カメたんとの日々。。

カメたんとの日々。。

インスタにもアップしているのですが、息子が2週間ほど前にカメを拾ってきました。

電話がかかって来て「何拾ったと思う??」というので「財布?」と聞いたらカメでした。

家の近所の道に落ちていたらしいです。大きな石が落ちていると思って、車が危ないぞ、、と思ったら、カメで逆に車に轢かれるかもしれないと家に連れ帰ってきました。

甲羅の大きさだけでも20センチくらい。まあまあの大きい亀です。

カメは流石に飼ったことがないので、とりあえずネットで色々調べて、衣装ケースに水を張ってベランダで飼うことになりました。

カメ、なかなか可愛くて朝起きると「カメたん・・・」と顔を覗きに行ったりして、帰ってくると餌を食べるところを愛でたりして、どんどん情が湧いてきます。

と同時にこの子を探している人がいるかもしれないので、どうにかしないとなあ、とも思う日々。インスタにUPしたところ、ご近所でカメに逃げられた人の情報を頂いたりして、意外とカメって逃げるんだ。。。という事が分かったりして。

そうこうしているうちに急に寒くなって来たので、カメたんの動きが鈍くなってきて、部屋に移したり色々気になることが増えて来ました。

来る冬に備えて冬眠をさせねばならず、カメ飼育初心者にできるのか???と心配になったり。

警察に電話をしてカメを探している人がいるか聞いてみたところ、割といるにはいたのですが、日付がどうも合わない。しかも、拾得物の書類を書くだけでなく、こちらで面倒をみて飼い主さんが見つかったらお渡しするというのはダメで、警察に持っていかなければならず、思わず警察の人に、生育環境大丈夫なのですか?と聞いてしまった。

カメって甲羅干しをしないと死んでしまうとかネットには書いているので、ベランダを散歩させたり、甲羅干し用の台を置いたりしていたので、警察できっとそこまでやってくれないだろうなあ。。。などと思ったり。

今までカメのことなんて全然知らなかったのに、いつの間にか種類や環境に詳しくなってしまった。

なので警察は諦めてSNSの「小動物迷い子掲示板」を探していたら見事にヒットしました。我が家の近くでカメが逃げた方がいたのです。

名前は「亀吉」で、我が家に保護される数日前に1階のベランダから落ちてしまったらしいのです。

早速連絡を取って、その夜にお迎えに来てもらう事に。

同じ団地で、お子さんが5人もいる家の方でした。夜はお家の中で放し飼いにしていたらしく、ベランダに出てそこから落っこちたのではないかということ。

「毎日仕事から帰ったら探していますが見つかりません」と書いてあり、どんな気持ちで毎日探していたのかと思うと、我が家の亡きすーちゃん(インコ)が逃げてしまった時のことを思い出して、2週間も経ってしまったことを申し訳なく思うのでした。

子供たち、きっとすごく嬉しいだろうな。

生き物がいる日々を久しぶりに味わわせて貰いました。

小学校の頃の特技が「どんな犬でも触れる」だった私としては、生き物と暮らしたい欲がムクムクとまた湧いてくるのでした。カメたんも頭ナデナデさせてくれたし。

「ナンディルーム」の屋号の通り、存在として大好きなのは牛なのですが、一緒に住みたいのは犬なのですよね。。。しかもデカくて雑種っぽいワンコ。いつも散歩しているワンコと無理矢理アイコンタクトをしてます。

いつか夢は叶うのかな。。

 

 

ギフト

ギフト

木曜日はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のイブニングのクラスでした。

テーマはこの人生をどのように生きるか?という2時間余りのクラスにしては、余りにも壮大なテーマでしたが、無事に皆さん良い探求が出来たようでホッとしました。

私も少しだけですが、一緒にティーチィングのスタッフをしている智恵子さんと、メインルームでみんなにチャットなどを送ったり、時間を計ったりしながら、その隙間で探求する事が出来ました。

