変化

変化

3月というのは一年の中で一番ハードな月だと個人的には思っています。

冬から春への季節の変わり目で気圧の変動も大きいのでその影響も受けるし、確定申告もあるし、スギ花粉も飛ぶし、身体も心も影響を受けますね。

私が長年学んでいて、そして教えてもいるGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)の敬愛する先生のクリスがやってきました。

コロナ禍でずっとオンラインだったので今回の来日は三年ぶり、そして今回が最後の来日と本人が明言しているので、リアルで会う最後の機会でした。

もちろんリトリートも参加するように調整していたのですが、ワークショップの感染対策及び参加に当たっての検査等に対する理念が自分には相容れず直前でリトリートはキャンセルしました。

なので、昨日から始まる予定だったこのリトリート期間を今普通に家にいて過ごしています。

セッションスケジュールもお休みから予約可能にしています。

ただ、クリスとみんなに会う貴重な機会なので、日曜のイブニングとオールドタイマーの同窓会には参加してきました。

短い時間でしたが、古いメンバーと久しぶりに輪を囲んで昔のスライドなんかをみているとその時の自分にタイムスリップしたようでした。

若かりし自分がタンクトップで長い髪を垂らしてたりして、赤面したりしつつも。。。

私が初めてGAPのワークに参加したのはエサレンマッサージの資格を取った年だったので、ボディワークの私の歴史=GAPの歴史になります。

クリスとの出会いが私の人生を変えました。毎年リトリートに参加して、私は実感として自分の中の成長から取り残された部分が改めて育ち始めるの取り戻していくのを感じていました。

そのメンバーとの関係は本当に家族のようで、それぞれの育ってきた環境や歴史を知る毎に深まる絆が深まっていきました。

どっぷりとワークに浸って深く楽しい時間だった為、下界に降りて電車に乗ると余りの違いにしばらく順応出来なかったこと。

クラスでみんなで輪を囲むと最後にいつもわんわん泣いてしまうのだけど、今回もガッツリ号泣してしまった。

クリスに感謝の言葉を伝えたときにクリスが「このワークを愛して、実践して、そしてさらにそれを人に伝えると言うこともしてくれて、私も感謝している」と言ってくれて、それもまた感謝に堪えませんでした。

私が長年愛したGAPとの関係は変わっていきます。

でも、このワークを愛して必死に自分のものにしようとしたことや、クリスが体現してくれていたたくさんの優しさの質は自分の中から永遠に消えないでしょう。

変化の春です。

 

2/28 エッセンシャル・プラクティス クラス 「リソースを思い出す」(TS)

2/28 エッセンシャル・プラクティス クラス 「リソースを思い出す」(TS)

毎日バタバタと過ごしている間に、お知らせが遅くなってしまいました。

早割期限が過ぎてしまって申し訳ありません。

あと1週間になりましたが、イブニングのオンラインプログラムを開催します。

オンラインでGAPを教えるのは久しぶりなので、沢山呼吸をすることが必要そうです。

今この瞬間に起きていることに、いつもよりもゆっくりと時間を取ります。

体の感覚や呼吸や外側で起きていること、そして外側で起きていることや、自分の思考にもたっぷりと時間をとります。

ご一緒にプラクティスしましょう!(以下詳細)↓お申し込みはGAPのHPからになります。下の方にあります。

 

このクラスは、クリスティン・プライスから10-15年程GAPを学んできたティーチング・スタッフ(TS)と、GAPの基本となるエッセンシャル・プラクティスを実践し、より日常で活用できるようにしていくクラスです。

今回は「リソース(資源)」に焦点を当てていきます。
大変な時には特に、自分の周りにリソース(資源)があることを忘れがちです。今回は自分や他者、体や自然など、日々私達を支えてくれている身近なリソース(資源)を思い出し、繋がる時間をとっていきます。
ゆっくりと自分自身を感じ、「気づき、選択、信頼」を思い出す時間にもなるでしょう。

2時間のワークの中で、GAPの基礎的なエッセンシャル・プラクティス、ペアワーク、リピーティング・クエスチョン、グループでの気づきなども含めて進めていきます。 忙しい毎日を送っている方、 少し立ち止まって今、ここの自分に寄り添いたい方、 ぜひご一緒しましょう。

※こちらのプログラムにご参加頂くと、3/12(日)GAPイブニング・プログラム にご参加できます
(クリスティン・プライス&シャロン・テリーによる来日プログラム)


日時:2023年 2月28日(火) 18:45-21:00
講師:日本ティーチング・スタッフ(中川洋美、丸山智恵子)
対象:初めての方もどなたでもご参加できます
最小開催人数:5名
方法:Zoom(オンライン)

参加費
2/19(日)まで早割:2,500円(税込)
通常:3,000円(税込)

