解剖学始まりました

解剖学始まりました
バイオダイナミクス
リアル骨~~

10月から8月まで全20回の解剖学のクラスが始まりました。

私が学んでいるバイオダイナミックオステオパシーのカリキュラムの一つです。

この年になっても、ある意味アカデミックな勉強をする羽目になろうとは!

それなら学生時代にもっと勉強しておけばよかった。。。と思わなくもないのですが、中高は暗黒の時代。全く勉強に興味が持てなかったのです。

月に1回2日連続のクラスで、二日目に小テストがあるのですが、テストの朝ちょっとの時間を使って必死の形相で勉強していたら息子に「試験勉強はとにかくノートに書くことだよ。読んでも覚えないから。そして書いたのに赤ペンで印をつけながらとにかく覚える!」とか言われてしまいました。

その小テスト、結局不合格で次回はレポート提出に。。。。

息子に「どうだったテスト?」と聞かれたので正直に話したところ「かーくん(私のこと)俺に勉強しろってもう言えないね!絶対俺よりバカ」とか言われてしまいました。

どっちがどっちかはさておき、理解を深めるためには勉強しないとなあ~~もっと。。。

でもでも解剖学クラス、とても面白いのです。

1日の最後にバイオダイナミクスの実習があるのですが、それが素晴らしいのです。

バイオダイナミクスを長年学んできた古い生徒の方々が講師で実技のレクチャーをします。

最後にチェックもしてもらえて、言ってもらったアドバイスがさすがすぎて唸ってしまった。。

こんな風に見てもらえるなんて相当このクラス素晴らしいです。

うひ~~、あと9か月、宿題もバリバリでるからひーひー言いそうだけど、きっとバイオダイナミクスの理解が深まるに違いないのです。。

 

 

シュタイナーの胎生学

シュタイナーの胎生学

胎生学IMG_1679胎生学先日、シュタイナーの胎生学を粘土で作りながら学ぶ会」というのに行ってきました。

教えてくれたのは志賀くにみつさんというシュタイナーの研究をされている方。

そして参加者はバイオダイナミクスを学んでいる方々。

バイオでは、胎生学(受精してからの成長発達を学ぶ)ことを大切にしています。

そこに健全の青写真があるとも。受精してから、胚子の2か月は、爆発的に成長が起こります。

その成長の段階を理解するのは、治療がどう起こるかを理解することの大いなる助けになります。

といっても、本を読んだり、講義を聞いても、今一つ理解できず。

今回の粘土で作るというのは、相当な理解の助けになりました。

外胚葉と内胚葉がダイナミックにひっくりかえるところも、粘土でやってみれたし。

とにかく胚子キュートでした。

それぞれの人たちがつくる胚子もキュートで個性に溢れてたし。

私たち全員がかつてこの4ミリの胚子だったのですよ。それだけでもすごいです!

 

中華街で思い出したこと

中華街で思い出したこと

昨日は、バイオダイナミクスの勉強会で横浜に行きました。横浜の中華街にほとんど言ったことがないので、勉強会の後、中華街に連れて行ってもらってご飯を食べました。

アジア的匂いや、音や、お店や看板の色を見たり,聴いたり,嗅いだりしていたら、中国の旅を色々思い出してしまいました。

私がアジアへの長い旅に出かけたのは1991年。初めてインドに行ったのが22歳の学生の時で、その時の1か月半の旅でノックアウトされて人生観を覆されてしまいました。

後にも先にも、初めてのインドの旅のような衝撃は今後の人生でないだろうなあと思います。

その時会った長期旅行者たちがもれなく中国大陸を横断していたので、私も!と思って次の年までにお金をこつこつ貯めて、旅に出ました。

そのころの中国にはまだ人民元と兌換元(外国人専用紙幣)があったし、外国人料金で旅社(ホテル)も電車も3倍増しの料金でした。

今みたいに中国はリッチじゃなかったし、人々は素朴で共産的で良くも悪くも真ん中がない感じ(すごくいい人か、すごく愛想が悪い)だったから、一人の旅は衝撃→人に助けられる→衝撃→なんとか切り抜ける→人に助けられるの繰り返しでした。

最初の2か月で上海まで船で行き、そこから大陸を横断してシルクロードウイグル自治区を経由して、カラコルムハイウェイを通ってパキスタンまで行きました。

沢山の旅人や人民にあったし、この世の雑多な人間模様に初めて触れて、面白くて不可思議で、自分の生きる力を試しているような無茶も沢山した旅でした。

当時ウイグルで会った旅の大先輩で「やさしさ」を沢山くれた人は、その後山で滑落して死んでしまった。

長いこと彼のために泣けなかったのだけど、ある時女神山のGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のワークショップの時に、彼の記憶を鮮明に思い出してワーワー泣いた。

泣いたり、思い出したりするのは鎮魂だ。とその時思いました。

若い私は、人生はどこまでも続くと思っていたし、後戻りできると思っていたのだ。今は、もう若くなく人生の限りを知っているので、何が大事かわかるようになったし、大事なことを後回しにしないようにしようと思っている。

