パターンに気づく

パターンに気づく

GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の第二期スタディグループが始まりました。

8(水)~13(月)まで、合宿にティーチングスタッフとして参加してきました。

 

5泊6日って長い気がしますが、過ぎてみればあっという間。クリスのワークは夜までがっつりやるのが特徴で、朝は7時半~私たちティーチングスタッフがやるモーニングプラクティスから始まり、毎日終わるのは9時半過ぎ。。。

とにかく濃かったです。。。

スタディグループは、2年半の固定メンバーでやっていくというのが特徴で、半年ごとのワークとワークの間には宿題や毎日のプラクティスがあります。それだけのコミットメントをして、気づきを学んでいきます。

感情やからだの感覚と思考を分けること、そして自分が取り込んだメッセージに気づくこと。それが大きなテーマの一つでした。

私も大きな発見がありました。

自分の中に「お前はダメだ」というメッセージが聞こえてくるとき、それは特定の状況に置かれたときにスタートします。

そして、そのスイッチが作動したとき、自分の中に何が起こるのか?ということが、体験を通してコマ回しのゆっくりした動画のようにありありと分かりました。

その時、私は自分自身を感じれていないのです。感覚を失って、頭の中が超ハイスピードでぐるぐる回って、小さいパニックが起きるのです。

その状況を「私はダメだ・・・能力がない、自信がない」とひとくくりにしていましたが、そのメッセージがどこからきて、「今ここ」に居れなくなるのか、がよくよくわかりました。

「気づき」は役に立ちます。

このワークは、自分の人生をより十全に生きるために「使える」ものだということがよくわかりました。

そして、私はこの貴重な人生を生きる。

パターンや、誰かから名付けられた「私」より私は広く大きいのだ。

箱根に居る間に雪が降り、真っ白な雪が山につもり、そして溶けてまた晴れました。

人生のようだ。。。

GAPスペシャルオープンデー

GAPスペシャルオープンデー

GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の先生のクリスが日本に来始めてから今年で15年。

昨日は、15年間のセレブレーションと、ゲシュタルトの創始者のフリッツパールズや、エサレンを作ったディックプライスの映像などの紹介、そして、GAPのエッセンスを体験してもらう1ディでした。

3時間のワークでしたが、多分6時間の内容。

よくも最後に時間通り終われたな。。。。と思います。

私たちティーチングスタッフも、クリスとワークの一部を教えるという記念すべき日でもありました。

50人の人をリードするというのは、なかなか緊張する時間でしたが。。。まあなんとか終わりました。

クリスの生徒でよかった。この人は本当にすごい!といつも思います。

私たちティーチングスタッフにたいしても、いつも優しく愛ある励ましと、そして人として対等に接してくれる態度にいつも学んでいます。

クリスがワークの中で「自分がやっているのは、励ましとエコー(こだまのように返すこと)よ」というのですが、それが成長の鍵だと思います。

人が一人の大人として扱われ、大切にされること、それを尊厳と呼ぶのだと思います。

最後にスタッフの振り返りで、クリスが私たち一人一人にお土産で、自分が使っていたスカーフを渡してくれました(ちょっと儀式的に)。

その時に私はワーワー泣いてしまったのですが、クリスが「洋美が私を見つけてくれて本当によかったと思うわ」と言っていました。

私も本当にそう思う。

GAPにクリスに出会えたことが、自分の人生を変えた。それは本当にそう思う。

私が自分の人生を生き、信頼とやさしさを学んだのはGAPです。

来週からスタディグループのアシスタントで箱根です。

一週間お休みします!

自分の宝を見つける

自分の宝を見つける

日曜は、GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のクラスをやりました。

なんと今年から、日本でGAPを学びながら教えている私たちスチューデントティーチャー(通称ST)の名前が、ティーチングスタッフに変わりました。

みんなで考えた名前だけど、あとで気づいたらTSでした。。。逆になっただけ???

新年初のクラスのテーマは「自分の宝を見つける」でした。

天気が良くて暖かかったので、真っ青な空の下、隅田川の川べりでセンサリーアウェアネスをやりました。

いつもよりも時間をかけて、ゆっくりと、自然の中の一つ一つに触れ、匂いを嗅ぎ、子供のような目で充分に見て、音を聞きました。

子供の自分に戻ったように元気に駆け回った人も!