内容:※流れによって変更する可能性があります
・エッセンシャル・プラクティス
・気づきの3つの領域
・入る、なる
・リピーティング・インクワイアリー など

こんな方へ:
・カウンセラーやセラピスト、医療関係従事者、介護者、教員、ボディワーカーなど、相手とより深く寄り添いたいと思う対人支援職やケアギバーの方
・自分をより深く知り、どんな時も自分と共にいるあり方を学びたい方
・より良い友情、家庭生活、仕事上のパートナーシップや関係性を築きたい方
・自分自身の存在や人生を、より明確にしたい方
・古い習慣やパターン、癖を変えたい方

>>>お申し込みはこちら

2月3月の予定など

2月3月の予定など

早いもので1月もの頃少なくなって来ましたね。

今年は寒いので春が恋しい。。

もうすぐ私がずっと師事しているバイオダイナミクスオステオパシーの先生のトムが3年ぶりに来日します。

コロナになってからずっとオンラインでのクラスだったので、2月2日からのクラスでリアルで会えるのがすごく待ち遠しいです!

バージョンアップして、より良いセッションができるように頑張りますね。

そして3月にはGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のティーチャーのクリスティン・プライスがやはりコロナになって以来初の来日をします。クリスは日本に来始めてから20年近くになりますが、これが最後の来日になるだろうと言っています。とてもとても寂しいですが、3月には長い合宿があるので味わってきます。

なので、三月はお休みが多めになります。申し訳ないです。。。。

予約に関してですが、予約カレンダー見れないとか、見づらいとの声も頂いています。申し訳ないです。

カレンダー見れない場合は、予約フォームのコメントに希望の時間や曜日、日程などをいくつか書いていただければ、こちらから空いている時間などをお知らせします。

また「ナンディみやこルーム」は私の福岡の実家にてのセッションです。

昼間のみで午前10時〜と、午後13時〜の2セッション(時間は調整可能)になります。

予約時に「ナンディみやこルーム」でのセッション希望とお書き添えください。

こちらでは、バイオダイナミクス・オステオパシーとエソテリック・ヒーリングのセッションのみを行っています。

では2月3月の予定一覧です↓

2/6(月)フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッション@茅ヶ崎

(残席1名12:30〜の枠募集中です)

2/13(月)〜2/17(金)ナンディみやこルーム@福岡

(予約可能枠有り、お問い合わせください)

2/22(水)オンラインによるGAPイブニングクラス18:45~21時(講師丸山智恵子、中川洋美)

(詳細は後日お知らせします!

3/6(月)フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッション@茅ヶ崎

(予約受付中セッション希望の方はお知らせください)

3/21(火)〜3/24(金)ナンディみやこルーム@福岡

(予約可能枠有り、お問い合わせください)

 

 

今年もありがとうございました

今年もありがとうございました

ナンディルームは昨日が今年最後のセッションでした。

帰り道のキリッとした冷たい空気が心地よく、今年も頑張ったなあと星空を見上げました。

皆さんは今年はどんな一年でしたか?

私は人生という道の分岐点を折り返したような一年でした。

息子は古巣を旅立ち、年齢を重ねた父のケアがより必要になった年でした。

新しい事を学ぶよりも、成熟させるためにより時間を費やしました。

今年はおせち料理を作らなくても良いかな?と思いつつやっぱり今年もシンプルおせちを作ってしまった。。。

子供の頃から何となくお節作りに参加していたのがどうも抜けないらしいです。

今晩は毎年恒例、かき揚げ蕎麦を食べます。

今年ご縁のあった全ての方に感謝します。

皆さんが、温かく優しい気持ちで年の瀬を迎えられますように!

ナンディルームは新年は4(水)からになります。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

冬至と炎

冬至と炎

昨日は冬至でしたね。

今日からまた新たなスタートです。

今朝は冬至明けにふさわしく、綺麗な朝焼けでした。

昨日は午後からバイオの勉強会で沢山ワークしてもらったので、腰も頭もスッキリ!かなり脳脊髄液の循環良くなった気がします。

液の循環大事だわー。

今朝も早朝ランしてから、新鮮な気分で1日を始めました。

ご心配をおかけした父の介護も、救急搬送されたのは大変な出来事だったけれども、それをきっかけに介護保険の取り直しもでき、ヘルパーさんや訪問看護や訪問医療など、少しずつ在宅介護の体制が整いつつあります。

完璧な安心安全にはなかなか届かないけれど、父にとってのQOL(クオリティオブライフ)を少しでも高められたら良いなあと思っています。

それは、父の介護という枠を超えて、どう生きるか?という事にも繋がってくるなあと今回改めて思いました。

バイオダイナミクスの施術では、生きるということをサポートします。

そしてただ生きるだけではなく、活き活きというところが大事だなあと思っています。

自分自身に与えられたこの命の輝きを全うするために、どう我々は命を燃焼させていくのか?

その十全に燃やせなくなっているところが何処にせよ何にせよ、詰まっていた煤を払うためにも、熱が、酸素が、光が必要になってくるのです。

炎がしっかり燃えていれば、今世の中で起きている様々な現象にも潰れずに何とか乗り切れるのではないでしょうか?

