コース8のことなど

コース8のことなど

気づけば6月もあと少し。

実家「ナンディみやこルーム」でのセッションを終え、昨日東京に戻りましたが、東京は夏のように暑いですね。しかも蒸し暑い!

福岡滞在中はずっと雨の予報で、時々雨は止むものの、1ヶ月で草ボーボー、緑モジャモジャの我が家の手入れはなかなかできず、帰って来てしまいました。

来月が怖い〜〜。

6月は前回書いたようにセミナーの月。

コース6に続いて、あっというまにコース8が終わり、その後数日東京でセッションしてすぐに福岡に行ったので、なんだかヒュッと時が過ぎて、コース8の日々も遠い昔のようですが、からだにはその場で体験した感覚が染み付いています。

トムもよく、「感覚を体験として覚えておく」と言いますが、その感覚を元に今年一年間臨床で学ぶべきこと、実践していくべきこと、いわゆる「私の中の今年のテーマ」が設定されます。

コース8から帰って来て、その自分の中で深めていきたいテーマをすでに実践していますが、なかなかいい感じです。

それについてもっと勉強もしなきゃなーという必要性も感じてその昔のテキストを開いてみたりしています。

今回のヤン先生のコース8は、コース6よりさらに深い場でした。

コース8のテーマはWholeness(全体性)ですが、コース6の時も「深いいい場づくりだなあ」と思ったのですが、8はさらに深く、しっかりと場ができているので、こちらも自然にそれに浸っていられて、安心してワークが出来ました。

初日はオンラインでトムと繋がっての質問タイム。

前回6の時も質問をしてそれがクラス中に解消されたので、次なる質問を出してみました。

トムも覚えてくれていて、「あの問題は解消された?」と聞いてくれました。

だいたいコースに来ると、クラスの中で湧いて来た問いが渦巻いて夜も悶々として眠れず。。。っていうのが長年のパターンだったのですが、今回は2日目くらいから問いが消えて、安心の中で実習に取り組むことが出来ました。

これは長年バイオを続けて来てやっと少しだけ追いついて来たのか、それとも図々しくなって来たのか???わからないけどセミナー中眠れないと後でぐたっとくるのでそれはよかったです。

トムから長年習ってきて、「トムじゃないとイヤ」って思っていたけれど、トムが来れなかったことで、多面的にそして細やかな理解をできたことがすごく助けになりました。

また来年まで実践するべきこと、課題がたくさん。。。。がんばろう。

 

コース6を終えて

コース6を終えて

先週4(火)〜7(金)まで、BEO(バイオエナジェティックオステオパシー)のコース6に参加していました。

長年学んできた講師のトムが今回体調不良で来れなかったため、トムの教え子でドイツでクラスを教えているヤン先生が初来日してコースを教えてくれました。

トムが来れないと分かった時は、かなりのショックでトム以外は嫌だな。。。。と実は思っていたのですが、ヤンのクラスもすごく良かったです。

バイオダイナミクスの創始者、故ジムジェラスとトムのBEOの間にあるようなクラスの構成で、私の理解が足りなかった部分を補足してくれるような内容でした。

その理解も、メンタルレベルの理解だけでなく、感覚を伴うものだったので、自分のセッションの中で欠けていたパーツやジレンマが、ああ、そうか〜〜〜と理解によって溶けていくような感覚もあり、セッションの質が変わった気がしています。

今回のクラス初日は、トムがオンラインで質問に答えてくれる時間があり、このチャンスを逃してはならないと思い、初心者のようで恥ずかしかったのですが勇気を出して質問しました。

そのトムの答えは、そう言われるだろうな〜〜というような想定内の答えを結構時間をかけて答えてくれたのですが、その日は質問が相次いだので実技はなしで終わったのでまだモヤモヤが残ったままでした。

次の日の午前中が、その質問に関連する実技をヤンがやってくれて、これがすごく目から鱗でした。

やっぱり実践を伴うのってすごく学びになる!

しかも同じ意味のことではあるけれど、トムの切り口とはまた別のやり方で説明&実践してくれたのでめちゃくちゃ腑に落ちました。

トムが言っていたように、私は「やろうとしていた」のだなあ〜〜。と改めて気づいて、気づいたことでまた理解が増して。

いやはやいつも思うのだけど、自分はものすごく学びの遅い生徒だなあと。

失敗もするし、理解できないこともたくさんあるし、いつも悩んでいるし。とほほ。。

でも、そんな自分をあんまり悪いとは思っていない。

回り道をして、飲み込みが悪い分しつこくそれについて考察するし、なのでトンネルを一つ抜けて光が漏れ出した時はすごく嬉しい。

大っぴらには言わなかったけど、クラスの間にやっと掴むことのできた感覚が嬉しくて、ムフフ。。。だったのです。

そして今回のクラスは超ベテラン軍団の方々がいたので、その方々と話したりアドバイスをもらったことも助けになりました。

自分がセッションを小さくまとめすぎていたなあという反省もして、より軽くなり、魂が本当に望んでいる方向に進むための手助けを、少しでもできたら嬉しいなと思う。

今度は木曜からコース8に行きます。

先生は同じヤン先生。

ヤン先生も、ハートが大きな人だったなあ。

こんな風に尊敬できる先生に出会えるのってすごくありがたいことだと思うので、それを患者さんに還元出来るように、また新たな気持ちでトンネルを進んで行きます。

 

