初夏から夏へ

初夏から夏へ

6月になりました。

不安定な天気で暑かったり雨が降ったり、すごい風が吹いたり。

先日の強風では、息子のアパートの窓が倒れて、ガラスが粉々に部屋中に散乱していたそう。帰って来てドアを開けたら風がビュービュー吹いていて、足元にジャリって触感が。。。怪我しなくて良かったなと。

思わず私に電話して来ましたが、めちゃくちゃ眠かったので出ないで寝てしまった私。朝起きたら、無惨な部屋の写メが。。。ごめん。。。

初夏の気持ちの良い5月が、もう終わってしまいました。

あー、あっという間でした。GWは比較的のんびりでスタートしたのですが、星も双子座に変わったからか、半ばを過ぎた頃から周りが賑やかになって来ました。

今月の福岡では、遂に中古車をゲットして一人でドライブデビューしました。

免許をとってから2ヶ月運転していなかったので、うちの敷地から外の道路に出るときは、近年ないくらいに緊張したけれども、ドキドキしながら外の世界に出てみれば、あー私運転をしている!

やれば上手になっていく世界って心地よいものですね。車屋さんも、「最初は誰かに隣に乗ってもらったほうが良いですよ」って言っていましたが、そんな乗ってくれる人もいないので一人で頑張って運転しています。

今回の滞在時にある程度慣れておきたかったので、ロングドライブで八幡様の総本山「宇佐神宮」まで往復100キロにも行きましたー。

それにしてもナビってすごく便利!右折レーンがあるとかも教えてくれるし!(運転する人にとっては当たり前か。。。)

私が普段やっているからだのセッションは、感覚を使うので正解があるわけではなく、深く行こうと思えばどこまでも行ける底なし沼。だから面白いとも言えるのだけど、学びに終わりはなく、これで満足!ってことも無い世界。

だからこそ、運転のように出来なかったことが一つづつ出来るようになっていく、それが嬉しい。

バックとか車庫入れとかも今は下手くそで、敷地内でもう2度もぶつけてしまったけれど、なので駐車場は出来るだけ他の車が停めてない遠くに停めています。

でもでも、東京に帰ってくると運転する機会がないので、また下手になっちゃうかもねー。

そしていよいよ6月は恒例のバイオ月間です。

年に一度の学びの時間。今年は長年学んできたトムが体調不良で来れないことになり、ええ〜〜!ってなりましたがトムの教え子のドイツの先生が来てくれることに。

すでにコース2、3は終わり今は4の最中ですが、かなり良いらしいので楽しみです。

2つのコースを受けるので今月はおやすみが多くて申し訳ないですが、学びをセッションに活かしていけるように毎年結構な金額を注ぎ込んでいるので(笑)よろしくお願いします。

自分にとっても年に一度のこの時間は癒しの時間にもなっていて、お互いに治療し合うので、健康を取り戻しています。

去年はトムに治療してもらって、終わった時に悲しいとかじゃないんだけど目に涙がたくさん溜まっていてそれがポロリと頬に落ちてきて、トムがティッシュを胸に置いてくれたんだった。。。

長い間トムからバイオを学んできたけれど、あんなにちゃんとトムからセッションを受けたのは初めてかもしれない。

とても繊細で、微細な領域での治療が起きているのが感じられたけれども、繭に包まれた中で半分寝ているような透明でキラキラした時間だった。

明後日からまずはコース6です。またシェアしますねー。

そして5月の最後は、長年同じタイトルで続けている「からだの声を聞く」ワークショップでした。

今回は肩関節〜腕へのつながりをテーマにしました。

今使っている会場が静かで居心地の良い場所なので、からだの向かっていくにはぴったりで、良い時間でした。

頭時間からからだ時間へ。

からだのリズムに合わせていると自然にスローダウンして、空間に溶けていくような、時間がなくなっていくような不思議な感覚。

私のゲシュタルトの先生のクリスが「自分が良いと思って続けていけるものをやりなさい」と言ってくれたように、私が好きで大切にしたいことを参加者の皆さんとシェアする時間です。

来月は7月!と思ったのですがどうも6月に場所取りできなそうなので、8月末かな〜〜。テーマは未定ですがまたお知らせします。

からだの時間を楽しみましょう!

 

 

喪が明ける

喪が明ける

父が他界した4月。

今月の実家滞在時に一周忌の法要を無事に終えました。

なんだかすごくバタバタしてて忙しかったー。

一年はあっという間だったような、長かったような。

都合により一周忌は命日よりも1週間前倒しで行いました。

殊勝なことに、息子が「じいちゃんの一周忌、参列は仕事でできないけど、お墓参りはしたい」と言って、一泊二日の弾丸ツアーで、福岡の実家にやってきました。なんせ空港からバス→電車→バスと3回も乗り換えがあるので、「こんなとこ絶対住めない!」と言ってましたが。。

来るとは思ってなかったので、その気持ちが嬉しくって思わず私のマイレージで航空券買ってしまいました。親バカやなー。

お姉さんを亡くした友人が「命日の月になると毎年具合が悪くなる」と言っていましたが、今回何となくその気持ちがわかりました。

命日の前後でいろんなことを思い出したり、こうも出来たかもしれないという後悔なんかが押し寄せてきて、どことなく重苦しく鬱々として、でも何となく感情を鈍くさせているようなそんな感じの日々でした。

姉や、従姉妹や、息子や、セッションのお客さんや、その他諸々業者の人や、いろんな人が入れ替わり立ち替わり、イノシシが出たり、筍を掘ったり、草取りしたり、掃除したりやることは山積みで今回の実家ではバタバタずっと落ち着かない日々。

今年は去年よりも春が遅かったせいで、去年父がなくなった時に満開だった白い花が私が帰る時には蕾のままでした。

咲くのを見れたらそれが供養になる気がしていたのに、なんだか父を残していくようで後ろ髪をひかれながら東京に戻って、父のことをまるで誰かに手紙を出すように書いていたら、不意に涙がドバドバ溢れてきました。

そうだ、泣けてなかったんだ。私は。

こんなに時間が経っても親のことを想っているなんて何だかジメジメしすぎだなと、自分の心に蓋をしていて。

本当は、一年たっても変わらず愛していることを、父と子供時代に一緒に畑をやったり、焚き火をしたり、散歩をしたりしたことがとてもとても楽しく懐かしく思っていることをちゃんと味わって、喪失感を改めて感じて、わんわん泣いたらやっと落ち着いた。

折しも、ちょうど同じ時期に、くにたちの街に住む友人が自宅で倒れて急逝してしまった。

最近もみんなでご飯を食べて笑ったのに。引っ越す友人の住む街に一緒に行こうと言ったのに。

一期一会。

日々を大切に生きていこうと改めて思う。明日死んでも悔いのない生き方を。とまでは言えないくらいの年齢になってしまって、全力疾走はできないけれど。

大地と繋がって、天とも繋がって、日々の営みを味わいながら生きていこう。そう思えるようになったら何だか新しい風が急に吹いてきた。

ああ、喪が明けたんだな。。。

春なのに。。。。

春なのに。。。。

去年の今頃は桜がもう満開だったというのに、今年はまだその気配もない。。

毎日寒いし、天気も悪いですねえ。。。

「この時期はこういう感じだなあ。」というのがここ数年は想像できづらくなっていますね、、特気候変動加速しています。

自分が生きている間に地球のステージが変わってしまうなんて思っても見なかったけど、人類が順応できる以上のことがこの地球上に起こっているんだなという気配は感じています。

先月今月と福岡の実家に猪が出ました。

数年前、両親がまだ生きている時も畑を荒らされてしまうということはありましたが、真昼間に堂々と野生のしかも大きな生き物が出てくるなんてことはなかった。田舎ですが、特に山奥でもないのに。。。

実家の裏は、猪に穴を掘られてぐちゃぐちゃになっていました。やれやれ。イノシシくんも山に食べ物がなくて大変だろうと思うけどね。近所でイノシシ問題話題になっているみたいです。

ところで、先週ついに運転免許試験に合格しましたー!パチパチ。

亡き母も40代、私が中学生のときに運転免許をとりに行って、仮免何度も落ちて泣いていたのを覚えていますが、それより更に超おばさんになって免許をとってしまいましたー。

馴染みのおじさん先生たちが色々気にかけてくれて、路上試験を終えて発着点で待っていると、自分たちが教習中の車を止めて、窓を開けて「どうやった???」って聞いてくれたのが、すごく温かい気持ちになりました。

免許取得への道のりあれこれはインスタにUPしてます。

丁度高校生たちが免許をとりにいく時期に当たってしまったので、若者盛りだくさんでした。若者、運転上手い!勘が良い!

