博多まで新幹線で

博多まで新幹線で

10月の三連休の初日は、恐ろしい台風が来ましたね。

被害に遭われた方々、大丈夫でしょうか?どうぞ必要なサポートが得られますように!

ちょうど三連休の土日が九州でのバイオダイナミクスの勉強会でした。

父の介護帰省で月に一度は福岡に行っているので、博多での勉強会は出来るだけ参加しているのです。

土曜の朝に飛ぶ予定だったので、1週間ほど前からハラハラしていましたが、木曜に欠航が発表されてしまいました。

さてどうするか?もう前日に新幹線で行くしかないねと勉強会の講師のOさんとやりとりをし、急遽金曜のホテルを取り、もちろん新幹線の指定が取れなかったので仕事終わりに早めに東京駅へ。

が甘かった。。。。。。

東京駅は改札にも入れない程人で溢れていました。

皆考える事は同じだったのですね。。。。博多行きの最終は18:50分

改札も階段もホームも人で溢れ、身動きが取れない。。。。汗だくで必死の人たち。

うーん、なんとか自由席の手前の車両の4号車から入ってダッシュで走り席をゲット!

廊下も車両の間も人で溢れ、乗り込むまでに時間がかかり相当遅れて電車は発車。

トイレにも行かずに我慢してたのですが流石に持ちそうもなかったので、京都辺りでぎゅーぎゅーの人の間を縫って勇気を出してトイレへ向かうと、車両の間は特に混雑していて、何とトイレの中にも2人、他人同士がいました(しかも男女、、、)

そんなこんなで博多に着いたのは、日付が変わった夜中の1時でした。

普段こんなに夜更かししないのですけどね。

2日間の勉強会は有意義な会でした。

九州の人たちといるとなんか落ち着くんですよね~~(九州じゃないひともいますが)

日本にも海外にもその地方独特の言葉があり、文化があり、食べ物がある。旅をしてても、その地方の味や方言に触れるとなんだか嬉しくなっちゃうんですが、これは旅好きに共通の感覚なんじゃないかと密かに思っているのですが。

勉強会のあとは、一人暮らしの父と数日を過ごしました。

母が逝ってしまって、一人になってしまった父は、会うたびに少しづつ命の力を失っている気がします。

数日を一緒に過ごして、話したり、一緒にご飯を食べたりしていると段々元気になってくるのですが、また次の月に行くと、枯れている。。。その繰り返しで切なくなります。

今回は、父が腰痛で草取りも十分にできなかったために、荒れた庭を主にやってきました!大量の落ち葉の掃き掃除とか、草取りとか。

東京では、どっちもあんまり好きじゃないのに、今回はなんだか楽しかったな~~。

なんたって落ち葉の香りが天然のアロマなのです。

葉っぱによっても匂いが違うし、ココナツのような甘いにおいが、庭の一部の場所からも匂ってくるのです。何だろう???

そのあたりを捜索したのだけど、結局なんの匂いかは判明せずだった。。

ココナツに近いけど、ココナツよりも甘いあの香り。多分花じゃないと思うのだけど。。それを嗅ぐと胸が温かくなるのです。

あとは猪にほとんどを持っていかれた残りの栗の実で栗ご飯を作ったりもしました。(手を切ってしまったけど。。。)

他にも苦手な税金関係の申告書類を作ったりもしてたのですが、これは計算するたびに数字が違ってくるので、書類が棒線だらけになってしまったけど、、、そしてまだ提出できず、、、次回こそは!!

お墓参りも行ったし、今回のショートトリップもなんとか無事に終わりました。

天気が悪いからあんまりよく写らなかったけど、お墓はすごく気持ちの良い場所に立っているのです。

実家まで遠いけど、なんだかいつも確実に癒されてます。

 

フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボを終えて

フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボを終えて

金曜は、茅ヶ崎のspace トネリコでコラボセッション第2回でした。

終わった後に振り返りをしつつ居酒屋トネリコで美味しく飲んじゃいました。

地子さんのご主人も加わって、美味しく楽しい会でした。

地子さんの料理はとっても美味しいのです。

「ただ炒めただけよー」とかいうのですが、なんかーキリッとピリッとしている。

効いてる感じ!地子さんのセッションやその人柄そのものな感じ。

コラボを終えての感想というか、ぼーっとしながら浮かんだことは、

バイオダイナミクスは、その人を生きるってことかもしれない。てこと。

その人がこの世に生まれて死ぬって事を十全に全うするって事。

思わず太字にしちゃったけれど、それをサポート出来れば、この上ない幸せだと思うのです。

大好きなワンコの小春ちゃんにもたくさん触れて幸せな1日。

以下はトネリコのオーナーの地子さんの感想です。

 

「手の癒し 花の癒し

〜バイオダイナミクスオステオパシーと

フラワーエッセンス」

国立のナンディルームからボディワーカーの中川洋美さんをお迎えして、トネリコのフラワーエッセンスとコラボセッション 2回目をおこないました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

お一人様、

バイオダイナミクスオステオパシー30分

フラワーエッセンス30分で¥7000

という超お得な企画。

今回しっかりバイオのセッションを受けたのですが、なにかほんとうに久しぶりに、心身のちからを抜いて「委ねる」という時間をいただきました。

不思議なことですが、途中夢に、大きくてモサモサした怪獣みたいなのがからだから出てくるみたいな感じがありました。(特に怖いとかおどろおどろしい感じではなく)

後から、それが感情の塊だったんじゃないかと思いました。

セッション後の食事が、とっても美味しかったのもおどろきでした。ここ一か月半くらい、食事が全く美味しくなかったんですから。

バイオすごいな。

画像はイベント終了後の「居酒屋」トネリコです(笑)

次回は年内にもう一度予定したいところ。

風に吹かれる

風に吹かれる

まいにち色々ありすぎて、何がなんだかわからない日々。

そんな中でも無事「ケア&タッチ」のワークショップ終了しました。

10人で無事温かな輪を囲むことが出来ました。

参加してくれた皆さま、ありがとうございました!

午前中はセルフケアを中心に、じっくり自分の話をする時間も取りました。

午後は、ケアしたい相手に対する実践的ワークをしました。

それぞれバックグラウンドが違う方々の症状も違う人たちへのケアを短い時間でやるのってハードル高かったですが、みなさんのプレゼンスでいい感じの場になりました。

今度は、パーツ毎(下肢、上肢、骨盤、背中、肩首とか)のワークなどやれたら良いなあと思ってます。

今回日程が合わなかった方々も是非次回は一緒にからだの時間を過ごしましょうー。

実はケア&タッチは自分に一番必要なことかもしれないなあ。。。としみじみ。

専門的なケアをやってもらうのは、プロにお願いするのが良いと思うのだけど、このワークショップで目指すのは「家庭の医学」

自分でセルフケアを日常的にやることや、家族や友人が、おしゃべりをするようにお互いにケア出来る日常があればいいなあ、、。と思うのです。

ところで、先日セッションが終わってクライアントさんがまだ休んでいるときに台所で一息ついていたら、前の道路で「大丈夫ですか???」という大きな声が何度も聞こえました。

心配で外に出てみると、目の前の道路で、人が倒れている。。。どうもバイクで走っていて壁に激突したらしい。

意識を失っていたので、ヘルメットを外してすぐに頭をホールドして安定したポジションで救急車を持つことに。

てんかんの発作か、薬のせいかよくわからないけど(受診券と薬が入っていた)頭はヘルメットで保護されていたので、どうやら大丈夫そう。

クライアントさんを置いたままで、、、。やれやれ。古くからの慣れた方でよかった、、、。

それにしても、周りにいた人の連係プレー、、、。引っ越し業者のトラックの方は道路整理をし、前の家のおばちゃんは救急車への電話。通りかかった女の子は鋭敏?な聴覚の持ち主なのか「サイレンの音こちらから聞こえてきてます!」とかいち早く音を聞き分け。。。

救急車が来たのでその場を離れましたが、この前も家が分からなくなった認知症のおばあちゃんを保護したり、最近多いなこの感じ。

そしてそして、いつかやらかすだろうと思っていたけれど、帰ってきたら家の鍵を持って出るの忘れてたパターンで家に入れない。。。

息子がしょっちゅう同じことをやっていて、それを見習って台所の小窓から棒を突っ込んで鍵を開けるという荒業をやろうと思ったんだけど、小窓自体があかない。。。(後で聞いたら換気扇の羽の脇から棒を突っ込むらしいです、、とほほ)