午後は「あなたが避けているものは何か?」という繰り返しによる問いかけをしました。

そして、それをやめたら何が起きるかという問いかけも。

私たちは、どれくらい頑固な思い込みと信念をもっているのでしょう。そしてそれに気づかずにいる。

繰り返し問いかけられることで、自分が何を避けていて、それにまつわる神話をどれくらい頑なに信じているか?が少しづつ浮かび上がってきます。

 

最後は、森の中で宝を見つけるというジャーニーをしたりと盛りだくさんすぎた気もしましたが、有意義なワークができました。

私がビジュアリゼーションで森の中を歩いていた時に見つけた箱の中に入っていたのは、表は周りがビーズで縁取られた2面の鏡で、裏は皮の背表紙の本でした。

そして中には言葉が入っている。

それになって感じてみると、中に入っていたのは、言葉ではなく液体(フルイド)でした。

「私の中に入っているのは言葉ではなく液体です」

!!!!!!!

今年2週目で受講するバイオダイナミクスのフェーズ2のテーマはフルイド(液)なのです。ゾーンBと言われる体内の液(フルイド)にフォーカスしてきます。

液はアストラル体とも関連していて、感情や、免疫も司ると言われています。

GAPの探求で、フルイドが出てくるとは!

今年一年をかけて探求していくテーマかもしれない!そんな風に思いました。

バイオを知らない人にとってはなんのこっちゃ?って感じかもしれませんが。。。

今年も、バイオもGAPも熱い一年になりそうです。ゲシュタルトアウェアネスプラクティス

GAPスペシャルオープンデー

GAPスペシャルオープンデー

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新しい年があけて、1週間がすぎました。

暮れは猛スピードで大掃除やおせちづくりなどをし、1日は恒例の我が家新年会でスタートしました。

3日は息子のバスケ部の新年会でカレー作りをし、4日はGAPの打ち合わせで築地でST(スチューデント・ティーチャー)たちが集合しました。

今年も忙しく走り回る年になりそうです!

来月の初めにはクリスがやってきます!エサレンの創始者故ディック・プライスのパートナーであり、ディックと長年ゲシュタルトプラクティスを教え、デイック亡き後は、それをGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)として発展させてきたクリスももう来日15年になります。

15周年の立春の1ディはスペシャルデーとして、どなたでも参加できるプラクティスをやります(たぶん私もちょっと出ます)

値段もスペシャルで、通常のイブニングプログラムは6000円くらいすると思うのですが、今回は2000円。しかも2人以上で参加の場合はペア割りがあって、2人で3000円になります。

GAPに興味があるけれどなかなか参加する機会のない方はどうぞこの機会にぜひ、ご参加ください。

お申し込みはナンディのHPではなく以下のオープンセンスのHPからになります。

 

今回、これまでのGAPの歴史を振り返り、
過去から今ここに繋がる場として映像なども交えながらワークを実践し、
今後のビジョンを皆さんと共有するべく、
「GAPスペシャルオープンデー」を開催することになりました。

GAPの歴史と絡めつつ、みなさん一人ひとりの人生の
過去、現在、未来についてもみていく機会になればと思います。

これまでご参加された方も、GAPにまったく新しく触れる方も、
どなたでもご参加できます。
ぜひご友人などにも声をかけていただき、この機会にお越し頂ければ幸いです。

「それぞれが今に生きて辿りつけたことは、いかに恵まれ幸運であったのか、
またそこまでの”努力”、”信念”、”忍耐強さ”、
”あきらめない精神”などを振り返り、それを認め、ともに祝うという瞬間。
それは、一人一人がたどった道でもあり、また人類がたどった道全体を、
皆で祝うことにもなるのです。

ークリスティン・プライス」

<内容> GAP スペシャルオープンデー
・ゲシュタルトとGAP:系譜と今(写真や映像も交えて)
・GAPのエッセンス
・日本でのGAPについて
・ペアやグループワークの実践、シェア

【日時】2017/2/4(土)13:00~16:00

【講師】クリスティン・プライス & GAPティーチング・スタッフ
コーディネーター・逐次通訳:丸山智恵子

【会場】東京都中央区周辺(お申し込みされた方にお知らせします)

<参加費>
★ご友人とご一緒の参加でペア割引があります!
ペア割: 2人で 3,000円(1人1,500円 / 事前予約お願いします)

早割(1/20まで):1人  2,000円 (税込)
通常:1人 3,000円(税込)

詳細:http://study.opensense.info/shop/gapopen170214/

 【お申込】 ws-reg@opensense.jp
(お名前、電話番号、メールアドレスをご明記下さいませ)
【GAPとは?】
・アウェアネス・プラクティス (GAP)は
「今、何に気づいていますか?」
などの問いかけと共に、
いま「自分自身に起きていること」を感じ、
そこに「時間」と「空間(スペース)」を与え、
十分に感じ、聴き、経験すること。そしてそこから「あるがままの自分」に気づき、
「存在できるようになること」を目的としたワークです。しかし、
このワークは問題解決やセラピーのように、
自分自身のなかで気づいたことを
「あるべき方向に変え」たり、
「治癒する」ことを意図していません。

また、何に対しても分析や判断をはさみません。
ここでは、「こうあるべき」という
「正しい答え」はないからです。

例え何が出てきてもそれをすぐに変えようとせず、
信頼し、スペースを与え、
それと共にいられるよう促す・・。

そうして自分の中で起きていることに、
より深く、繊細に
気づいてゆけるようになること。

そうして、自分の外で何が起きても
それに振り回されず、
自分と共にいられるようになってゆきます。

またそうすることで初めて、
批判やジャッジを挟まずに
誰かの話を深く聴き、共にいられるようになります。

GAPを通して、

自分のなかに内なるスペースを育んでゆきませんか?
【クリスティン・プライス プロフィール】chris -2アメリカ・カリフォルニア在住。
「ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)」講師。
17歳の時にカリフォルニアのエサレン研究所に行き、エサレン共同創立者リチャード(ディック)・プライスが教える2週間のGAPワークショップを受ける。 その後GAPと、ディックに恋をし結婚。ディック亡き後もエサレンでGAPを教え、40年以上にわたり発展させ続ける。2013年にエサレンを離れ自分自身のスクールを立ち上げ、アメリカはじめ、日本、イギリス、ドイツ、ギリシャなどでもワークショップを行っている。「教えていることは、自分自身が一番学ぶべきこと」という、teacher(教える)であると同時に ongoing student(つねに学び続ける)という姿勢を貫き、「共に実践するプラクティスとしてのGAP」を体現している。

その明晰さと優しさ、慈愛に満ちた眼差しは参加者の「いま、ここ」に寄り添い、すべてに「YES」をいうスペースをサポートしてくれる。

また、近年日本ではスチューデント・ティーチャー(ST)の育成に力を入れている。

プロフィール詳細はこちら
http://opensense.info/teachers/chris/

12月GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎のお知らせ

12月GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎のお知らせ
早めにお知らせしようと思いながら、あと1週間を切ってしまいました。
来週末はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のST(スチューデントティーチャー)クラス2ディズです。
基礎2日間は久しぶりです。クラスが一日だとちょっと物足りなかったり、日常の意識から気づきの意識にシフトしつつあるときに終わりの時間になってしまうのですが、2日間のクラスでは、じっくりと自分自身の声に耳を傾けることができます。
基礎をじっくりやるので、GAPが初めてという方も参加できます。
どうぞお越しください。
ご予約お問い合わせはナンディのHPからではなく、オープンセンスのHPになります。
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)では、
何かを変えようとすることよりも「今、ここ、あるがまま」に出会い、深く耳を傾けることを学んでゆきます。
身体がもつ知恵を認識し、身体の衝動に気づき、ときにそれに従うことは、新しい可能性や選択肢を発見することであり、
また閉じ込めているパターンや感情、エネルギーを再調整することを可能にします。
それによって、何かを無理に変えようとしなくとも、自然にゆっくりと変化が起きる場合があるのです。

今回はGAPの基礎を2日間、じっくりと一緒に探求しましょう。

WS詳細  

日時:2016/12/10(土)- 12/11(日)10:00-17:30

会場:東京都台東区もしくは中央区周辺(お申し込みの方にお知らせします)

参加費:

★早割 11/30(水)まで:→終了してます
2日通し参加 19,440円(税込)
1日のみ参加 9,720円(税込)

通常:
2日通し参加  21,600円(税込)
1日のみ参加  10,800円(税込)

*過去6ヶ月以内のSTクラスにご参加の方
2日通し参加  19,440 円(税込)
1日のみ参加  9,720 円(税込)

プレミアムメンバーの方:
2日通し参加 17,280 円(税込)
1日のみ参加 8,640 円(税込)