その時の2年半の旅に私はバイトして貯めたお金を70万持って行って、帰って来た時は2万円しか手元になかった。

インドで妊娠が発覚し、30歳で妊娠して8か月で日本に帰って来た時は、あと2か月で産み月なのに一回も受診もしてなかった。

それでも、人生は回っていくし、仕事にも人にも恵まれ今に至る。

アジアを旅したことは、間違いなく私の人生の一番キラキラして、ワイルドで、怖いもの知らずの時間だったと思う。

トラウマクラス

トラウマクラス

昨日大磯から戻りました。

「ショックトラウマフォースベクターズ」という、事故などでトラウマを受けた衝撃を開放するワークに参加してきました。

ベテランオステオパスばかりのクラスだと聞いていたので、果たしてついていけるか参加前にかなりナーバスになり、「申し込まなきゃよかった。。。などと思ってみたりしていましたが、ベテランの方々の作るフィールドに共に居て学ぶことができただけでも、大変大きな収穫になりました。

バイオで扱う領域ではないフィジカル(肉体)の領域をバイオ的視点で診るというのは下から上を見るようで、新しい視野が広がり面白かったです。

トムがじっくりチェックしながら、色々な手技を繰り出すのも面白かった!

そしてもちろん自分のヒーリングにもなりました。

T6(胸椎6番)をやってもらったときに、顎が小刻みにがくがく震えて、ハートにすごく変化がおきました。

今までハートを感じる時にねじれが入っているような感覚があったのですが、それが無くなって胸郭が暖かく柔らかくなって、ハートの中を風が吹き抜けていくような感じで幸せ感満載でした。

その夜には温泉と岩盤浴に連れて行ってもらって、ヒーリング&デトックスのスペシャルな日になりました。

すごく色んな方向にからだを動かすワークも学べて、「でも果たしてこれ私出来るのかな。。。???」と思いましたが、やってみたら意外とするすると出来たのも良い経験になりました。

この学びをセッションの中に取り入れていきますー。

事故や怪我の経験がある方は、おっしゃってくださいね。

 

 

 

 

 

夜のセッション枠を増やしました

夜のセッション枠を増やしました

今まで、10時~、13時~、16時~の1日3セッションしかしてなかったのですが、夜枠のリクエストもあり、

18時半~の夜のセッション枠を六月からスタートすることになりました。

自宅でセッションしていた頃は、子供の帰る時間に合わせて夕方までにしていたのですが、今はスタジオを構えたし夜もセッション出来るのに、希望があればやるもののはっきり枠は作ってなかったのです。

そのことに急にはっと気づいた昨日・・・・。

気づきは即実行ということで、予約カレンダーのほうに枠を追加しています。

一応暫定的に18時半~にしていますが、時間の調整可能ですので仕事帰りなどにどうぞお越しください。

バイオダイナミクス フェーズ1を終えて

バイオダイナミクス フェーズ1を終えて

バイオダイナミクスのセミナーから先ほど戻りました。

今回はまたフェーズ1からスタートします。フェーズ1を初めて受講したのが多分9年前くらい。10年目で一周して戻ってきました。

周りの人に「また1からやるの??何で?」とか言われますが、今回参加してすごく良かったです。

9年前のフェーズ1とは全然違ったし、一通り聞いたことがあるので新たに理解も深まったし、頭がショートすることもなく、聞くことができました。

思えば9年前は判らな過ぎて、多分呼吸が止まってた、何度も!!

ますますこの「バイオダイナミクス」というものに畏敬の念を抱いたし、自分の弱さや未熟さにも向き合うことができました。

3日目の午後の実習で自分が施術する側のときに、どうしても深く沈み込むことができず上手く行かなくてへこんだのですが、それが自分のエゴのトリックを知る最適の学びになりました。

先生のトムがいつも「我々は失敗から学ぶ。ここは失敗する場所だ」と言いますが、自分が失敗するのを怖れて、そうならないように本質を見ないようにしていたことに気づきました。

そのうまくいかなかったときに、テーブルアシスタントの人が来てくれて、「この場に居るだけですでに治療の起こるフィールドはできているのだから、起こることを楽しめばいいのさ。そのまま見ていて、ほー、これが今起こっているんだなとただついて行けばいいのさー」と言ってくれて、私は起こることに任せる余裕がなくて、自分がなんとかしようとしていたんだな、それが「ダイナミックスティルネス(治療の起こるフィールド)にはエゴは連れて入れない」という事なんだ。と理解したのです。

最終日に講義を聞いているときに、夕べ起こったことの映像が巻き戻しのようにスタートして、雷が落ちたようにいろんなことがクリアーになりました。

すでに起きている治療の場から、押し戻されるのがスローモーションではっきりわかったのでした。

何度も何度もエゴの話をしているのに、初めて本当の意味で理解したのです。

私が学びの相当遅い生徒だと言うことが、よーくわかりましたが、体験を通してこうやって学んでいくのは、楽しすぎます。

最後にトムと写真を撮ってもらおうと並んだら、「何回一緒に撮ってるんだ!」と言われ、修了書の名前がHromi(i が抜けている)だったので、指摘したら自分が入力したスペルが間違っていてあほやな~~と思うのですが。

この学びは明日からのセッションに、さっそく生かしていきますね!バイオダイナミクス