バイオエナコース7

バイオエナコース7

コース5の数日後にコース7が開催されて、早くも2週間。。。

季節外れの台風が来て石垣島のルームメイトは来れるのか???とヒヤヒヤしましたがギリギリのところで過ぎていってくれたので、彼女も無事関東に来れて、クラスに参加する事ができました。

コース7のお題は健全(health)。コロナ禍で四年ぶりのリアル開催。そしてこのコロナ禍の間に2つあったクラスが一つに統合されて初であったこともあり、初日はなんとなく場に馴染むのに時間がかかった感じもありました。

今回も天候に恵まれ、雨は夜中に一度降ったのみ。朝の散歩もしっかりできました。

初日あるあるで、今回も質問の内容などを考えていたら眠れなくなって、一睡も出来ぬまま、夜明け後4時半に森の中を彷徨うように散歩して、朝に既にぐったり。。。バイオ学び初めてもう十五年以上経っているというのに、クラスに入る時にナーバスになってしまう自分の心の揺らぎ、、、いい加減慣れろよ!って感じです。。。

バイオからバイオエナに変わって一番の変化は、毎回の実習のテーマが特に決まっていないこと。お題を決めてしまうとその実習にそぐわない場合も、無理にそれに合わせたことをしてしまうので、システムに負荷がかかり受け手が壊れる可能性が出てきてしまうのいうのがその理由。

お題はなく、その時その時の施術者と受け手の間のハートとハートのコミュニケーションによって治療が行われることで、本当に必要な治療が起こる。そして毎回パートナーを変えることで、違う人の施術がそれぞれの受け手に届くのでクラスの終了後はすっかり治療されて健康になっている。という。

そして、前回のコース5でも同じようにお題がないワークが行われましたが、コース毎にそのコース全体のテーマがトムの作るフィールドによって保たれているのか、起きてくることがまさに「コース7!」なのでした。

九年前に受けたフェーズ7で垣間見えた世界と同じようでありながら、自分の感覚がやっと少しだけ追い付いてきた感もあり、以前のコースでは幻のようだった儚い感覚が、今回の方が実感を持って感じられるようになったのは、収穫の一つでした。きっと九年後も同じように思うのかもしれませんが。。。72歳になったトム、いつまでも元気で居てくだされー!

あっという間に過ぎてしまったふたつのコースの感覚記憶を頼りに、ここから一年また精進していこう。。。と誓うのでした。

そして次の週には実家へ。父の四十九日の法要を済ませて来ました。

梅雨時とは思えぬくらいの晴天!父はこんなに晴れ男だったのかと思うくらい、死の間際においても退院してから死ぬまで、そして葬儀を終えるまでもずっと晴れだったのでした。

今回は納骨もあり、梅雨時だけにもし雨なら納骨はお盆にしようと言っていたのですが、ピカピカの晴れ!納骨も無事終え先祖みんなのいる場所にお骨を収めて来ました。

いつもあった仏壇にお骨がないのは寂しい気持ちにもなったけど、まあもちろんスピリットは自由なので、父はそこかしこにいるのでしょう。

フェーズ7のクラスの間に大正15年生まれの父の姉 も彼方へ行ってしまいました。

認知症でずっと寝たきりで父が後見人をしてたくらいなので、何度ももう危ないと言われながら結局父より長生きしてしまった。

人生は産まれた瞬間から終わりに向かって進んでるという皮肉。

一つの生の営みが終わり、しばしの休息の後また次の人生に向かうのだろう。

親を見送り大きな仕事を終えて、さて自分もこの人生の残り時間でやるべき事は何なのかを見据える時期に来ているのかもしれないなあと思うのだった。

 

予約を再開します

予約を再開します

4月20日、父が他界しました。

12日に福岡の実家に帰り、在宅医との面談や吸引講習を経て、15(土)に念願の我が家に帰り、たった6日間でしたが毎日バイオもやり、宝物のような日々を過ごさせて頂きました。

帰ってきた日は前日が土砂降りで、まだ小雨の残る中、訪問看護師さんやケアマネさんや介護タクシーの運転手さん、全員女性で庭から縁側を通りベッドまで担架で父を運びました。

退院後初日は、足を触ると電気的ビリビリがめちゃあって、入院生活が父に与えたストレスが感じ取れるような気がしました。

退院してきた日に経管栄養のチューブを取り、そこからは余力だけで日々を過ごしましたが、毎日訪問看護師の人が2度訪ねてくれ、私の友人や、姉の子やいとこも来てくれたり、賑やかかつ、平和な日々を過ごしました。