*対象:
どなたでもご参加できます。とくに、心理カウンセラー、セラピスト、ボディワーカー、対人支援、医療や介護に携わる方にもオススメです。
*単位:
このスチューデント・ティーチャー(ST)クラスは、講師クリスティン・プライスから10年以上にわたり学んできたスチューデントティーチャーが行い、GAPの基礎を学び実践するためのクラスです。毎月クリスによるスーパーバイズを受け続けています。
このクラスの受講は、クリスティン・プライスによってドリームワーク、GAP中級コースや秋以降のプラクティカムへの参加資格を得る単位として認められます(次回は3月)
2016年からは原則として、現在のSTクラスで一定以上の時間GAPの基礎を学び実践された方のみ、クリスティン・プライスによるドリームワーク、中級コースなどオープンシートを含むワークの受講が認められます。

問い合わせ:ws-reg@opensense.jp
(2−3日経っても、折り返しのメールがない場合には、メールの不具合の可能性もありますので,、お手数ですが改めてご連絡下さい)

●内容

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)は「いま・ここにいる」 ことに注意を向けて、自分自身の深い探求や発見、成長を促すものです。
GAPに初めて触れる方にも、また、セルフケアや他者のサポートにGAPを活用していきたい心理、対人援助に関わる方やボディワーカーの方にもとくにおすすめです。

・ベーシックプラクティス
・気づきのコンティニュアム
・気づきの3つの領域
・GAPの4つの表現
・自分の体、感覚に触れる
・リピーティング・クエスチョン
・夢のワーク(なる・入るなどのピローワーク含む)
・聴く・サポートする人ができること
ほか

※内容はクリスティン・プライスのスーパーバイスを受けて構成されます 。
また、講義では、クリスによるワークショップでのレクチャーのビデオも含める場合があります。

※2016年以降にクリスティン・プライスが講師を務めるワークショップの参加条件単位に認定されます。

※このワークはセラピーではありません。GAPを使って、お互いの探求や実践をサポートしあう場です。その結果、何かのシフトを実感される方もいます。スチューデント・ティーチャーは、GAPによる探求の方法を提示し、理論・エクササイズの説明、デモンストレーションなどを行い、その探求の場をサポートします(エサレン研究所も含めて40年以上、このワークを教え実践し続けている講師クリスティン・プライスのスーパーバイズを受けて構成されています)

こんな方へ

・日常にGAPを生かしていきたいけど、なかなか難しい
・一人でなく、誰かと一緒なら続けられそうな気がする
・GAPに興味はあるけれどもまだ体験したことがない
・GAPの基礎を繰り返し実践し自分のものにしたい
・医療、福祉、ボディワークや心理の対人援助職の方で、日常の仕事にも生かしたい


Message

GAP-STゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)のST(スチューデント・ティーチャー)クラスは、興味のある方ならどなたでも参加できる、オープンクラスです。

このクラスは、講師・クリスの監修とアドバイスを毎回受けており、現在のところ日本で唯一、公式にGAPを定期的に伝えること・その実践を許されています。そして、世界的にもおそらく唯一の、正式に認定を受けている場です。

アメリカ・エサレン研究所におけるワークで出会ったクリスティン・プライスを日本に招聘しながら、12年以上のGAPの学びと実践を経たところでクリスが不在のときもプラクティスを提供できる場として2013年から、GAPのSTクラスを正式にスタートすることができました。

現在クリスは、エサレン研究所の共同創立者ディック・プライスが創始したGAPの伝統を正式に受けつぎ、
現在はそれをさらに育む場をカリフォルニアに創り、拠点としています。

日本でもSTクラスでは、初めての方、クリスのGAPにすでに参加したことのある方、ゲシュタルトや他の心やからだの実践をこれまで学んできた方など、毎回、様々な参加者の方たちと輪を囲み、実践し、探求を深めてきました。

ST一同、今回もみなさんとご一緒できることを楽しみにしています。

なにか身体の感覚、気持ちや感情が起きてきたことに気づいたり、
または、自分が今まであまり注意を向けてこなかった、あるいは無視していた自分の中の一部などに気づいたら、
GAPではその気づいたものを変えようとしたり、無くそうとしたりしません。
まず今ここにいて、時間をとり、そのあるがままの自分とただ出会います。
頭も心も開いて、オープンマインドとオープンハートであることを意識的に思い出します。
できる限り、起きてきたことに好奇心をもってすすんで出会う、というあり方に入るのです。
ークリスティン・プライス