そもそもこのテーマ、私がしばしば考察しているお題なのです。

実家の草刈りをしながら、散歩をしながら、このテーマがここのところ、行きつ戻りつやってきます。

参加者の中には、やはりこのタイトルががここ最近のテーマだという人もいました。

私が[この人生をどう生きるか私に言って下さい]という問いかけをしてもらって出てきたのは、白い真っ直ぐな道でした。

自分の人生、紆余曲折あったと思っていたのに、浮かんだのは真っ直ぐ過ぎるくらいの道で、しかも白い。

そして私はこれからもこの道を迷わず歩いて行くのだなあ。と思ったら何だかじーんと来てしまいました。

前半はその真っ直ぐな道以外にもう私は寄り道はしないよ!という決意のような物を感じていたのですが、後半それにキツさも感じて周りを見回すと、その周りには丸い白いものが沢山落ちている。

そして、秋の収穫のように寄り道しながら、その丸いものを拾ったり寛いだりするのも良いなあと思えたのです。

そして、また白い道に戻って精進する。

さらにその周りの丸いものを感じていると、空間の広がりを感じました。

実家の周りの大きな木々たちの存在も思い浮かびました。

というのが、個人的な今回のリピーティングインクワイアリー(繰り返しによる問いかけ)での私の体験でした。

その白い道と周りの白い丸いものたちのイメージは、何か私の中にストンと落ちたようです。

その夜、夜中に目が覚めました。

丁度次の日の午前中のセッションが急にキャンセルになった事もあり、そうだ!山に行こう!と思い立ちました。

リンゴと温かいコーヒーと、冷蔵庫に入っていたパウンドケーキを持って朝6時に家を出て高尾山へ。

朝の高尾山口駅は、空気が澄んでいて人も疎らでした。

山になんか10年以上登ってないのだけれど、ハード系稲荷山コースを選んでgo!

最初の登りと最後の階段はきつかったけれど、途中なだらかな所もあったので救われました。

人の少ない朝の山の中は最高に気持ち良かった。

そして、林の中にはスティルネスに満ちている場所もあって、そこに入ると空気や光の質感が変わっていきます。そこを通ると五感でそれに気付きます。

自然が何よりの教師だと言う事がよくわかりました。

そして何より、歩いていてすれ違う人達が街中に居る人達と何だか違うのにも気付きました。

何だか神々しいのです。

もちろんそうじゃない人もいるけれど、ストックをギリギリ使えている山老ガールのおばちゃんなんか、ほんと光っています。

この人達、なんなんだろう?

