先週末は、2日間のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の日本人ティーチングスタッフによるクラスでした。
このクラスは連続クラスで今回が最後。母の死のどたばたで、決まっていた日程に出られなかったこともあり、今回は久々のクラスでした。
私は主にからだのワークを担当しました。
1日目にはクリスがカリフォルニアの自宅からzoomでクラスをやってくれるというスペシャル企画もあり、あっと言う間の2日間でした。
教える人は学びの遅い生徒だ。とクリスが良く話してくれるのですが、GAPでも、バイオでも、自分は本当に学びの遅い生徒だなと思うのです。
今回のテーマは「コミュニケーション」でしたが、人との関わり(とくに難しい人との関係)において自分の側に出来ることや、自分の中に起きていることをじっくり見ていく時間になりました。
その中で、「自分が望んでいることを、自分から伝えるということの責任をとるか?」→日本的に匂わせるというのではなく。
ということや、
自分の伝えたいことが一回で伝わるという幻想を持たない、時間をかけて、土壌を耕し、肥料をまいて、土地を準備してから「種をまいて」育てていく。というのがありました。
*相手に理解してもらうのに自分の側で出来ることは何なのか?
*何が相手の理解を妨げているのか?を明確にする。
というのもありますね。
自分の側に出来ることがたくさんあるというのは、より現実的ですね。根気はいりますが。。。
「期待がコミュニケーションを妨げる」というのもありました。
自分は何を期待しているのか?
相手が一回で理解してくれること?
自分のふるまいを自分でわかって、反省して、次回から違った行動をしてくれること?
そして、その奥には自分の中にどんな「want」や「need」があるのか。
自分のパターンやニーズを理解することなく相手にそれを期待していることにも気づかなければ、コミュニケーションはより難しいものになるかもしれません。
GAPではからだの感覚を大切にします。ストーリーに入ってしまうのではなく、今ここで起きている感情、そして感情のフレーバーをからだの感覚で感じることで、それを今ここで体験します。
なので、それを「時間と空間を与える」という言い方をするのですが、感じてすぐその場を去るのではなく、感じ続けることで、その糸はより深い場所へと自分を連れて行ってくれます。
ただ自分が相手に興味をもってその人のことを知りたいと思わないと、コミュニケーションにはたどり着かないということがありますが。。。
コミュニケーション、多岐にわたり、書いたのはほんの一部。
多分また書きます!