GAP スチューデント・ティーチャークラスとは

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)を講師であるクリスとともに12045983964_71a10f7fe3_z約10年またはそれ以上学び実践してきている生徒たちによるクラスです。メンバーは全員日本における第1期GAPスタディグループ修了者です。

GAPについてのレクチャーおよび体験的なエクササイズを通して各回のテーマに沿って、GAPの基礎や実践を探求します。クラス内容はクリスからスーパーバイズを受けています。

こういったワークショップやクラスに参加したことのない、まったく初めての人から参加可能です。

プラクティカムこぼれ話

プラクティカムこぼれ話

GAP(ゲシュタルトアウェアネス・プラクティス)のプラクティカムの今回の会場の伊豆高原は、大学のゼミなどに使うホテルでした。

なのでいくつか規律があって、お風呂は夜10時までで終了。朝は6時半まで入り口が閉まっていて外に出れない、軽い監禁状態。

私は大体5時半には起きていて散歩をしたりするので、2日目の朝起きて入口が閉まっていることに軽いショックを受けて、外からやってきた宿の人に無理やり開けてもらったのですが、おかげで次の日から「6時半までは出れません!」とクラス全体に通達されてしまいました。

クリスのクラスは夜までみっちりやるので、一度はお風呂に入れなかったことも。。。

ホテルの裏は、シャボテン公園だったので、動物園のクジャクが宿の前に飛んできていることがしばしば。

道路には「クジャクに注意」の看板が・・・・。なんかインドの事を思い出して嬉しくなってしまいました。

西インドのプシュカルという街にいたとき、宿の庭にクジャクがゾロゾロいてすごくびっくりしたのだけど、町を歩くと野生のクジャクだらけで驚いた自分になんだか笑えたことを思い出したりしました。

滞在中シェフがいない日が一日あって食事がない・・・・。夜はみんなでイタリアンのディナーを食べに行き、朝は私たちST(スチューデントティーチャー)女子3人で朝食18人分を準備しました。

前の日の昼休みにタクシーでどんどん上がるメーターにドキドキしながら、美味しいパン屋さんとスーパーを掛け持ちで買い物に行って、卵を30個もゆで、サラダを作り、野菜を切って、美味しい朝食の出来上がり~~。

ちょっとペンションの主人気分でしたが、おかげで私たちのチームワークがますます良くなった気がします。

 

クリスも来年は来日15年目になるらしいけど、初期の頃のワークは夏はいつも長野の女神山でした。

自然にあふれ、そしてどんなに大声をだしても大丈夫な環境の中で思いっきりワークをしました。

初期のメンバーはもうあんまりいないけれど、あの頃のことを思い出すと幸せ感にあふれます。

私がオープンシートでベランダの外に出て、周りの山からエコー(こだま)が帰ってくるくらい叫んでいた時、あとでクリスが「この場所を作ったジンとケイコ(女神山ライフセンターを作ったご夫婦)に心から感謝するわ。こんなに存分に探求できる場所があるって・・・」としみじみ言ってた。

このくらい、私の大声すごすぎた。。。。。今の会場の条件では、まずできなかったワークだよなあ・・と思います。今回の私のオープンシートでも、その時の20分の1くらいの声しか出してないのに、2階に振動が伝わっていたらしいから。

 

今回は、「デモストレーション」としてのオープンシートでで短い時間でしたが(22分のタイマー付き!)クリスと一緒に座れました。

クリスはどこまでも「今ここ」なので、一緒に座るだけで。何もストーリーは要らなくて、ただ今自分の中から生まれ落ちようとしている事が立ち現れてきました。私はそのプロセスに従い、邪魔をせずに「今」にいるのみでした。

なんと、その22分で、プロセスに従っていたら、お産しているようなからだの動きが始まり、毛虫ぐらいの大きさのものを産み落としてしまったのですが、それはまるでドリームワークのような時間でした。

その産み落とした「毛虫」とその後もワークしたのですが、自分にとってどんなコミュニケーションが私らしい関わり方なのかをその私の一部の毛虫さんが教えてくれました。

私にとっては、身体感覚を伴った他者との関わりを「コミュニケーション」と呼ぶらしいです。

ボディワークそのものですね。。