小さき声のカノン上映会のお知らせ

小さき声のカノン上映会鎌仲監督の「六ケ所村ラプソディ」の国立での上映のお手伝いに関わったのは、もう5~6年前の事になるでしょうか?

その時は、2011年の地震や津波、そして福島の原発があんな風にダダ漏れになるなんて、それが現実のこととして起きるなんて、思っても見ませんでした。

六か所を上映したお仲間が今度は最新作の「小さき声のカノン」を上映すると聞いて、またささやかながらお手伝いをすることにしました。

私の中にも、今現実に福島で、日本で起こっている事を見ていたくないという気持ちがあります。その心にも優しくこんにちわをいいながら、そしてやはり「知ることから始めよう」にもこんにちわを言いたいのです。

時間の許す方は、どうぞ観に来てください。そして、この世界を生きる知恵と勇気とそしてエンジョイする心を、少しだけ身に着けて帰っていただければと思います。

以下詳細↓

福島、そしてチェルノブイリ事故後のベラルーシ。
国境を越え、母たちは“希望”を選択し、自分たちの足で立ち上がった。
『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督最新作!監督トークはもちろん、
成田千絵(チェロ 弾き語り)、
Gaine(ネパールサーランギ、インディアンフルート)、Takeru Anbassa(音旅人。レゲエシンガー)によるピースフルLIVEも!からだに優しいおにぎりやスイーツ、ドリンクも用意してお待ちしています(マイカップをお持ちください)。

2015年11月14日(土)@くにたち市民芸術小ホー
①13時〜 ②18時〜 (開場12時40分/2回上映)

料金 前売・事前予約 1200円 当日1500円(中学生以下無料・全席自由
*親子席をご用意します。小さなお子様連れでも大丈夫です。

事前予約はこくちーずへ。
http://kokucheese.com/event/index/330573/

●タイムテーブル
12:40 開場
13:00 開演 チェロ弾き語りLIVE by 成田千絵
13:15 『小さき声のカノン』第1回上映
15:15 ★休憩★
〜ドリンク、スイーツ、おにぎり、CD、 DVD、パンフレット等の販売があります〜
15:30 10分間で免疫力アップ!からだをほぐそう!
by中川ひろみ
15:40 インディアン・フルート&サーランギ ヒーリングLIVE by GAINE
16:00 鎌仲ひとみ監督×GAINE トークSESSION
17:00 大地とつながるレゲエLIVE by Takeru Anbassa
17:15 保養プロジェクトの紹介
17:30 ★休憩★
18:00 『小さき声のカノン』第2回上映
20:00 鎌仲ひとみ監督トーク
20:30 終了予定

「希望はここにある
今、私たちは謙虚に命に向き合わなければならない時代に生きています。誰もが小さな存在だけれども、小さくあることこそを大切にしたいという思いでこの映画を作りました。映画が、一人でも多くの悩みや揺らぎの中に生きるお母さんたちに届きますように。」
―監督 鎌仲ひとみ

<作品紹介>
『小さき声のカノン 選択する人々』

(ストーリー)福島原発事故後、事故による影響は安全である・危険であるといった議論はあるが、その影響を受けた場所で、懸命に生きようとしている人々がいる。そんな人々の本当の声は聞こえているのだろうか。 チェルノブイリ原発事故は、福島の事故よりも25年も前の事だが、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きているのか。お母さんたちは、どうやって子どもを守ろうとしたのか。日本のお母さんたちと同様、不安を抱いたお母さんたちが大きな声に流されることなく、自分たちの直感にしたがって子どもたちを守る道を探し続けている。 事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。 希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。 迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。

出演:佐々木るり 佐々木道範 佐藤晴美 菅谷昭 野呂美加 亀山ののこ バレンチナ・スモルニコワ ユーリ・デミッチクほか 監督:鎌仲ひとみ プロデューサー:小泉修吉 音楽:Shing02 撮影:岩田まきこ 録音:河崎宏一 編集:青木亮 助監督:宮島裕 製作・配給:ぶんぶんフィルムズ ※2015年1月21日より配給会社が変わりました。 宣伝:梶谷有里 村井卓実 2014年/カラー/デジタル/119分 ©ぶんぶんフィルムズ

<出演者紹介>
○鎌仲 ひとみ○
映像作家
NYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。帰国後、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」(2003)は、国内外で受賞、上映。
核や被ばく、原発の問題を入口に、人の命や暮らしについて見つめるドキュメンタリー映画を世に送り出し続けている。
主な作品は、「六ヶ所村ラプソディー」(2006)、「ミツバチの羽音と地球の回転」(2010)、「内部被ばくを生き抜く」(2012)。
新作「小さき声のカノン」が、2015年3月より全国順次公開中。
鎌仲ひとみ公式サイト
http://kamanaka.com/
新作「小さき声のカノン」
http://kamanaka.com/canon/

○成田千絵 なりた ちえ○
幼少からエレクトーン、フルートを始め、1994年チェロに出会う。故・井上頼豊氏に師事。
ヨガと旅、愛鳥と歌う日常について描くように作詞作曲を始める。チェロ弾き語りのソロアルバム「mani」をリリース。創造的な空間で様々なアーティストと表現を行う
http://chiecello.com/index.html

○GAINE ガイネ○
ネパールサーランギ、インディアンフルートなど様々な楽器を創作し演奏する音楽家。 自然音との共存をテーマにしたアルバム 『A LOTUS FLOWER』の独自の響きの世界は多くの共感を呼んでいる。震災後の夏から始めた福島の親子の保養活動は今夏で10回目を迎えた。

○Takeru Anbassa タケル アンバッサ○
音旅人。自給自足の中に育ち、歌う喜びを知り12才から作曲を始める。内側から奏でる自由な音楽、歌に込められたメッセージとソウルフルな歌声は、人々の心に様々な感情を響かせる。畑を耕し、薪で火を焚き、野菜も売る。もはや生活の一部の音旅は日本全国時に飛び出し海外へ。Reggae BAND[ANBASSA]のフロントマンとしても活動中。

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