でも、そんな風に反射神経も良く、キビキビしている時には、車の免許なんて全然興味なかったし、どちらかというとみんながすることをしたくなかったのですねー。若かりし日は。

もう浪人決まってたし、美術の予備校に通う予定で博多に引っ越しもあったし全くそんな気になれなかった。

回り回ってその3倍近く年を取ってから、教習所に通うことになるとは!

でも新しいことにチャレンジするの楽しかったな。

人生のステージを表すヒンドゥー教の四住期でいうと、私は家住期を終えて、林住期へと差し掛かっているのかもしれない。

家庭や社会的な役割を務めるのが家住期と言われているのだけど、子育てや、親の介護を終え、役割から少しづつ自由になってくる第三期の家住期。

昔のヒンドゥーの人たちだと、家族から離れ、森に入って瞑想したり修行したりしたんだろうけど、、。

何にせよ、家族の中でやるべきことや、学ぶことはほぼ終わったかなあという事は感じているので。まあ息子はまだ悩み大き年頃で、陰ながらサポートが必要な時もあるけれど、それでもまあ電気を止められたりしながらも何とか一人暮らしもしているので、ほぼ独り立ちと言っても良いと思うし。

私も彼の年頃は全くお金なかったけど、全然苦じゃなかった。20代は悩み大きい時代で、インドと日本を行ったり来たりして、バイト生活で、しがらみは全くなかったけど、精神的には辛かったことも多かった。

お金が欲しければ働けば良いし、それよりも自分が欲しかったのは、人生を何に費やしたいかという問いだった。

なので若い人たちは大変だと思う。自分を参照するしかないけれど、彼のような自分の能力で生きていくことを選択する人生だと特にそうだと思う。陰ながら応援して愛するしかないけどね。

はー、生きるって大変だ。。。

4月から新しい環境に入る人も多いと思います。

環境への順応も本当に体力気力を使うと思います。小さいことでも、少しでも自分に栄養を与えるものを思い出して、自分に滋養を与えつつ、頑張ってね。

 

予約フォームが変更になりました

予約フォームが変更になりました

予約フォームの送信不具合があり、しばらく私のところに予約が届いていませんでした。

気づくのが遅れてしまい、返信できてなかった方申し訳ありませんでした。

この3日くらいをかけて、メンテナンスをしてくれているWちんとコツコツ作業をして、予約フォームが新しくなっています。

アップデート作業中に、一旦全てが消えてしまうという事件が起きて(私は全然知らずにぐーぐー寝ていた)Wちんが超頑張って復旧してくれたおかげで、あっという間にHPが復活していますが、微妙に変化しています。

新しい予約フォームからは問題なく送信できると思いますが、まだ未知の部分もあり、もし送信出来ない事や、こちらからの返信がない場合は、nandihiromi421★gmail.com(★を@に変えてください)に直接ご連絡を頂ければと思います。

よろしくお願いします。

 

 

2024年も始まりました

2024年も始まりました

あっという間に年が明けましたね。

2024年のセッションも今日からゆるゆると始めています。

今年もどうぞよろしくお願いします。

年末は30日の夜に最後のお客さんを見送り、寝た後の夜中に息子が帰ってきたので、大晦日の日中は簡単おせちを作りながら息子と久しぶりに色々話しました。

夏に新しい職場に移った息子はなかなかしんどい日々を過ごしているようで、「年明けに仕事に行きたくなさすぎてどうしよう。。。」とか言っていましたが、それでもなんとか世の中を渡っていっているようで、まあ心配ですが生命力を信じるしかないですね。

大変そうだけど、今時の若者の日々の暮らしには色々笑えてしまった。

夜には遊びに出かけたのでまあ元気だなあと。

私の三が日は、ここ数年の恒例の確定申告に向けての帳簿付け。

どうしても分からないところを調べるのに、めちゃくちゃ時間を使って疲れてしまった。

最近つくづく思うのだけど、好きなことの中にはもちろん苦手なことやできればやりたくないこともあるわけだけど、まあそれは避けては通れないからと腹を括ってやっていると、少しずつ光が見えてくるというか、ごちゃごちゃして全く見通しが立たなかったところが少しずつ耕されて整然としてくるので、そこに至るまでがストレスなんだけど、諦めずにコツコツやるしかないなと。

きっと頭の整理整頓が苦手なんだなー。そんな私でもちょっとずつね。

と言うことで、今年もコツコツやっていきます。なんだか毎年同じことをいっている様だけど。

一月は、来週からトムの来日セミナーを頑張って2つ受けることにしたので、お休みが多くなります。

苦手だけど効果的なテクニックを少しでも克服できますように。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