こんなこともあろうかとカギを預けてある友人宅へ、TEL。

丁度電車でこちらに向かっているところだったので、我が家の階段で30分ほどぼーっと待つことに。

そしたら、こんな風に外でぼーっとすることがしばらくなかったなあと。

風に吹かれて夕焼けの空を見ながら、ぼーっとする時間、それがどんなに心地の良いことか!なんだかすごく気が休まる時間でした。

みなさん、忙しい時も立ち止まって、風に吹かれましょうね~~~(鍵を忘れるのはオススメしないけど)

 

 

 

 

 

 

ケアをしている人のためのケア&タッチ

ケアをしている人のためのケア&タッチ

夏休み(私の)も終わり、東京に戻ってきました。
実家の福岡では、赤とんぼがじゃんじゃか飛んでいて、暑い中にも秋の気配でしたが、東京も今日は涼しいですね。
突然企画ですが、ケアをしている人のためのワークショップをやります。
対人援助の仕事や、家族のケアをしている人向けです。
個人セッションで、よく家族のケアについての質問を受けます。
セッションに来る人も、身近な人から定期的に簡単なケアを受けるとパフォーマンスが上がるんじゃないかな。。。と思ったことから、このワークショップ企画が生まれました。

都内での開催になります。お申し込み先もナンディルームではないのでご注意ください。
素敵な一日になる予感がします。

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ケアをしている人のためのケア&タッチ
介護、子育て、対人援助など、誰かをケアする立場の人に向けて1ディのクラスを行います。

日々誰かをケアしている皆さんは、自身のケアをどうしていますか?
枯れない、燃え尽きないためにも、自分へのサポートになることを見つける事や、セルフケアが欠かせないのではないでしょうか?

クラスの前半では、自分自身のために出来ることを、そして後半は、ケアする対象の人に日常的にやってあげられる事は何か?を体験して頂きます。
タッチを使ったストレッチや、マッサージなどを、2人組で実践的にやっていきます。

クラスの中では、GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の基本のワークなどを使って、それぞれがあるがままの自分自身に触れる、語る、聞くこと、そして安心安全な場を作って行きたいと思います。
それぞれが、自分の体験をシェアしつつ学べる1日になればと思います。どうぞふるってご参加下さい。

ワークをシェアする人
中川 洋美 (なかがわひろみ)

私自身が、仕事でも家庭でもケアギバーです。

ほぼ子育ては終わったとはいえ、まだまだめんどくさい手がかかる大学生の息子と二人暮らし。

そして、特養老人ホームで、介護の仕事をして20年になります。知的しょうがいを持つ人たちの施設でボディワークを提供したり、在宅の脳性まひの方の介助も定期的にやりつつ、ボディワーク&ヒーリングのサロン「ナンディルーム」の運営もしています。

そして今年3月に母を亡くし、一人暮らしの父を毎月九州まで訪ねるという、遠隔地介護まで増えてしまいました。

そんな中、自分自身が人生を生き生きと生きる事。栄養をお互いに受け取ったりしつつ、ケアをする人をどうサポート出来るのか?それは私にとっても大きな課題でもあります。

時々はプロの手を借りつつも、日常的に家族がやってあげられるシンプルな技を、紹介したいと思います。

日時:9月21日(土)10:00-16:00

場所:東京都台東区秋葉原周辺(お申し込みの方にお知らせします)

対象:どなたでもご参加できます(GAPの経験は問いません)

定員:12名まで

参加費:5,000円(税込)

持ち物:動きやすい服装でお越しください(もしくは着替えをお持ちください)
GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のHPからお申し込みが出来ます。

コミュニケーション 

コミュニケーション 

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス先週末は、2日間のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の日本人ティーチングスタッフによるクラスでした。