初夏から夏へ

初夏から夏へ

6月になりました。

不安定な天気で暑かったり雨が降ったり、すごい風が吹いたり。

先日の強風では、息子のアパートの窓が倒れて、ガラスが粉々に部屋中に散乱していたそう。帰って来てドアを開けたら風がビュービュー吹いていて、足元にジャリって触感が。。。怪我しなくて良かったなと。

思わず私に電話して来ましたが、めちゃくちゃ眠かったので出ないで寝てしまった私。朝起きたら、無惨な部屋の写メが。。。ごめん。。。

初夏の気持ちの良い5月が、もう終わってしまいました。

あー、あっという間でした。GWは比較的のんびりでスタートしたのですが、星も双子座に変わったからか、半ばを過ぎた頃から周りが賑やかになって来ました。

今月の福岡では、遂に中古車をゲットして一人でドライブデビューしました。

免許をとってから2ヶ月運転していなかったので、うちの敷地から外の道路に出るときは、近年ないくらいに緊張したけれども、ドキドキしながら外の世界に出てみれば、あー私運転をしている!

やれば上手になっていく世界って心地よいものですね。車屋さんも、「最初は誰かに隣に乗ってもらったほうが良いですよ」って言っていましたが、そんな乗ってくれる人もいないので一人で頑張って運転しています。

今回の滞在時にある程度慣れておきたかったので、ロングドライブで八幡様の総本山「宇佐神宮」まで往復100キロにも行きましたー。

それにしてもナビってすごく便利!右折レーンがあるとかも教えてくれるし!(運転する人にとっては当たり前か。。。)

私が普段やっているからだのセッションは、感覚を使うので正解があるわけではなく、深く行こうと思えばどこまでも行ける底なし沼。だから面白いとも言えるのだけど、学びに終わりはなく、これで満足!ってことも無い世界。

だからこそ、運転のように出来なかったことが一つづつ出来るようになっていく、それが嬉しい。

バックとか車庫入れとかも今は下手くそで、敷地内でもう2度もぶつけてしまったけれど、なので駐車場は出来るだけ他の車が停めてない遠くに停めています。

でもでも、東京に帰ってくると運転する機会がないので、また下手になっちゃうかもねー。

そしていよいよ6月は恒例のバイオ月間です。

年に一度の学びの時間。今年は長年学んできたトムが体調不良で来れないことになり、ええ〜〜!ってなりましたがトムの教え子のドイツの先生が来てくれることに。

すでにコース2、3は終わり今は4の最中ですが、かなり良いらしいので楽しみです。

2つのコースを受けるので今月はおやすみが多くて申し訳ないですが、学びをセッションに活かしていけるように毎年結構な金額を注ぎ込んでいるので(笑)よろしくお願いします。

自分にとっても年に一度のこの時間は癒しの時間にもなっていて、お互いに治療し合うので、健康を取り戻しています。

去年はトムに治療してもらって、終わった時に悲しいとかじゃないんだけど目に涙がたくさん溜まっていてそれがポロリと頬に落ちてきて、トムがティッシュを胸に置いてくれたんだった。。。

長い間トムからバイオを学んできたけれど、あんなにちゃんとトムからセッションを受けたのは初めてかもしれない。

とても繊細で、微細な領域での治療が起きているのが感じられたけれども、繭に包まれた中で半分寝ているような透明でキラキラした時間だった。

明後日からまずはコース6です。またシェアしますねー。

そして5月の最後は、長年同じタイトルで続けている「からだの声を聞く」ワークショップでした。

今回は肩関節〜腕へのつながりをテーマにしました。

今使っている会場が静かで居心地の良い場所なので、からだの向かっていくにはぴったりで、良い時間でした。

頭時間からからだ時間へ。

からだのリズムに合わせていると自然にスローダウンして、空間に溶けていくような、時間がなくなっていくような不思議な感覚。

私のゲシュタルトの先生のクリスが「自分が良いと思って続けていけるものをやりなさい」と言ってくれたように、私が好きで大切にしたいことを参加者の皆さんとシェアする時間です。

来月は7月!と思ったのですがどうも6月に場所取りできなそうなので、8月末かな〜〜。テーマは未定ですがまたお知らせします。

からだの時間を楽しみましょう!

 

 

5月になりましたね

5月になりましたね

GWも今日で終わり。

GWって毎年何だか手持ち無沙汰になってしまいがち。

世の中はお休みだー!ってなっているけれど、ナンディルームはずっと普通にオープンしているし、ゴールデンウィークだから!って割と待ち構え体制なんだけど、実際毎年お客さん、そんなに来ないんですよね〜〜。

ゴールデンウィークになって、そうだった。。。例年あんまりなんだった。。。ってなってしまいがち。

なので、のんびりモードでセッションしてました。お天気も良くて気持ちよかったですね。

空いた時間に、とあるテクニックをブラッシュアップしようと少しづつ取り組んでいます。そう、私の苦手なアレです。

これ苦手だから使えなくてもいいだろう。。。って思っては、放置して、しばらく経つと、そして勉強会に行ったりするとまた刺激されて、いややっぱり使えるようになりたい。。の繰り返しなのですが。そうやってジグザグの階段を登るようにいつかはスッと必要な時にできるようになりたいなあ。。

と言うことで、また薄ーくメラってます。

フィジカル寄りなものに興味を持つと同時に、もろエネルギーのエソ(テリックヒーリング)もブラッシュアップしたいなと久々にアドバンスのクラスに申し込んでみました。

が、どうも人数集まらなそう。。。まだ先の開催だけど、「4月中に集まらなければ開催見送る」とのこと。どうなったかまだ聞いてないけれど、開催してくれ〜〜〜。

とにかく大事なのは、バイタリティだー。しっかり人生をドライブしていくだけの活力があってこそ、自然治癒力が発動すると思うので枯渇しているなと思ったらセッション受けにきて下さい。

癒しと情熱、どちらも大事だと思います。昔はギラギラしているのよりのんびりまったりの方に惹かれていたけど、自分が年をとって活力が衰えてくるにつれ、ぶるるエンジンを燃やすものが命の輝きには必要だなと思うようになってます。

特に都会にいると自然から受け取れるリソースが少ないものね、、、。

なので、せっせと私は山に行くのです。

山が遠ければ、公園で大きな木を抱っこしてみて下さいね。

ところで、ナンディルームのお申込みフォームに不具合が出ています。まだ原因がわからないのですが、フォームから入れない人も出ている模様。

フォームの上にメールアドレスを書いておいたので、フォームが反応しない場合、カレンダーを参照の上、お手数ですがメールでお申し込みください。

お名前、メールアドレス、電話番号、希望の日付と時間、コースメニューをお書き添え下さいませ。

よろしくお願いします。

 

 

喪が明ける

喪が明ける

父が他界した4月。

今月の実家滞在時に一周忌の法要を無事に終えました。

なんだかすごくバタバタしてて忙しかったー。

一年はあっという間だったような、長かったような。

都合により一周忌は命日よりも1週間前倒しで行いました。

殊勝なことに、息子が「じいちゃんの一周忌、参列は仕事でできないけど、お墓参りはしたい」と言って、一泊二日の弾丸ツアーで、福岡の実家にやってきました。なんせ空港からバス→電車→バスと3回も乗り換えがあるので、「こんなとこ絶対住めない!」と言ってましたが。。

来るとは思ってなかったので、その気持ちが嬉しくって思わず私のマイレージで航空券買ってしまいました。親バカやなー。

お姉さんを亡くした友人が「命日の月になると毎年具合が悪くなる」と言っていましたが、今回何となくその気持ちがわかりました。

命日の前後でいろんなことを思い出したり、こうも出来たかもしれないという後悔なんかが押し寄せてきて、どことなく重苦しく鬱々として、でも何となく感情を鈍くさせているようなそんな感じの日々でした。

姉や、従姉妹や、息子や、セッションのお客さんや、その他諸々業者の人や、いろんな人が入れ替わり立ち替わり、イノシシが出たり、筍を掘ったり、草取りしたり、掃除したりやることは山積みで今回の実家ではバタバタずっと落ち着かない日々。

今年は去年よりも春が遅かったせいで、去年父がなくなった時に満開だった白い花が私が帰る時には蕾のままでした。

咲くのを見れたらそれが供養になる気がしていたのに、なんだか父を残していくようで後ろ髪をひかれながら東京に戻って、父のことをまるで誰かに手紙を出すように書いていたら、不意に涙がドバドバ溢れてきました。

そうだ、泣けてなかったんだ。私は。

こんなに時間が経っても親のことを想っているなんて何だかジメジメしすぎだなと、自分の心に蓋をしていて。

本当は、一年たっても変わらず愛していることを、父と子供時代に一緒に畑をやったり、焚き火をしたり、散歩をしたりしたことがとてもとても楽しく懐かしく思っていることをちゃんと味わって、喪失感を改めて感じて、わんわん泣いたらやっと落ち着いた。

折しも、ちょうど同じ時期に、くにたちの街に住む友人が自宅で倒れて急逝してしまった。

最近もみんなでご飯を食べて笑ったのに。引っ越す友人の住む街に一緒に行こうと言ったのに。

一期一会。

日々を大切に生きていこうと改めて思う。明日死んでも悔いのない生き方を。とまでは言えないくらいの年齢になってしまって、全力疾走はできないけれど。

大地と繋がって、天とも繋がって、日々の営みを味わいながら生きていこう。そう思えるようになったら何だか新しい風が急に吹いてきた。

ああ、喪が明けたんだな。。。