週末のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)ST(ティーチングスタッフ)クラス「ドリームワーク2日間」無事に終わりました。
初めての方たちも、何年も学んでいる人も、自分の夢や、参加者のドリームと出会う豊かな時間でした。
このワークでは、「驚き」が歓迎されます。マインドは同じドラマを繰り返すので、頭以外のからだの内側の感覚や、五感をフルに使うことで、今まで感じたことのなかった感情が出てきたり、昔は持っていたけどいつの間にか感じることを許していなかったことや、誰かに禁止されたことで封印していた自分の一部に出会う事があります。
私も丁度お盆の時期だったので、毎年経験者クラスで女神山ライフセンターで5泊6日の合宿をしてた日々を思い出してしまった。
毎年夏のこのグループで私は、自分から切り離していた自分の一部が帰ってくるのを「からだ」で感じていました。
私は叫び派?なのか、オープンシートと呼ばれる一人一人が自分の探求をする場で、いつも大声で吠えていました。
女神山の自然は、周りに家もなく、安全でどんなに大声を出しても大丈夫なスペースを提供してくれる最適な場所でした。
沢山泣いて、叫んで、自分の中から何かを呼ぶような咆哮が出てきたことがありました。
その時、まさに自分自身が切り離した自分の一部が、吼え声と共に、手に足にお腹に帰ってくるのを感じたのです。
それは懐かしい嬉しい感覚でした。
私たちは、ピアノの鍵盤のように全ての鍵盤を持って生まれてくるとクリスはいいます。
育っていく中で、引き続けている音や、文化的に良いとされなかった音、禁止されたり、弾くと叱られた音を私たちは奥深くにしまい込んでしまいます。
それがあることは、意識の下の深いところに仕舞って取り出そうとも思わずに。
でもその長い間封印している音が出てきたとき、これだ!自分が引きたかった音だ!と感じるのです。
それは喜びの時間です。最初は音の外れたリコーダーみたいに居心地が悪いかもしれませんが、段々慣れてきます。
私にとっては、それは叫んだり、地団太を踏んだりすることでしたが、それが全員に必要な訳でもありません。
ただ自分にいろんな音色があるのに気づくことは、自分と他者の関係にも影響します。
自分の感覚の幅があるというのは、まさにオープンマインドで、「こうじゃなければいけない」と思っていた自分のマインドを拡げてくれるからです。
GAPでは、自分のからだの体験を通してそれを学んでいきます。
これがセラピーではなくプラクティスなのは、クリスも今も自分に気づくということをやり続けているからです。
クリスのまなざしに出会った時、その目を見ているだけで泣いてしまう人がいます。
クリスの目の中には愛があります。
広く、優しく、暖かく、平等で、好奇心を持ったまなざし、、、まさにGAPの質を体現しているのがそのクリスの目なのです。
以前クリスに見つめられると、目をそらしてしまうことがありました。
自分の複雑な心の内を読まれているようで、息苦しくなってしまっていたのです。
あるとき私はクリスに、それを言いました。
するとクリスは「私は何も読もうとしていないわよ。私があなたを見つめるのは、あなたのことをもっと知りたいからなのよ」と言いました。
それを聞いたとき、私の中で何かが開きました。
未だかつてそんな風に興味に溢れて、自分自身から出てくるもの全てを歓迎するようなまなざしで自分を見てくれる人はいなかった。
私は今も、その瞳から学び続けています。
そして自分がどんなまなざしで人をみているのか?自分はどんなまなざしでみつめられたいのか?について考えていました。。
9月~10月のクリスのプログラムがあります。
初めての人が受けれるクラスは一つしかないのだけど、機会があればクリスに会ってほしいなあと思います。
詳細はお知らせのほうに載せますね~~。