今年の振り返り

今年の振り返り

昨日は冬至でしたね。今日から新しいサイクルが始まります。今年もあと10日を切りました。

2023年は本当に本当にあっという間の一年、かつ激動の年でした。

一番大きかったのは、父がこの世から去って行った事です。

去年の暮れは、一人暮らしギリギリの父の事を考えると胸が締め付けられる日々でした。

そして年が明け、暮れに家に帰ってきた息子からまんまと移され、お正月はインフルエンザの洗礼から始まり、回復したと思ったら再び父が救急搬送され、羽田ー北九州間を2往復。

あっという間に寝たきりになり、4月に自宅で看取りをする運びになるまでは、いつも心がざわめいて命の選択の重さに慄いていました。

そんな日々を自分でもよく切り抜けたなあと思います。

こうやって、日々セッションをやらせてもらうことが何よりも自分の中心軸を取り戻す助けになりました。

遠隔地にいて、決断が自分一人にかかり、決心しても遅々として進まず、胸が潰れそうになりながらも過ごした日々でした。

逆に最後に福岡の長年住み慣れた家に父を引き取ってから、頸管栄養の管を抜き、最後の呼吸の瞬間までの凝縮した6日間は、死にゆく人に対して不思議だけど、どうしてだか最もキラキラして美しい日々でした。

死にゆく人を前にしながら、全てに感謝の気持ちでいっぱいでした。

友人もたくさん顔を出してくれ、ケアマネさんや看護師さん、たくさんのサポートを感じ続けることが出来た日々。

たくさんお休みをいただいて、クライアントさん達にも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、スケジュール調整も皆さんに受け止めてもらって有り難かったです。

毎日本当に天気が良くて、最後の1日は白い花が一斉に咲いて、とてもとても綺麗だった。

枯れて消えゆく命と、咲き誇る命。そしていつかは私も彼方へと行く。

最も美しく、そして最も大変だった今年前半が過ぎると、父の事を気にしない日々に慣れるまで時間がかかりました。

毎日必ず電話をしていた。ケータイ電話の操作が分からなくなり電話が取れなくなると、家の電話に電話して(足腰が衰えて、家の電話をとるのに時間が掛かっていた)、喋ると少し安心したけれど、電話の受け答えも、しっかりできなくなっていた父。

夕方になると電話する毎日四年間の習慣がなくなってその時間を作る努力もしなくて良くなって、なんだかそのスペースが埋まらず変な気持ちでした。

「抜け殻になるから」という友人の言葉とは違い、抜け殻にはなりませんでした。ただ、大きく人生の季節が変わったのは感じます。

でも時は止まってくれず季節が巡り、また12月、寒い冬がやってきました。

今月のの滞在の福岡は最初はポカポカ陽気でしたが、後半は本当に寒かった!

その事は、季節が一巡したことを思い出させてくれました。

九州って暖かいと大抵の人が思っていますが、うちの実家の方、大分寄りの地域はかなり寒いんです。東京より寒いかも。

雪もバンバン降るし。今回帰った時も雪が降りました。積もらなかったけど。

そして一軒家ってさらに寒い。

丁度一年前の12月にも救急車で運ばれたんだった。連絡があったのが、4年前母が救急搬送された時と同じ障害者施設でのボディワークの時だったから、めちゃくちゃにドキドキした。母が運ばれた時は、心肺停止が長くてもう脳死に近い状態だったので、飛行機の中でずっと泣いていた。

同じように夜の飛行機に乗りながら、「私泣いてないから大丈夫だ。。」と言い聞かせていた。

病院に入院グッズを持っていた時に、私を見つけてしまって「ひろみ、ひろみ」と大きく手を振った父。

娘が迎えにきてくれたから「帰る帰る」と言う事を聞かずに結局連れて帰ったんだった。

あの頃の父はなんとか歩いていたんだな。

まだ一年前なんて信じられない。実家にいる時、いつか父がいなくなると思うと私はそれに耐えられるかなと思っていたけれど、1年経った今、一人であの家で過ごし、しかも運転免許まで取ろうとしているなんて(無事に仮免まで進みました!)

人生って全くもう。

私の人生で、死についての実地訓練アドバンス編だった今年も終わろうとしています。

ナンディルームもあと1週間!

皆さんはどんな一年でしたか?

今年の疲れを癒しにきてくださいね。30(土)までオープンしています。

新年は4(木)よりオープンしています。

良い年の瀬をお過ごしください。