私も次々にやってくる障害にめげそうになる時は、山に行ったり、大声で歌ったりしてます。

最近はそれを融合して、歌いながら走ってます。

身体が痛くて動けなくなると、これらのことができなくなるので、バイオ大事だー。と昨日もしみじみと思いました。

この前も山に行って大変な思いをしたのですが、それはまた書きますね。

今年もあと10日を切りました。

年内のご予約は30(金)が最後になります。

新年は1月4日(水)よりスタートになります。

来年は2月にバイオの先生のトムが来日し、3月にはGAPのクリスが来日します。

忙しくも充実した日々になりそうです。

 

 

 

 

介護のこと

介護のこと

師走に入って急に冬らしくなって来ましたね。

余りにも暖かい日が続いていたので、つい冬ってこんなもんかなあと思ってました。

一週間前の水曜に父が救急搬送され、急遽福岡の実家に帰ってました。

ちょうど施設でのボディーワークの日だったのですが、母が心肺停止で救急搬送されたのも、この施設でワークの日だったので、心臓が縮み上がるくらいドキドキしました。

誤嚥性肺炎だったのですが、入院はしない、帰る帰るとゴネまくる父。

そして点滴の針を抜きまくる!

結局一泊だけ入院して帰る事に。

免許を返納して近所の病院に変えた頃から病院を嫌がり、遂には行かなくなって一年が過ぎ、血糖値も腎臓も凄く悪くなっていて、投薬も必要だけど、認知症がここ数ヶ月で急激に進んでいて、日常生活もままならなくなってしまった。

先々月認定が出たばかりの要支援1では自宅での介護は出来ないので、認定やり直しの為のリスタートをする事に。

私の滞在中の3日間でどうにかなるように、新旧ケアマネさん達が超特急で動いてくれて、何とか認定調査まで漕ぎ着ける事になりました。

以前から、いつかは訪問診療で自宅で最後まで過ごせれば良いなぁと思っていたので、今後も病院には行かないだろうから、訪問診療で最後まで見てくれる所を紹介してもらう事に。

救急のドクターや、新しく訪問診療をしてくれるドクター、ソーシャルワーカーの人など、目まぐるしく面会をし、今までほとんど人が入る事がなかった実家に、訪問看護婦さん、ヘルパーさん、ケアマネさんなど入れ替わり立ち替わりに入り、たくさんの人に挨拶し、契約書にサインをしまくる。

とにかく施設も医者も嫌な父の願いと安全を確保すべく沢山の人が動いてくれて、本当に感謝感謝。

今まで介護に全く関わって来なかった姉も遂に帰って来てくれたのでバトンタッチして、一旦東京に戻りました。

父は何が何だか分からずだろうけど。

こんなスピードついて行けないよね。

次の日には、入院したことも忘れていたし。

毎日ヘルパーさんと訪問看護婦さんが来てくれると言っても、あとは1人。

心配は尽きないし、家で暮らすという事がどこまで出来るかわからないけれど体制はなんとか整ったかなと思います。

救急搬送された病院のドクターからは入院加療した方が良いと言われたけど、病状受けに行った時、コロナで病棟に入れないのでフロアの談話室でドクターを待っていると、父が病院のレンタルパジャマを来てヨタヨタ歩行で部屋からナースステーションに出て来るのが見えました。

そして遠くにいる私を発見して、こっちにいるよと一生懸命手招きしたのです。

私も遠くから、[これから先生と話があるけ、待っとってね!]と声をかける。

看護婦さんによって部屋に戻され、数分後にまた出てきて、洋美、ひろみと手招きする。

10分間の間に、同じやりとりを三回繰り返して、その姿をみると切なすぎてやっぱり病院も施設も無理だなあと思った。

そんなこんなで、結構大変な状況ですが、それと同時に今まで以上に[支えられている]事への感謝の気持ちをより強く感じています。

ケアマネさんも、私が来るまで父に付き添ってくれたり、お弁当を配達してくれるおばちゃんが心配して電話をくれたり、交流がなかった姉もヘルプに来てくれたり。

そもそも、生協の配達の人が、父が出て来ないのを心配して私にLINEしてくれたのが始まりだったし。

私たちが生きているのは、いろんな人がお互いに手を貸したり借りたりしながらだという事に、子育ての時も実感して来ましたが、今度は父の介護でそれをますます体験させてもらっています。

バイオダイナミクスの施術はまずスティルネス(静寂)から始めるのですが、一周回って、少しだけ自分で頑張る事を手放す事が出来たのかもしれません。大いなる存在にも寄り掛からせて貰いながら、やるべき事を粛々と行う。今はそんな気持ちです。

今回急遽実家に帰ることになり、数名のクライアントさんをお断りさせて頂く事になり、本当に申し訳なかったです。

GAPのクラスもあったのですが、空港からそのまま直接午後のクラスだけ参加すると言う形にさせて頂きました。

今後とも、人の生き死に際してこういう事がないとも限らないので、ご理解頂ければと思います。