全てのものに席がある

今日はすごい風が吹いています。セッションのシーツを干したままだったので、寝ながら「取り込まなきゃ~~」とうなされてたのだけど、朝起きたら案の定すべて吹き飛んでいた。洗濯やり直し。。。。

クリス来日プログラムは今日までなのだけど、私は11日の1ディで今回の参加は終わりました。

11日の1ディプログラム「壊れているのなら直さないとは?」も素晴らしかったです。

クリスのワークの根幹にある、変えようとするよりも、まずは変えようとする対象と、じっくりと出会ってみよう。

ということがテーマでした。

それぞれが、自分にとって「何が壊れていると思ってるのか?」ということに出会って行きました。

私が選んだのは「わからない」という感覚。

例えば、人の話している事や、ある概念、世の中の知らないこと、そういう事に対して、「わからない」と思うと「今ここ」に居れなくなってしまうのです。

「わからない」ということに出会うと、分かろう、分からないからどうしよう。。という思考が次々に湧いてきて、「わからない」という感覚に実はじっくりスペースを与えていなかったのだなあということに気づきました。

わからないという未知の感覚に身を置くことを怖いと思っている自分にもハローと言ってみると、「知らない、わからない」ということに出会うのが楽しみになってきました。

クリスも、サポートする人の在り方で一番いいのは「村の愚か者でいることだ」といつも言っているし。

自分のわからなさにオープンでいて、好奇心をもっているという態度を人に対してだけでなく、自分自身にも向けることができるかというのは、大きな学びになります!

ゲシュタルトセラピーの創始者のフリッツ・パールズは「痛みを避けるときに、成長は止まる」と言ったそうだけど、クリスはそれを「(喜びを含めた)あらゆる感覚を避けるときに成長は止まる」と言い足していました。

でも、「避けてはいけない」という新しいルールを作るのはやめましょう。ともクリスは言います。

あくまでこのゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスは、セラピーではなく、プラクティスで、自分自身に耳を傾けてそれに従うというのが基本なのです。

次回の来日は9月になるらしい。

1ディが終わったあと、ST(スチューデントティーチャー)のみんなで浅草寺にお参りにいきました~~。ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス