コンティニュアム•ムーブメント

コンティニュアム•ムーブメント

この週末二日間は、コンティニュアムムーブメントのクラスでした。

すごーく知名度の低いこの名前を知ったのは私がエサレンマッサージの資格を取ったばかりの頃なので、もう17、8年前に遡ると思います。

今はもうコンティニュアムのティーチャーではないカイオパという先生で、ジャングルジムアプローチという、椅子を使ったりする結構アクロバティックなクラスでした。

[クロニック・スチューデンツ]というマニアックなボディーワークやヒーリングの講師を日本に呼んでワークショップを行なっている団体に出会ったのもこの頃。

クレニオセイクラルを習ったり、エソテリックヒーリングのクラスを受講したり、随分お世話になりました。

バイオダイナミクスオステオパシーのトムの存在を知ったのも、クロニックを通してでした。

最近は随分ご無沙汰しているのですが、コンティニュアムムーブメントだけは、今もmustで受講しています。

コロナ禍になってからは、オンラインのクラスなのでむしろ参加しやすくなって、今までなかなかお会いするチャンスのない先生方からクラスを受けることが出来て嬉しい限りです。

今回は講師はオンラインですが、参加者は東京で集まってクラスに参加する事が叶いました。

やはり、みんなで受講するのは良いなあー。

そもそもコンティニュアムムーブメントって何かというと、呼吸と音と動きを使ったからだの探求です。

O(オー)やE(イー)などその時の探求のテーマに沿った音や、フーブレスやシータブレスなど、特定の呼吸の仕方、そして動きを使ってからだの内側に潜って行きます。

からだの気になる部分にその音を届ける事もあるし、からだの衝動の動きに従ってダイナミックに動く事もあるし、ほとんど動きがなく、内側で起こっている微細なさざ波や静けさと共にいる時間もあります。

そして時々、オープンアテンションといって、ただ静かにからだに気づきを向け続ける時間もあります。

内なるからだとの対話で、生き物としての「私」との時間と空間に耳を傾けます。

この探求を家で1人でも出来ますが、グループでやることでのダイナミズムもあります。

ダイブという時間はまさにそう。

その日のテーマに沿った動きや音をまず一通り練習した後は、ダイブという自分自身の内側にどっぷりと潜る時間になります。

今回の先生のゲイルはどう見ても75歳には見えない可愛らしさと優しさと明確さを合わせ持つベテランのティーチャーであり、ロルファー(ロルフィングというボディーワークのティーチャー)でもあります。

このダイブのロングジャーニーで、時に聞こえるそれぞれの人の息遣いや音、そして動きによって聞こえる衣擦れの音や気配も感じながら、自分自身にどっぷり潜るのが凄く良いのです。

1日目は初心者も参加出来たのですが、2日目はトレーナーを目指す人の為のクラス。

ガチガチに目指してます!って感じじゃないのですが、グループでお互いにティーチングをする時間なんかも一応あります。

お互いに出来る事をシェアするのが、またそれも良い感じなのです。

ふふ。特に写真などないのでイメージも湧かないかもしれないですが、興味のある人はクロニックスチューデンツのページをご覧下さいhttps://chronicstudents.com/continuum_gael_2022/

今月の山歩き

今月の山歩き

先月の山歩きがすごく良かったので、これから毎月山に行こうと決めて、今月の山は奥多摩の御岳山にしました。

朝5時半に家を出て、立川より青梅線から奥多摩へ。

青梅より先は別世界。山が深い!電車の中からの景色に惚れ惚れします。これが東京とは!

御岳駅で降りて、ケーブル下の滝本までは始発のバスで。この時点でバスに乗っていた山びとは3人。

更に歩き出したのは私一人で山の中に私だけ。。。山の深さと暗さと湿度に、少々不安な気持ちになりました。

舗装された道路で許可を得た車は入って来れるので、産廃車などの車は時々追い越していくものの、ケーブルカーの御岳駅に着くまでに会った人は3人だけでした。

慣れてくると人の気配のなさが心地よくなってきて、大きな杉の木に手を当てて木のミッドラインを感じたりしてました。

大きな木のエネルギーの中にすっぽりと包まれるのって、本当に気持ち良い。

御岳神社の下に着くとさすがに人はポツポツいました。御岳神社に来たのも20年近くぶりでした。かなりキツめの階段にヒーヒー。。。

でも神社、こんな感じだったっけ?小綺麗だけど、神聖な感じがあんまりしないような。

一応お約束でおみくじを引いてみました。開運天然石入りの。色んな種類があるのですが

引いたのは自分に一番縁がなさそうなやつでした。。とほほ。才能開花!とか精神強化!とかが良かったのですけどね。

出たのは「良縁」のでした。。。

結構疲れていたのでもうここまでで充分な気がしましたが、来た道を戻る気がせず、もう少し気持ちの良いところを味わいたいと思い、ロックガーデンにするか、日の出山にするか迷いましたが、日の出山に登ることにして日陰の道を40分程歩きました。途中人家なども多少あって生活の気配が感じられたのが良かった!