と山から帰っても、ずっと考えていました。

そして何となくわかったのは、その透明性。

自然の中に溶けこんでいるのです。バイオで言う透明性がその人を通り抜けている。まさに健全によって満たされている状態なのです。

なので、そのヘルスにいる人とすれ違うだけで、何だか幸せな気持ちになってしまう。

そして、こう言う自然の中に溶け込んでいる人を私はかつて良く知っていた。と思いました。

山の頂上にヒーヒー言いながら着くと、15人くらいの人が好きな場所に座って、めいめいに朝食を取っていました。

コッフェルでお湯を沸かしてカップラーメンを食べる人。

おにぎりの包みを開く人。

快晴で、周りの山も見渡せる。

自然に対して小さな人の存在感が、自然の中に溶けていました。

そこで、しばらく時を過ごし、下界の高尾山口に戻ったのが10時くらい。

そこは遠足の子供達や、グループで登る老若男女で賑わっていて、もう朝の静寂は跡形もなく消えていました。

思いがけず朝の山に沢山のギフトとバイオのヒントをもらえた日でした。

GAP の夢のワークでもあるけれど、出てきたイメージを生きると、そこには宝物が詰まっていました。

山ガールデビューしそうです。

10月のお知らせ

10月のお知らせ

今日から10月ですね。

ナンディルームは月曜日が定休日ですが、10/10体育の日の祭日は営業日にして次の日の11火を振り替え休日にさせて頂く事にします。

あと、夏場はおやすみにしていた足湯ですが、そろそろ涼しくなって来たので再開します。

暑い日もあるのでそう言う時は、来てから足湯を作りたいと思いますので、希望は遠慮なくおっしゃって下さいね。

ではでは、今月もよろしくお願いします。

人生は予定通り行かないけれど。

人生は予定通り行かないけれど。

今北九州空港でこのブログを書いています。

月に一度の介護帰省&実家セッション。

今回は日程が少なかったので、ヒヤヒヤしました。

行きの飛行機が台風で欠航してしまい、予定が狂ってしまったので、羽田空港でブログを書いていたのだけど、そのブログもアップロードできず、もう帰りの便になってしまいました。

そしてその便もどうも遅れるらしい。

このタイトル通り、人生は予定通り行かないものなのですよ。。

人はスケジュールを立ててその通りに行かないとストレスを感じてしまう。

私もそう。

何だかんだと次の予定を立てたり、それがダメだった時の代替案をたてたり。

頭はフル回転だけど、この世の中に起こる現象はその私達の小さな脳内のジタバタよりももっと大きい。

結局次の日に飛行機は飛び、どうにか実家に辿りついたのだけど、果たしてマスコミが言っていた程、この台風って凄かったの?と疑問が湧いてくる。

備え有れば憂無し。と言うけれど、今の世の中、備え過ぎて不安を煽ってない?と思わなくもない。

でも実際、果物農家さん達は、収穫前のフルーツが落ちてしまったりしていて、お気の毒ですが。

実家は、枝と葉っぱがめちゃくちゃ落ちてました。

完熟前の栗や柿や銀杏も落ちていて、ああー、あと10日待ってくれれば良かったのにと思う。

なかなか良い時に落ちてくれないものですね。

自然界は文句も言わずに、営みを続ける。

人は小さいなあ、自然界に寄りかかって居るのだなあ。

と、荒れた庭を掃除しながら、蚊にブンブン刺されながら草をとりながら思ってました。

時々、この世界は退化しているのではないかと思う時がある。

ITでいろんな事が可能になったように思えるけれど、なったような気になっているだけで、人の苦悩は昔も今も変わってないし、むしろ増えているのかもしれないなと。

私の仕事は、手を使って、人の健康をサポートすること。

じっと手を見てみる。自分の思っている程逞しくもなく、パワフルでも無さそうな手を。

からだの割に小さくて、でもまあ弱々しくもない手を。

すごくシンプル、そしてリアル。

そして私はそんな世界が好きだ。

GAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)イブニングクラスのお知らせ

GAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)イブニングクラスのお知らせ

しばらくぶりにGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のクラスをやります。

ワークショップをやるのは気合がいるので、頑張れないがちですが、9月末なのできっと涼しくなっていることでしょう。

秋には「からだの声を聞くワークショップ」も再開する予定ですが、今感染者もメチャクチャ多いのでどうなることやら。

からだの声を聞くWSはできれば対面でやりたいのです。

このGAPのクラスはオンラインです。GAPを体験したことのない方も気軽に参加できる3時間弱のクラスです。

GAPの基礎を盛り込みながら、「繰り返しによる問いかけ」を使って、自分自身の内側を探求していきます。

お申し込みはナンディのサイトからではなく、こちらの GAPのウェブサイトからになります。

8月末までの早割がありますので、ピンと来た方はお早めにお申し込みくださいませ。

以下詳細⇩

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このクラスは、クリスティン・プライスから20年程GAPを学んできたティーチング・スタッフ(TS)と、GAPの基礎となるエッセンシャル・プラクティスを実践する平日夜のクラスです。

リピーティング・クエスチョン
「この人生を どう生きるか?」

「”問いかけ”は呼吸と同じように
全ての人のものであり
”いま、ここ”にいることを
実践するためのシンプルな形式のひとつです」
─────クリスティン・プライス

GAPでは「問いかけ」に対し、学校のように正しい答えを求めるわけではなく、その問いかけから「自分が何を体験するのか」を大切にしています。

問いをきっかけに、自分がどのような体験に開いていくのかを探求していきます。同じ問いを繰り返しても、ひとつひとつの瞬間が「今、ここ」です。問いが投げかけられるたびに、今この瞬間が新しい瞬間だと意識すると、新しい気づきが湧き起こるかもしれません。同じ問いに対しても、今出てくる答え(体験)と明日出てくる答え(体験)は違うかもしれません。

フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法創始者)は「このような探求を実践する一番良い方法は、村の愚か者であることだ」と言いました。つまり「知っている」よりも「何も知らない」場所からのほうが、新しいものがやってくるスペースを持てるということです。

問いかけと共に、気づきに出会う・・・
そのための時間と空間を、ご一緒に探求してみましょう。


日時:2022年 9月29日(木) 18:45-21:00
講師:日本ティーチング・スタッフ(中川洋美、丸山智恵子)
対象:初めての方もどなたでもご参加できます
方法:Zoom(オンライン)

参加費:3,000円(税込)
8/31(水)まで早割:2,500円(税込)

内容:※流れによって変更する可能性があります
・エッセンシャル・プラクティス
・気づきの3つの領域
・リピーティング・インクワイアリー など

こんな方へ:
・カウンセラーやセラピスト、医療関係従事者、介護者、教員、ボディワーカーなど、相手とより深く寄り添いたいと思う対人支援職やケアギバーの方
・自分をより深く知り、どんな時も自分と共にいるあり方を学びたい方
・より良い友情、家庭生活、仕事上のパートナーシップや関係性を築きたい方
・自分自身の存在や人生を、より明確にしたい方
・古い習慣やパターン、癖を変えたい方
・人生をより創造的に豊かにしたい方

 

走る日々その後

走る日々その後

世間はお盆休みですね。

ナンディルームはお盆も営業していますが、八月は暑過ぎるのでお客さんも少なくのんびりモードです。

今日は台風も近づいて来ていて風がビュービュー吹いていますね。

東北は豪雨でかなり被害も出ているようですが、無事を祈ります!

コロナの灼熱の日々も吹き飛ばしてくれると良いのに。

前回のブログで走っていることを書きましたが、その後どうなっているか???のご報告。

毎日走っています!そして走るのすごく楽しいです。

走り始めて4日目ぐらいに、両方の鼠蹊部と内転筋が悲鳴をあげてイタタタタ。。。ってなって「走れないかも。。。」ってなったのですが、次の日には改善。

今朝も気持ちよく走ってきました。腰痛も治ったし、いい感じです。

走りながら、自分の思考パターンにも気づきながら。

走っている時は「このブロック曲がったら歩こうかな。。」とか、「最後のこの横断歩道を越えるまでは頑張ろう」とか先のことばかり考えていることに気づいて。。。

そしてそれに気づいて戻ってます、呼吸に。外の世界にも気づきを拡げたり。

緑の匂いとか、日陰を通る風とか。体の細かいパーツの使い方とか、はあはあいう口元とか。

自分の後ろ側に意識的に気づきを拡げたり。

立ち止まると、急に体の重さがずっしりしてくる感覚とか。

そして帰ってきてから、シャワーを浴びて汗がだくだく出てくるのを感じながら、しばらく瞑想するのがまた気持ちいいです。

汗と共に溜まった毒素や、澱のように沈殿していたモヤつきも流れていくような気がします。

こんなに感染者がいると、コロナ後の方もバイオダイナミクスのセッションを受けにくる機会が増えていますが、特にコロナ後の施術はおすすめです。

ワクチン接種後の不具合でもそうですが、ブレインフォグのように頭がもやっとする、元気が出ない、エネルギーが枯れた状態になっていることも多いので、自分自身の中心軸を取り戻して、また機能出来る様に手助けしていきます。

世界は混沌としていて、こんな世の中にうんざりして力が出ない事も多いですが、せめて自分の内にある生まれ持った命の輝きが出てこれる環境を整えておきましょう。

そして私はまた明日も走ります!(雨じゃなければ。。。)