GAPスペシャルオープンデー

GAPスペシャルオープンデー

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新しい年があけて、1週間がすぎました。

暮れは猛スピードで大掃除やおせちづくりなどをし、1日は恒例の我が家新年会でスタートしました。

3日は息子のバスケ部の新年会でカレー作りをし、4日はGAPの打ち合わせで築地でST(スチューデント・ティーチャー)たちが集合しました。

今年も忙しく走り回る年になりそうです!

来月の初めにはクリスがやってきます!エサレンの創始者故ディック・プライスのパートナーであり、ディックと長年ゲシュタルトプラクティスを教え、デイック亡き後は、それをGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)として発展させてきたクリスももう来日15年になります。

15周年の立春の1ディはスペシャルデーとして、どなたでも参加できるプラクティスをやります(たぶん私もちょっと出ます)

値段もスペシャルで、通常のイブニングプログラムは6000円くらいすると思うのですが、今回は2000円。しかも2人以上で参加の場合はペア割りがあって、2人で3000円になります。

GAPに興味があるけれどなかなか参加する機会のない方はどうぞこの機会にぜひ、ご参加ください。

お申し込みはナンディのHPではなく以下のオープンセンスのHPからになります。

 

今回、これまでのGAPの歴史を振り返り、
過去から今ここに繋がる場として映像なども交えながらワークを実践し、
今後のビジョンを皆さんと共有するべく、
「GAPスペシャルオープンデー」を開催することになりました。

GAPの歴史と絡めつつ、みなさん一人ひとりの人生の
過去、現在、未来についてもみていく機会になればと思います。

これまでご参加された方も、GAPにまったく新しく触れる方も、
どなたでもご参加できます。
ぜひご友人などにも声をかけていただき、この機会にお越し頂ければ幸いです。

「それぞれが今に生きて辿りつけたことは、いかに恵まれ幸運であったのか、
またそこまでの”努力”、”信念”、”忍耐強さ”、
”あきらめない精神”などを振り返り、それを認め、ともに祝うという瞬間。
それは、一人一人がたどった道でもあり、また人類がたどった道全体を、
皆で祝うことにもなるのです。

ークリスティン・プライス」

<内容> GAP スペシャルオープンデー
・ゲシュタルトとGAP:系譜と今(写真や映像も交えて)
・GAPのエッセンス
・日本でのGAPについて
・ペアやグループワークの実践、シェア

【日時】2017/2/4(土)13:00~16:00

【講師】クリスティン・プライス & GAPティーチング・スタッフ
コーディネーター・逐次通訳:丸山智恵子

【会場】東京都中央区周辺(お申し込みされた方にお知らせします)

<参加費>
★ご友人とご一緒の参加でペア割引があります!
ペア割: 2人で 3,000円(1人1,500円 / 事前予約お願いします)

早割(1/20まで):1人  2,000円 (税込)
通常:1人 3,000円(税込)

詳細:http://study.opensense.info/shop/gapopen170214/

 【お申込】 ws-reg@opensense.jp
(お名前、電話番号、メールアドレスをご明記下さいませ)
【GAPとは?】
・アウェアネス・プラクティス (GAP)は
「今、何に気づいていますか?」
などの問いかけと共に、
いま「自分自身に起きていること」を感じ、
そこに「時間」と「空間(スペース)」を与え、
十分に感じ、聴き、経験すること。そしてそこから「あるがままの自分」に気づき、
「存在できるようになること」を目的としたワークです。しかし、
このワークは問題解決やセラピーのように、
自分自身のなかで気づいたことを
「あるべき方向に変え」たり、
「治癒する」ことを意図していません。

また、何に対しても分析や判断をはさみません。
ここでは、「こうあるべき」という
「正しい答え」はないからです。

例え何が出てきてもそれをすぐに変えようとせず、
信頼し、スペースを与え、
それと共にいられるよう促す・・。

そうして自分の中で起きていることに、
より深く、繊細に
気づいてゆけるようになること。

そうして、自分の外で何が起きても
それに振り回されず、
自分と共にいられるようになってゆきます。

またそうすることで初めて、
批判やジャッジを挟まずに
誰かの話を深く聴き、共にいられるようになります。

GAPを通して、

自分のなかに内なるスペースを育んでゆきませんか?
【クリスティン・プライス プロフィール】chris -2アメリカ・カリフォルニア在住。
「ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)」講師。
17歳の時にカリフォルニアのエサレン研究所に行き、エサレン共同創立者リチャード(ディック)・プライスが教える2週間のGAPワークショップを受ける。 その後GAPと、ディックに恋をし結婚。ディック亡き後もエサレンでGAPを教え、40年以上にわたり発展させ続ける。2013年にエサレンを離れ自分自身のスクールを立ち上げ、アメリカはじめ、日本、イギリス、ドイツ、ギリシャなどでもワークショップを行っている。「教えていることは、自分自身が一番学ぶべきこと」という、teacher(教える)であると同時に ongoing student(つねに学び続ける)という姿勢を貫き、「共に実践するプラクティスとしてのGAP」を体現している。