このクラスは連続クラスで今回が最後。母の死のどたばたで、決まっていた日程に出られなかったこともあり、今回は久々のクラスでした。

私は主にからだのワークを担当しました。

1日目にはクリスがカリフォルニアの自宅からzoomでクラスをやってくれるというスペシャル企画もあり、あっと言う間の2日間でした。

教える人は学びの遅い生徒だ。とクリスが良く話してくれるのですが、GAPでも、バイオでも、自分は本当に学びの遅い生徒だなと思うのです。

今回のテーマは「コミュニケーション」でしたが、人との関わり(とくに難しい人との関係)において自分の側に出来ることや、自分の中に起きていることをじっくり見ていく時間になりました。

その中で、「自分が望んでいることを、自分から伝えるということの責任をとるか?」→日本的に匂わせるというのではなく。

ということや、

自分の伝えたいことが一回で伝わるという幻想を持たない、時間をかけて、土壌を耕し、肥料をまいて、土地を準備してから「種をまいて」育てていく。というのがありました。

*相手に理解してもらうのに自分の側で出来ることは何なのか?

*何が相手の理解を妨げているのか?を明確にする。

というのもありますね。

自分の側に出来ることがたくさんあるというのは、より現実的ですね。根気はいりますが。。。

「期待がコミュニケーションを妨げる」というのもありました。

自分は何を期待しているのか?

相手が一回で理解してくれること?

自分のふるまいを自分でわかって、反省して、次回から違った行動をしてくれること?

そして、その奥には自分の中にどんな「want」や「need」があるのか。

自分のパターンやニーズを理解することなく相手にそれを期待していることにも気づかなければ、コミュニケーションはより難しいものになるかもしれません。

GAPではからだの感覚を大切にします。ストーリーに入ってしまうのではなく、今ここで起きている感情、そして感情のフレーバーをからだの感覚で感じることで、それを今ここで体験します。

なので、それを「時間と空間を与える」という言い方をするのですが、感じてすぐその場を去るのではなく、感じ続けることで、その糸はより深い場所へと自分を連れて行ってくれます。

ただ自分が相手に興味をもってその人のことを知りたいと思わないと、コミュニケーションにはたどり着かないということがありますが。。。

コミュニケーション、多岐にわたり、書いたのはほんの一部。

多分また書きます!

 

カモシカに出会った!

カモシカに出会った!

カモシカ先週、青梅に遊びに行ってきました。

青梅在住の帽子作家の良子ちゃんと、青梅で自然農の畑を長年実践し畑の会を主催している真紀ちゃんに会いにいきました。

そしてその畑は、私が賢治の学校ってところで自分の探求をしていた頃に数回行ったことのあるのです。

その畑に行くのは実に20数年ぶり!

おんなじ畑とは思えないくらい、素敵に変貌していました。予報は雨だったにも関わらず、予想外に晴れた山の畑、気持ちよかった~~。

雨の多い今年でも、健気に育つ野菜たちの見学をさせてもらうと、鹿よけネットの向こうにお客さんが。。。

カモシカでした!

カモシカが畑にやってくるとは聞いていたけれど、こんな昼間(夜行性ではないらしい)に会えるなんて!

牛好きの私は、偶蹄目に目がないのできゅうううん。。。となってしまったのだけど、ネットも飛び越えて畑に入ってしまって、困っているらしいです。。

かわいいんだけど、、、私たちはネットの中にいて、その外ではもぐもぐ葉っぱを食べてました。

「その草で充分じゃない!畑に入ってこなくても!」とカモシカに話しかける真紀ちゃん。でもおいしいんだろうな。。。

そのあとは、みはらし台と呼ばれている丸太の上で、三人で1時間ほど気づきの基礎のワークをやりました。

青空や、頬に当たるそよ風や、お日様が何よりのサポートでした。

そして、名栗と呼ばれる場所までドライブして、ランチ、そして、温泉!

せせらぎの湯、、、、すっごく気持ちよかった!!

一日たっぷり青梅ツアーを満喫しました。

次の日起きたら、からだも頭もめちゃすっきりしていた。

自営業だけに、休みの日も半分仕事みたいなことをしてしまっているね~~、とは三人に共通することだったのだけど、やはり休みはしっかりとって、自然の中で自分の命の洗濯(と温泉に浸かる)はやらないといかんな~~と思った一日でした。

*網の間のカモシカ、、、、見えるかな???