なかなかブログを更新できず、気づけばもう一月も後わずか。。
「my gut feeling」という、腸内細菌マイクロバイオーマの世界と、腸内環境や自律神経系を整えるバイオダイナミクス・オステオパシーの治療を学んできました。
コロナのオミクロン株が猛威を奮っている今こそホットな、免疫にも関わる腸内細菌ワールドを教えてくれたのは、ドイツのオステオパスのノリ・ミッタさん。
タイトルの「my gut feeling」直訳すると直感ってことだけど、腸で感じる、腸内環境がいかに大事かということを、経験豊かなオステオパスの先生にたっぷりと教えていただきました。
ノリさんは元々ナチュロパス(自然療法家)だったということもあり、自身のクリニックでは、食事やサプリメントの指導や処方とオステオパシーの治療を組み合わせているらしいです。
体内にある微生物同士のネットワークが、私たちの精神的、肉体的健康に及ぼす影響のその多彩さに慄きました。
ノリさん曰く、何かしらの病気が発病する10年前にはすでに腸内で何かしらの変化が起きていると言ってました。
腸と脳の関係も迷走神経でダイレクトに繋がっていることを思うと、ストレスが全身に与える影響が多岐に渡るのも、うなづけます。
今は子供に簡単に抗生物質を処方しすぎることで、子供の腸内細菌の環境が良くないとも、言っていました。
発達障害や自閉症や腸内細菌との関連性もあるらしく、バイオプロテクスの投与で脳内のネットワークに変化がおきるケースも多々あるらしい。
確かに自閉症の方にボディワークをしていますが、食の偏りも強いので、微生物を増やすのは不安やパニックを和らげるのに役に立つ気がします。
出産で膣内を通ることで最近のシャワーを浴びることや、母乳による母親からの腸内細菌のパスが、子供の健康にかなり関与しているという話も。
オステオパシートリートメントで自律神経を整えることは、腸内微生物の喜ぶ環境を作るということでもありますね。
ハッピーホルモンで有名なセレトニンも95パーセントは腸内で作られているらしいので、腸内細菌を良い環境にしておくことが不安や心配を軽減することにも関与しているらしい。
腸内の細菌の多様性も大事らしいので、皆さん菌活しましょう〜〜。
日本の発酵食は、多分世界に誇る、腸内細菌が喜ぶそして増やす食事ですね。
私も、発酵を見直し、腸内細菌が喜ぶ、麹漬けを使ったり、水キムチを作ったりし始めました。
クラスの中で、不耐性の食事(砂糖、グルテン、乳糖、果糖、ヒスタミンなど)をチェックするやり方も習って、どうも私は砂糖とグルテンがあんまりよろしくないらしいので、今できるだけ抜いてます。
しばらく抜くと、多少摂っても良くなるらしいので。
菌活+不耐性の食事を避ける+オステオパシー的施術で、かなり具合が良くなる可能性が見えてきました。
ナンディルームの消化器系施術、今後増えていきますよー。
(写真はぷくぷく発酵水キムチ)