火曜には熱が出て苦しそうでしたが、水曜には下がり庭の前で入浴もできて、その日が一番穏やかでした。夜にはうちの息子もやってきて、手を握って泣いていました。

夜からゼロゼロが出てきて苦しそうでしたが、まさかその日が最後の日だとは思わなかった。

ただ朝、バイオをしていた時に、胸から何かが出ていくのが見えて、もう近いなあとは思っていたのでした。

酸素濃度が下がって、午後姉に電話したり、出掛けていた息子を呼び戻したりして、最後の時はあっという間にやってきました。

最後の呼吸の瞬間を一緒に過ごしたのは、ちょうど私だけの時でした。

呼吸が戻って来なくなって、心臓が静かになっても、まだ父の体に流れているものがあって、それは死後2日経っても消えることはなかった。

ベッドから降り北枕で仏壇の横に寝ていたので、まるで静かに眠っているようでした。

その横で私は眠り、家族と話したり、掃除をしたり普通の日常の延長のように、通夜までの日を過ごしました。

本当に良い時間を過ごさせてもらいました。

退院当日以降、葬儀まで毎日良い天気でそれもギフトでした。

葬儀が終わった昨日から打って変わったような冷たい雨です。

母の死後、毎月福岡に通い四年間、家での生活を続けてきて、そして最後は入院してしまったけれど、家に帰ることが出来父との豊かな時間を共に過ごさせてもらって、悔いはないです。

うちの裏が特養老人ホームで、母もそこで働いていたのだけど、そこのケアマネさんが本当に素晴らしい人で、この看取りプロジェクトは彼女の協力無くしては実現しなかった。

毎日訪ねてきてくれて、手を握って父に話しかけてくれ、最後の入浴の時も一緒に見守ってくれた。

私を励ましてくれて、一緒に泣いてくれて、その存在がどれだけありがたかったか。

父も感謝していると思います。

感謝しても仕切れない大きなものを父の最後の姿を通して学ばせてもらいました。

もらったものをこれから返していきます。

ということで長くなりましたが、5月1(月)よりセッションを再開します。

キャンセルさせてもらったお客様には順番にご連絡させていただきますね。

予約の受け付けも開始しますので今後ともナンディルームをよろしくお願いします。

 

4/12~4月末までお休みします(重要)

4/12~4月末までお休みします(重要)

前回のお知らせで「父の看取りのために帰ります。」と書いてからなかなか話が進まずにいましたが、やっと自宅に連れて帰る目処がつき、12(水)から実家の福岡にしばらく滞在することになりました。

父との貴重な最後の時間を味わいながら過ごしてきます。

病院とのやりとり(特に主治医)がなかなか進まずジリジリする時間を過ごしていましたが、、それも私の覚悟だったのかなと思います。

自分がちゃんとグラウンディングしてない気がして、山に登ったり、もう実際には話が出来なくなった父と魂レベルで話して、私の覚悟か決まって心から納得したら話が一気に進みました。

ずっと何が父にとって最良の死なのか?それが私の決断に委ねられていることに一抹の迷いがありました。

入院している限り、医療的な処置を受けて命が枯れて枯れ切るまで生きさせられる。

でも、退院して家で看取るという事は、全ての管をとって延命行為を終わらせる事になります。

父は元々は管をつけたり、入院するのは嫌だと言っていました。でも実際図らずもそうなってしまってから外すのはかなりの決断を要します。更に意思表示が出来なくなった今となっては。

生まれて死んでいくまでには、様々な環境と状況があるので、どれも否定しようとは思いませんが、やっぱり私は静かな環境で肉体という容れ物から離れていく父をサポートしたいと思います。

なので4月のセッションは11(火)までにして、12(水)〜4月末までをお休みとさせて頂きます。

既にご予約頂いている方にはこちらから個別にご連絡させて頂きます。

5月〜のご予約はお受けしますが、キャンセルの可能性があることをご理解の上お申し込みください。

ご不便ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

4月の予約に関してのお知らせ(重要)

4月の予約に関してのお知らせ(重要)

ブログ等でも時折お知らせしているように、1/12日に一人暮らしの父が救急搬送されて今入院しています。

母が急逝してから四年間、毎月6日間を父の介護をしに福岡の実家に通ってきました。

なんでも出来ていた父が少しづつ少しづつ弱っていき、気力も体力も機能も落ちていき、そして認知症状が進んでいくのを見るのは切ない事でしたが、父とのゆっくりとしたテンポの日々は私にとってのかけがえのないものでもありました。

