オステオパシーのための植物療法

バイオダイナミクスのフェーズ1の翌日からは、植物療法のクラスでした。

場所は、昭和感あふれる熱海のホテル。

2日目、3日目に併設するハーブ園での実習があるためここを選んだとのことでしたが、昭和にタイムスリップしたような作りやオブジェ、そしてとにかく広大なホテル!ご飯を食べるところもシャンデリアで、重ーいバロック風?のカーテンで、ディナーショーが毎晩開催され。。。って感じのなんだかすごいとこでした(ハーブガーデンはすごくよかった!)

講師のボビーさんは、フェーズ1にも参加していてすでに顔見知り。

私は早起きなので朝散歩するのですが、フェーズ1の時、大磯の海を歩いていたら、ボビーさんが海に入って石を拾っていました。

「家族へのお土産にするんだー♪」と言って。←彼は4人のパパ

次の日も朝、石を拾っていたので声をかけたら「昨日拾った石を何個か捨てて、新しいのまた拾ったんだ~~♪」

って感じのキュートなお方です。

ボビーさんのお父さんはフロリダでハーブガーデンを持っていて、ボビーさんもそこで作ったティンクチャ―(チンキ)をオステオパシーの治療にも使っています。

まず作ったのはレモンバームのティンクチャ―。

レモンバームってポピュラーなハーブだし、お茶にして飲んだりもするし、「いい香りだな~~」とは思ってましたが、そんなにすごいハーブだとは思ってませんでした

だけど、レモンバーム、凄いやつ・・・不眠、抗アレルギー、抗菌、解熱、不安やアルツハイマーにまで。

3日目にペアになって実際ティンクチャ―を飲んで、からだやエネルギーがどう変化するかをチェックしたのですが、飲んだとたん、頭のほうのエネルギーフィールドがぶわーって広がって、徐々にハートを通って下の方まで広がっていきました。

ペアのパートナーのからだをチェックしたときも、触るとすぐに変化がおきてきたのでびっくり。

こんなに違うなんて!

今回は、エキナセア、セントジョーンズワートなどもみんなで作ってお土産にしました。

6週間アルコールで漬けて出来上がるのでどんな風になるか、今から楽しみです。

植物はエゴがなく、私たちがそれを癒しと健康に使うのを喜んでいる

というのに感動しました。

ボビーさんが子供の頃、木から話しかけられた話を聞いていたら、私も子供の頃週末になるとよく父親と野山に散歩に出かけたことを思い出しました(とっても田舎なのです)

父に植物の名前や効能、食べれるか毒か、という話を聞いたりしながら歩いた時間が、私は大好きだったこと。

小学校に入る前の5,6歳には庭のヨモギを石ですりつぶして「傷薬~~」といってからだに塗ってたことや、小さいころは植物と良く話していたことも思い出しました。

ここ熱海でも、朝散歩していたら、何かに呼び止められた気がして見上げると枇杷の実がなっていました。

「私をたべていいよ」と。

ありがたくその甘い実を食べ、葉っぱを頂いて早速ティンクチャーにしました。

東京に住んでいるとなんとなく遠ざかっていた植物たちが、このセミナーを境に親しい友達のように感じています。

可愛らしいお花や、おじいさんのようなどっしりとした木たち。

今朝も団地の庭を掃いてたら、レモンバームが植わっているのを見つけてしまった!

植物たち、本当に素晴らしい。。。

ハーブガーデンに行った時にいた庭師さんも本当に植物に愛されている素敵なおじさんでした。

植物療法。。。。はまってしまいそうです。