮かびつつあります。

ごとーさんの聞き方から、私も学ばせてもらいました。私もこんな風に人を、そして自分自身の声も聞きたいなあ。

共感セッションお試し無料セッションまだやっているようです。

興味がある方は是非!共感コーチング→http://beart-nowhere.net/empathic_coaching/

 

ブログをご覧のみなさま、セッションに訪れていただいたみなさま今年一年ありがとうございました。良い年の瀬をおむかえください。

来年またお会いできるのを楽しみにしています。

 

今年最後のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)クラス

今年最後のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)クラス

月曜に12月のクラスの打ち合わせに行ってきました@秋葉原。

仕事を終えてダッシュで行ったのであまりに空腹で、買って来てもらった小諸そば大盛り+かき揚げ+とろろごはんを超スピートで書き込む私たち。。。会場全体そばつゆの匂いが充満。。。

と、それはさておき、おやつを食べつつ雑談をしているように見えても、徐々に詳細が決まってくるという、長年一緒にワークを行った仲間ならでわの空気感。。。

今年最後のクラスは、経験者のみのクラスになります。

GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)を15時間以上経験している方のみ参加できます。

基礎のプラクティスが出来る方たちが、いつもの基礎クラスよりもう少し自由に、自分の探求がじっくりできる感じです。

テーマは「サークル&サイクル」

一年の終わりに今年を振り返り、来年に向けて希望や期待を見ていきます。

日々、忙しすぎてじっくりと今年一年自分はどういうところにいたんだろう?何をやってきて、何が楽しかったか?何がしんどかったか?を誰かとシェアする時間は意外にないのではないかと思います。

少なくとも私はそうだなあと思います。

自分の話を中断されずに聞いてもらうこと、そして相手の話をアドバイスなどしないでただ聞くこと、それは思った以上の癒しです。

一緒に行く年くる年の中の自分自身の「今ここ」を探求しましょう!

詳細はGAPのHPをご覧ください。お申し込みもそちらになります。

https://gap.opensense.info/category/schedule/%E6%9C%80%E6%96%B0/

今回価格もお年玉価格でいつもの半分くらいになってます。

今年最後に一緒に探求しましょう!

「サークル&サイクル 〜終わりと始まり」(経験者向け)

日時:12月22日(土) 10:00-17:30

講師:ティーチング・スタッフ(中川洋美、宮本眞美、津山文子、丸山智恵子)
対象者:これまでにGAPを15時間以上ご経験された方
場所:東京都中央区日本橋周辺

参加費:  5,400円(税込)

<内容>

・エッセンシャル・プラクティス
・リピーティング・インクワイアリー
・聴くこと・対話すること
 など

お申し込みはこちら

※「GAPベーシッククラス」へのご参加は、オープンシートへの参加条件として適用することができます。

DSC_1100

 

こんな方へ:
・カウンセラーやセラピスト、医療関係従事者、介護者、教員、ボディワーカーなど、相手とより深く寄り添いたいと思うケアギバーの方
・自分をより深く知り、どんな時も自分と共にいるあり方を学びたい方
・より良い友情、家庭生活、仕事上のパートナーシップを築きたい方
・自分自身の存在や人生を、より明確にしたい方
・古い習慣やパターン、癖を変えたい方
・人生をより豊かにしたい方

 

GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎クラスを終えて

GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎クラスを終えて

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス先週末はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の私たちティーチングスタッフによる基礎クラスでした。少人数ながら、柔らかく繊細で、かつオープンな空気に包まれてそれぞれが深く探求できる時間になりました。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。

今回は2日共、ティーチングスタッフの理論担当メンバーが午前中いなかったので、私が苦手な理論的な部分もカバーする必要があり、結構準備をがっつりかけました。。。

クリスのGAPを受講していた10年くらいは、ずっと体験の中だけにいたので、クリスの話の中にGAPの概念や理論的な部分がこんなにちりばめられているなんて、全く気づいてなかった!

でも自分が教えるようになって、人に説明するためには理論的な部分をカバーする必要に迫られて、まずは説明も苦手なのだけど、自分の中で体験を分類分別して整理することを頑張ってやっているのです。

バイオダイナミクスもそうだけど、体験は、からだの或いは脳内のどこかを変容させ自分の細胞に沁みわたっている。それはすごいことであると思っている。

が、それと教えるのでは使うチャンネルが違うのですね~~。というか違うチャンネルも使う必要がある。

TVでも、NHKだけだとかなり物足りない。多重的な層を言ったり来たりする能力を鍛える必要があるのです。

成熟化ということをGAPでもよく言いますが、人としてその多重な層を言ったり来たりする能力は、人によっては1つのチャンネルはすごく感度が良くて、テレビ埼玉は全く映りが悪いって場合もあるし、その反対もありえる。

ある人にはぴんと来ないことも、違う角度から説明するとうんうん良くわかるというのもあるし。

ということで、成熟化の物差しのかなり初期にいるけれど、そこにたどり着こうとはしています。

そして、もう一つはフィールドということがある。

場のちから。

今回はそれをすごく感じました。

初めてGAPを経験する人も、長年やっている人も、分析や、批判批評されないで安心できる場、その空気感が深く探求する場には欠かせないなあと実感した。

お互いが、サポートし合える場、そしてその「サポート」は誰かを助ける!という在り方ではなく、自分自身でいていいんだよ、というそのままに対する励ましである。

そのGAPの根幹にある概念が私たちのそのフィールドを支えているんだなあと。

みんなで作り出す場、それが大好きです。