その父との面会は今は叶いません。病院が入院患者の面会を許可していないからです。

死の間際においても面会は出来ないと言われました。

先週実家に帰った時に病院でオンライン面会をした次の日に(父はもう寝たきりになってしまって、発語もできなくなってしまっているのですが)急変して大量に下血をして一時危ない状況に陥りました。

もうダメかと思いましたが、なんと持ち直して今は小康状態にいるようです。

ですが、最後の今生の残り時間を自宅に引き取るべく今動いています。

早ければ4月前半に実家の福岡に帰る可能性が高くなってきました。

既に頂いているご予約に関しても変更の可能性があります(日程が確定し次第個別にご連絡します)

こちらからキャンセルさせて頂くと言うのはとても心苦しく申し訳ないのですが、今後頂く予約に関しても(特に4月中は)変更キャンセルの可能性がありますので、予約時はご理解の上ご予約頂ければと思います。

人生の中で家族の死を迎えるというのはそうある体験ではないと思います。

長く介護施設で働いて来ましたが、家族に向きあうというのは全く違う心持ちです。

出来るだけスティルネス(静寂)の中に入り、自分自身も整えつつその日に備えたいと思います。

私の祈りとヒーリングのエネルギーが、父だけではなく今現在病の床にある方達にも届いていきますように願ってやみません。

また日程が確定しましたら、ブログお知らせ等に掲載していきます。

今週は東京にいる事が確定したので、早めの日程をご希望の方は、ご連絡下さいませ。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

2月3月の予定など

2月3月の予定など

早いもので1月もの頃少なくなって来ましたね。

今年は寒いので春が恋しい。。

もうすぐ私がずっと師事しているバイオダイナミクスオステオパシーの先生のトムが3年ぶりに来日します。

コロナになってからずっとオンラインでのクラスだったので、2月2日からのクラスでリアルで会えるのがすごく待ち遠しいです!

バージョンアップして、より良いセッションができるように頑張りますね。

そして3月にはGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のティーチャーのクリスティン・プライスがやはりコロナになって以来初の来日をします。クリスは日本に来始めてから20年近くになりますが、これが最後の来日になるだろうと言っています。とてもとても寂しいですが、3月には長い合宿があるので味わってきます。

なので、三月はお休みが多めになります。申し訳ないです。。。。

予約に関してですが、予約カレンダー見れないとか、見づらいとの声も頂いています。申し訳ないです。

カレンダー見れない場合は、予約フォームのコメントに希望の時間や曜日、日程などをいくつか書いていただければ、こちらから空いている時間などをお知らせします。

また「ナンディみやこルーム」は私の福岡の実家にてのセッションです。

昼間のみで午前10時〜と、午後13時〜の2セッション(時間は調整可能)になります。

予約時に「ナンディみやこルーム」でのセッション希望とお書き添えください。

こちらでは、バイオダイナミクス・オステオパシーとエソテリック・ヒーリングのセッションのみを行っています。

では2月3月の予定一覧です↓

2/6(月)フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッション@茅ヶ崎

(残席1名12:30〜の枠募集中です)

2/13(月)〜2/17(金)ナンディみやこルーム@福岡

(予約可能枠有り、お問い合わせください)

2/22(水)オンラインによるGAPイブニングクラス18:45~21時(講師丸山智恵子、中川洋美)

(詳細は後日お知らせします!

3/6(月)フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッション@茅ヶ崎

(予約受付中セッション希望の方はお知らせください)

3/21(火)〜3/24(金)ナンディみやこルーム@福岡

(予約可能枠有り、お問い合わせください)

 

 

今年もありがとうございました

今年もありがとうございました

ナンディルームは昨日が今年最後のセッションでした。

帰り道のキリッとした冷たい空気が心地よく、今年も頑張ったなあと星空を見上げました。

皆さんは今年はどんな一年でしたか?

私は人生という道の分岐点を折り返したような一年でした。

息子は古巣を旅立ち、年齢を重ねた父のケアがより必要になった年でした。

新しい事を学ぶよりも、成熟させるためにより時間を費やしました。

今年はおせち料理を作らなくても良いかな?と思いつつやっぱり今年もシンプルおせちを作ってしまった。。。

子供の頃から何となくお節作りに参加していたのがどうも抜けないらしいです。

今晩は毎年恒例、かき揚げ蕎麦を食べます。

今年ご縁のあった全ての方に感謝します。

皆さんが、温かく優しい気持ちで年の瀬を迎えられますように!

ナンディルームは新年は4(水)からになります。

来年もどうぞよろしくお願いします。