最後がいきなり激しい登りで辛かったですが一気に頂上へ。

頂上はいきなり開けて視界良好。先に来ていた髭のお兄さんは、もっと晴れるかと思ったけど雲多いですねと言っていたけど、陰気な(失礼!)御岳の方から来ると充分な明るさでした。

山頂ではムードメーカーのお母さん2人組がいて、子供を背負った家族づれに話しかけていたりして、和気藹々な雰囲気でした。

そこでやっと朝食!持ってきたコーヒーとりんごと頂き物の美味しいお饅頭と美味しいフィナンシェ。

でも今日の気分はおにぎりだったなー。次回はおにぎりにしよう!朝早いから難しいかもだけど塩分も欲していたに違いない!

日の出ツルツル温泉の定休日は火曜だから無理だと思っていたけれど、時刻表に第三火曜日と書いていたので、そのままつるつる温泉の方に降りることに。

日の出山から温泉方面に降り始めてすぐの辺りは、視界もよく明るい日差しが降り注いでいて、かなり気持ち良い場所でした。そこから、2キロ弱、ずっと下りで膝がダメになるかと思ったけれど、もうダメーってところで、山が終わってつるつる温泉に向かう舗装された道路に出ました。膝もほっ。

つるつる温泉、、、、最高だった!やっぱり山の後は温泉だー。本当につるつるのお湯。昔来た時は蕎麦打ちの実演とかしていたけれど、今日は平日だからか、もうそれはやってないのか、人もまばらでそれはそれで居心地よかったー。

つるつる温泉から、バスで武蔵五日市駅に出て、今回の山歩きは終了。

何だか、山レポのような感じになってしまったけれど、帰りの電車では来月はどこに行こうかなーと思いを馳せるのでした。温泉は入れたいな。

11月7(月)コラボセッション募集

11月7(月)コラボセッション募集

月に一度茅ヶ崎で開催している「フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッション」ですが11月は来れない人がいるので2枠空きましたので募集します。

日程は11月7(月)予約枠は14時~と16時〜です。

フラワーエッセンスのセッション40分とバイオダイナミクスオステオパシーのセッション40分の両方を受けていただけるお得企画。料金も良心価格の2つで七千円です。

場所は、フラワーエッセンスの地子さんのお家、茅ヶ崎の里山の一軒家「スペーストネリコ」です。ご予約の際に詳しい場所などはお伝えします。

湘南台もしくは茅ヶ崎よりバスになります。

ご予約は、お申し込み・お問い合わせよりコラボセッション希望と書いてお申し込みください。

決まり次第締切にさせていただきます。

↑満員に達しましたので締め切りました。

 

ギフト

ギフト

木曜日はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のイブニングのクラスでした。

テーマはこの人生をどのように生きるか?という2時間余りのクラスにしては、余りにも壮大なテーマでしたが、無事に皆さん良い探求が出来たようでホッとしました。

私も少しだけですが、一緒にティーチィングのスタッフをしている智恵子さんと、メインルームでみんなにチャットなどを送ったり、時間を計ったりしながら、その隙間で探求する事が出来ました。

そもそもこのテーマ、私がしばしば考察しているお題なのです。

実家の草刈りをしながら、散歩をしながら、このテーマがここのところ、行きつ戻りつやってきます。

参加者の中には、やはりこのタイトルががここ最近のテーマだという人もいました。

私が[この人生をどう生きるか私に言って下さい]という問いかけをしてもらって出てきたのは、白い真っ直ぐな道でした。

自分の人生、紆余曲折あったと思っていたのに、浮かんだのは真っ直ぐ過ぎるくらいの道で、しかも白い。

そして私はこれからもこの道を迷わず歩いて行くのだなあ。と思ったら何だかじーんと来てしまいました。

前半はその真っ直ぐな道以外にもう私は寄り道はしないよ!という決意のような物を感じていたのですが、後半それにキツさも感じて周りを見回すと、その周りには丸い白いものが沢山落ちている。

そして、秋の収穫のように寄り道しながら、その丸いものを拾ったり寛いだりするのも良いなあと思えたのです。

そして、また白い道に戻って精進する。

さらにその周りの丸いものを感じていると、空間の広がりを感じました。

実家の周りの大きな木々たちの存在も思い浮かびました。

というのが、個人的な今回のリピーティングインクワイアリー(繰り返しによる問いかけ)での私の体験でした。

その白い道と周りの白い丸いものたちのイメージは、何か私の中にストンと落ちたようです。

その夜、夜中に目が覚めました。

丁度次の日の午前中のセッションが急にキャンセルになった事もあり、そうだ!山に行こう!と思い立ちました。

リンゴと温かいコーヒーと、冷蔵庫に入っていたパウンドケーキを持って朝6時に家を出て高尾山へ。

朝の高尾山口駅は、空気が澄んでいて人も疎らでした。

山になんか10年以上登ってないのだけれど、ハード系稲荷山コースを選んでgo!