その明晰さと優しさ、慈愛に満ちた眼差しは参加者の「いま、ここ」に寄り添い、すべてに「YES」をいうスペースをサポートしてくれる。

また、近年日本ではスチューデント・ティーチャー(ST)の育成に力を入れている。

プロフィール詳細はこちら
http://opensense.info/teachers/chris/

静けさ

静けさ

年の瀬感満載で、この時期は色々と忙しいです。

とりあえず年末までは突っ走るぞーという勢いで毎年過ごしていました。

そんな中、水曜は今年最後のからだの声を聞くワークショップでした。

「からだの大掃除」という毎年恒例のテーマだったのですが、今年は内側も外側も静寂に浸ることができました。

からだに自分をリードさせるというのは、なんて心地よいことなんだろうと思います。

クリスが良くスノードームのたとえをしますが、掻き回された雪がゆっくりと沈んでいくような感覚。

からだの内側はゆったりと波打っていて、外側の空気もすこし抵抗があるねっとり感があるような。

まさにフルイド(液)のゾーンですね。

忙しかった思考が静まって、「ただ在る」という感覚になる。参加者の人も、「やっとからだに居る感じになった!」と言ってました。

一人では、なかなかこのしーんとした感じにはならないのだよなあ。やはりグループワークはいいなあと改めて思いました。

来年もからだの声を聞くやりまっす。

次の日は、バイオダイナミクスの個人セッションを受けに行きました。

今年一年頑張った自分へのご褒美♡

特に気になる症状とかはなかったので、ひたすら静寂を味わったセッションになりました。

部屋の外は風がビュービュー吹いているのに、中はしーんとしていて平和で安全な感覚に満たされていました。

終わってしばらく横になっていると、呼吸が胸のちょっと左のところから入っていくのを突然感じました。

鼻や口を通っていくのではなくて、その左胸の場所に穴が開いてそこから空気が直接入ってくるような感じ。

ゆっくりとしていて、ヒューっという音もはっきりと伴っていて。

終わってから施術者の先生にどういう治療でしたか?と聞くと「内側の健全と、外側の健全を見ていた」というようなことをおっしゃってました。

左胸の話をすると、それはブレスオブライフだね。とのこと。確かにその神の命の息吹がそこから入ってきて、自分を通り抜けていく神聖な呼吸な気がしました。

忙しい毎日ですが、なんだか穏やか。

バイオダイナミクスはやっぱり素晴らしいです!

 

12月GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎のお知らせ

12月GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)基礎のお知らせ
早めにお知らせしようと思いながら、あと1週間を切ってしまいました。
来週末はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のST(スチューデントティーチャー)クラス2ディズです。
基礎2日間は久しぶりです。クラスが一日だとちょっと物足りなかったり、日常の意識から気づきの意識にシフトしつつあるときに終わりの時間になってしまうのですが、2日間のクラスでは、じっくりと自分自身の声に耳を傾けることができます。
基礎をじっくりやるので、GAPが初めてという方も参加できます。
どうぞお越しください。
ご予約お問い合わせはナンディのHPからではなく、オープンセンスのHPになります。
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)では、
何かを変えようとすることよりも「今、ここ、あるがまま」に出会い、深く耳を傾けることを学んでゆきます。
身体がもつ知恵を認識し、身体の衝動に気づき、ときにそれに従うことは、新しい可能性や選択肢を発見することであり、
また閉じ込めているパターンや感情、エネルギーを再調整することを可能にします。
それによって、何かを無理に変えようとしなくとも、自然にゆっくりと変化が起きる場合があるのです。

今回はGAPの基礎を2日間、じっくりと一緒に探求しましょう。

WS詳細  

日時:2016/12/10(土)- 12/11(日)10:00-17:30

会場:東京都台東区もしくは中央区周辺(お申し込みの方にお知らせします)