最初の登りと最後の階段はきつかったけれど、途中なだらかな所もあったので救われました。

人の少ない朝の山の中は最高に気持ち良かった。

そして、林の中にはスティルネスに満ちている場所もあって、そこに入ると空気や光の質感が変わっていきます。そこを通ると五感でそれに気付きます。

自然が何よりの教師だと言う事がよくわかりました。

そして何より、歩いていてすれ違う人達が街中に居る人達と何だか違うのにも気付きました。

何だか神々しいのです。

もちろんそうじゃない人もいるけれど、ストックをギリギリ使えている山老ガールのおばちゃんなんか、ほんと光っています。

この人達、なんなんだろう?

と山から帰っても、ずっと考えていました。

そして何となくわかったのは、その透明性。

自然の中に溶けこんでいるのです。バイオで言う透明性がその人を通り抜けている。まさに健全によって満たされている状態なのです。

なので、そのヘルスにいる人とすれ違うだけで、何だか幸せな気持ちになってしまう。

そして、こう言う自然の中に溶け込んでいる人を私はかつて良く知っていた。と思いました。

山の頂上にヒーヒー言いながら着くと、15人くらいの人が好きな場所に座って、めいめいに朝食を取っていました。

コッフェルでお湯を沸かしてカップラーメンを食べる人。

おにぎりの包みを開く人。

快晴で、周りの山も見渡せる。

自然に対して小さな人の存在感が、自然の中に溶けていました。

そこで、しばらく時を過ごし、下界の高尾山口に戻ったのが10時くらい。

そこは遠足の子供達や、グループで登る老若男女で賑わっていて、もう朝の静寂は跡形もなく消えていました。

思いがけず朝の山に沢山のギフトとバイオのヒントをもらえた日でした。

GAP の夢のワークでもあるけれど、出てきたイメージを生きると、そこには宝物が詰まっていました。

山ガールデビューしそうです。

10月のお知らせ

10月のお知らせ

今日から10月ですね。

ナンディルームは月曜日が定休日ですが、10/10体育の日の祭日は営業日にして次の日の11火を振り替え休日にさせて頂く事にします。

あと、夏場はおやすみにしていた足湯ですが、そろそろ涼しくなって来たので再開します。

暑い日もあるのでそう言う時は、来てから足湯を作りたいと思いますので、希望は遠慮なくおっしゃって下さいね。

ではでは、今月もよろしくお願いします。

人生は予定通り行かないけれど。

人生は予定通り行かないけれど。

今北九州空港でこのブログを書いています。

月に一度の介護帰省&実家セッション。

今回は日程が少なかったので、ヒヤヒヤしました。

行きの飛行機が台風で欠航してしまい、予定が狂ってしまったので、羽田空港でブログを書いていたのだけど、そのブログもアップロードできず、もう帰りの便になってしまいました。

そしてその便もどうも遅れるらしい。

このタイトル通り、人生は予定通り行かないものなのですよ。。

人はスケジュールを立ててその通りに行かないとストレスを感じてしまう。

私もそう。

何だかんだと次の予定を立てたり、それがダメだった時の代替案をたてたり。

頭はフル回転だけど、この世の中に起こる現象はその私達の小さな脳内のジタバタよりももっと大きい。

結局次の日に飛行機は飛び、どうにか実家に辿りついたのだけど、果たしてマスコミが言っていた程、この台風って凄かったの?と疑問が湧いてくる。

備え有れば憂無し。と言うけれど、今の世の中、備え過ぎて不安を煽ってない?と思わなくもない。

でも実際、果物農家さん達は、収穫前のフルーツが落ちてしまったりしていて、お気の毒ですが。

実家は、枝と葉っぱがめちゃくちゃ落ちてました。

完熟前の栗や柿や銀杏も落ちていて、ああー、あと10日待ってくれれば良かったのにと思う。

なかなか良い時に落ちてくれないものですね。

自然界は文句も言わずに、営みを続ける。

人は小さいなあ、自然界に寄りかかって居るのだなあ。

と、荒れた庭を掃除しながら、蚊にブンブン刺されながら草をとりながら思ってました。

時々、この世界は退化しているのではないかと思う時がある。

ITでいろんな事が可能になったように思えるけれど、なったような気になっているだけで、人の苦悩は昔も今も変わってないし、むしろ増えているのかもしれないなと。

私の仕事は、手を使って、人の健康をサポートすること。

じっと手を見てみる。自分の思っている程逞しくもなく、パワフルでも無さそうな手を。

からだの割に小さくて、でもまあ弱々しくもない手を。

すごくシンプル、そしてリアル。

そして私はそんな世界が好きだ。