参加費:

★早割 11/30(水)まで:→終了してます
2日通し参加 19,440円(税込)
1日のみ参加 9,720円(税込)

通常:
2日通し参加  21,600円(税込)
1日のみ参加  10,800円(税込)

*過去6ヶ月以内のSTクラスにご参加の方
2日通し参加  19,440 円(税込)
1日のみ参加  9,720 円(税込)

プレミアムメンバーの方:
2日通し参加 17,280 円(税込)
1日のみ参加 8,640 円(税込)

*対象:
どなたでもご参加できます。とくに、心理カウンセラー、セラピスト、ボディワーカー、対人支援、医療や介護に携わる方にもオススメです。
*単位:
このスチューデント・ティーチャー(ST)クラスは、講師クリスティン・プライスから10年以上にわたり学んできたスチューデントティーチャーが行い、GAPの基礎を学び実践するためのクラスです。毎月クリスによるスーパーバイズを受け続けています。
このクラスの受講は、クリスティン・プライスによってドリームワーク、GAP中級コースや秋以降のプラクティカムへの参加資格を得る単位として認められます(次回は3月)
2016年からは原則として、現在のSTクラスで一定以上の時間GAPの基礎を学び実践された方のみ、クリスティン・プライスによるドリームワーク、中級コースなどオープンシートを含むワークの受講が認められます。

問い合わせ:ws-reg@opensense.jp
(2−3日経っても、折り返しのメールがない場合には、メールの不具合の可能性もありますので,、お手数ですが改めてご連絡下さい)

●内容

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)は「いま・ここにいる」 ことに注意を向けて、自分自身の深い探求や発見、成長を促すものです。
GAPに初めて触れる方にも、また、セルフケアや他者のサポートにGAPを活用していきたい心理、対人援助に関わる方やボディワーカーの方にもとくにおすすめです。

・ベーシックプラクティス
・気づきのコンティニュアム
・気づきの3つの領域
・GAPの4つの表現
・自分の体、感覚に触れる
・リピーティング・クエスチョン
・夢のワーク(なる・入るなどのピローワーク含む)
・聴く・サポートする人ができること
ほか

※内容はクリスティン・プライスのスーパーバイスを受けて構成されます 。
また、講義では、クリスによるワークショップでのレクチャーのビデオも含める場合があります。

※2016年以降にクリスティン・プライスが講師を務めるワークショップの参加条件単位に認定されます。

※このワークはセラピーではありません。GAPを使って、お互いの探求や実践をサポートしあう場です。その結果、何かのシフトを実感される方もいます。スチューデント・ティーチャーは、GAPによる探求の方法を提示し、理論・エクササイズの説明、デモンストレーションなどを行い、その探求の場をサポートします(エサレン研究所も含めて40年以上、このワークを教え実践し続けている講師クリスティン・プライスのスーパーバイズを受けて構成されています)

こんな方へ

・日常にGAPを生かしていきたいけど、なかなか難しい
・一人でなく、誰かと一緒なら続けられそうな気がする
・GAPに興味はあるけれどもまだ体験したことがない
・GAPの基礎を繰り返し実践し自分のものにしたい
・医療、福祉、ボディワークや心理の対人援助職の方で、日常の仕事にも生かしたい


Message

GAP-STゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)のST(スチューデント・ティーチャー)クラスは、興味のある方ならどなたでも参加できる、オープンクラスです。

このクラスは、講師・クリスの監修とアドバイスを毎回受けており、現在のところ日本で唯一、公式にGAPを定期的に伝えること・その実践を許されています。そして、世界的にもおそらく唯一の、正式に認定を受けている場です。

アメリカ・エサレン研究所におけるワークで出会ったクリスティン・プライスを日本に招聘しながら、12年以上のGAPの学びと実践を経たところでクリスが不在のときもプラクティスを提供できる場として2013年から、GAPのSTクラスを正式にスタートすることができました。

現在クリスは、エサレン研究所の共同創立者ディック・プライスが創始したGAPの伝統を正式に受けつぎ、
現在はそれをさらに育む場をカリフォルニアに創り、拠点としています。

日本でもSTクラスでは、初めての方、クリスのGAPにすでに参加したことのある方、ゲシュタルトや他の心やからだの実践をこれまで学んできた方など、毎回、様々な参加者の方たちと輪を囲み、実践し、探求を深めてきました。

ST一同、今回もみなさんとご一緒できることを楽しみにしています。

なにか身体の感覚、気持ちや感情が起きてきたことに気づいたり、
または、自分が今まであまり注意を向けてこなかった、あるいは無視していた自分の中の一部などに気づいたら、
GAPではその気づいたものを変えようとしたり、無くそうとしたりしません。
まず今ここにいて、時間をとり、そのあるがままの自分とただ出会います。
頭も心も開いて、オープンマインドとオープンハートであることを意識的に思い出します。
できる限り、起きてきたことに好奇心をもってすすんで出会う、というあり方に入るのです。
ークリスティン・プライス

GAP スチューデント・ティーチャークラスとは

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)を講師であるクリスとともに12045983964_71a10f7fe3_z約10年またはそれ以上学び実践してきている生徒たちによるクラスです。メンバーは全員日本における第1期GAPスタディグループ修了者です。

GAPについてのレクチャーおよび体験的なエクササイズを通して各回のテーマに沿って、GAPの基礎や実践を探求します。クラス内容はクリスからスーパーバイズを受けています。

こういったワークショップやクラスに参加したことのない、まったく初めての人から参加可能です。

からだの声を聞くワークショップ12月のお知らせ

からだの声を聞くワークショップ12月のお知らせ

師走になりましたね!

毎日バタバタ忙しいわ~~と思っていましたが「単に要領が悪くなってきただけかも・・・」とふと思う今日この頃です。

12月はからだの声を聞くワークショップをやります。

テーマは「からだのリセット大掃除!」です。

年末恒例の大掃除にちなんて、からだの内側を大掃除します。

パイプのつまりをきれいにするように、滞った流れが動き出すようなことをやります。

全身もれなく動かして、すっきりリセットして新年を迎えましょう。

日程:12月21(水)9:45~11:45

場所:国立市内の施設(予約時にお知らせします)

料金:2千円

*動きやすい服装でお越しください

*要予約です。ご予約はこちらの申し込みお問い合わせフォームからお願いします

 

今年最後のワークショップをみなさんと過ごせるのを楽しみにしています!

プラクティカムこぼれ話

プラクティカムこぼれ話

GAP(ゲシュタルトアウェアネス・プラクティス)のプラクティカムの今回の会場の伊豆高原は、大学のゼミなどに使うホテルでした。

なのでいくつか規律があって、お風呂は夜10時までで終了。朝は6時半まで入り口が閉まっていて外に出れない、軽い監禁状態。

私は大体5時半には起きていて散歩をしたりするので、2日目の朝起きて入口が閉まっていることに軽いショックを受けて、外からやってきた宿の人に無理やり開けてもらったのですが、おかげで次の日から「6時半までは出れません!」とクラス全体に通達されてしまいました。

クリスのクラスは夜までみっちりやるので、一度はお風呂に入れなかったことも。。。

ホテルの裏は、シャボテン公園だったので、動物園のクジャクが宿の前に飛んできていることがしばしば。

道路には「クジャクに注意」の看板が・・・・。なんかインドの事を思い出して嬉しくなってしまいました。

西インドのプシュカルという街にいたとき、宿の庭にクジャクがゾロゾロいてすごくびっくりしたのだけど、町を歩くと野生のクジャクだらけで驚いた自分になんだか笑えたことを思い出したりしました。

滞在中シェフがいない日が一日あって食事がない・・・・。夜はみんなでイタリアンのディナーを食べに行き、朝は私たちST(スチューデントティーチャー)女子3人で朝食18人分を準備しました。

前の日の昼休みにタクシーでどんどん上がるメーターにドキドキしながら、美味しいパン屋さんとスーパーを掛け持ちで買い物に行って、卵を30個もゆで、サラダを作り、野菜を切って、美味しい朝食の出来上がり~~。

ちょっとペンションの主人気分でしたが、おかげで私たちのチームワークがますます良くなった気がします。

 

クリスも来年は来日15年目になるらしいけど、初期の頃のワークは夏はいつも長野の女神山でした。

自然にあふれ、そしてどんなに大声をだしても大丈夫な環境の中で思いっきりワークをしました。

初期のメンバーはもうあんまりいないけれど、あの頃のことを思い出すと幸せ感にあふれます。

私がオープンシートでベランダの外に出て、周りの山からエコー(こだま)が帰ってくるくらい叫んでいた時、あとでクリスが「この場所を作ったジンとケイコ(女神山ライフセンターを作ったご夫婦)に心から感謝するわ。こんなに存分に探求できる場所があるって・・・」としみじみ言ってた。

このくらい、私の大声すごすぎた。。。。。今の会場の条件では、まずできなかったワークだよなあ・・と思います。今回の私のオープンシートでも、その時の20分の1くらいの声しか出してないのに、2階に振動が伝わっていたらしいから。

 

今回は、「デモストレーション」としてのオープンシートでで短い時間でしたが(22分のタイマー付き!)クリスと一緒に座れました。

クリスはどこまでも「今ここ」なので、一緒に座るだけで。何もストーリーは要らなくて、ただ今自分の中から生まれ落ちようとしている事が立ち現れてきました。私はそのプロセスに従い、邪魔をせずに「今」にいるのみでした。

なんと、その22分で、プロセスに従っていたら、お産しているようなからだの動きが始まり、毛虫ぐらいの大きさのものを産み落としてしまったのですが、それはまるでドリームワークのような時間でした。

その産み落とした「毛虫」とその後もワークしたのですが、自分にとってどんなコミュニケーションが私らしい関わり方なのかをその私の一部の毛虫さんが教えてくれました。

私にとっては、身体感覚を伴った他者との関わりを「コミュニケーション」と呼ぶらしいです。

ボディワークそのものですね。。

 

 

プラクティカムから戻りました

プラクティカムから戻りました

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスクリスのGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のワークショップから戻りました。

5泊6日、過ぎてみたらあっという間でした。

駅まで送るバスの時間のギリギリまでワークをするクリス。。。さすがです。

今回も相当濃厚な時間でした。

プラクティカムは、理論と体験をミックスしたクラスで、対象はGAPを一定期間受講したことがある人。

基礎もしっかりやるのですが、それに加えて今回は、「自分自身と共にいることそして相手とも共にいることを学ぶ」コミュニケーション(クリスはコミュニオンともいう)が大きなテーマでした。

一例としては同じ部屋になった人たちと毎日一定の時間ワークをして、ニーズを言う、聞くという時間を取ったり。

「自分が他者に何を期待しているのか?」

自分が傷ついたと思うとき、相手に自分が傷ついたことの責任を預けている。自分が「傷ついた」と感じるその「感じたこと」の責任は自分にある。

責任というと、強いいい方な感じがしますが、GAPでは「オーナーシップ」自分自身に権威がある。というのをとても大切にしているのです。

自分自身が自分の専門家であり、自分が感じることは自分自身しかわからない。誰によってもそれを定義づけることはできない。

分析、アドバイス、判断をしない。というのがGAPのゴールデンルールでもあります。

それが自分が自分の感じたことの責任をとる。ということになるのです。

コミュニケーションでよく陥りがちな相手を悪者にすることなく、自分の[感じた]ことをじっくり見ていく。そのやり方は、本当に役に立ちました。

それが他者との関係性で居心地の悪い感情がおきたりスイッチが入っているとき、自分の中に何がおきているのか?を知る助けになります。

自分自身の感じていることをじっくり時間をとって探求していくと、そこに本当に今必要なプロセスが立ち現れて来ます。

それが「プロセスを信頼すること。」だと思います。

私もGAPを始めて最初の頃は、どこかに行こうとしていたと思います。この今自分が探求していることの答えを出さなきゃと思っていたと思います。

「今ここにいる」という事のチカラはすごいものがあります。それは、単なるトラウマ解消や、未解決なことを完了させること(それも含みますが)以上の力を持っているのです。

からだの叡智ともいえるかもしれないけれど、私たちは自分自身がどうしたら治療が起こるか?を知っているとクリスはいいます。

でもそれは、よりゆっくりと静かに自分自身に耳を傾ける。ジャッジしないで、答えを見つけようとすることをやめたときに起こるのです。

というようなことを改めて学んだ時間でした。

5泊6日って長いな。。。と思うのですが、過ぎてみるとあっという間。

初日には自分の中で何が生まれようとしているのかがはっきりしてなかったのだけど、自分自身に居続けることを通じて、段々全容が現れてきました。

合宿場所の伊豆高原には霧がずっとかかっていたのですが、時折霧が晴れて大室山がすごく近くにくっきりと現れてくることがあって、そんな感じ。

時間をかけることでもやっとしていた自分自身の中がくっきりと見えてきて、鮮明になってくる。そんな感じです。

その間には、不快な感情や居心地悪さも通っていくのだけれど、それとも共にいれるようになってきたのは、このGAPを長年続けてきた成果ともいえるかもしれません。