バイオダイナミクスフェーズ1

2日~9日まで、バイオダイナミクスフェーズ1のセミナーと植物療法のクラスでお休みしていました。

昨日2つのセミナーを終えて帰宅しました。

深い長い旅から帰ってきて、まだぼーっとしています。

「家で人と喋ってなかった。。。。」という息子のバイトや学校の話を聞きながら、家族っていいなあと実感。息子は私のアンカー(錨)だなあ。

家が汚くなってたり、ゴミ出ししてくれてなかったりとめんどくさいことも沢山あるけれど、家族の親密さ、気楽さは何にも代えがたいなあと思わずほっこり。

今回のバイオダイナミクスのフェーズ1は、初のアシスタントとしての参加でした。

それって、私にとってとても大きなチャレンジでした。思ってもみなかったし、オステオパスじゃないし。

今回エソテリックヒーリングをやっているトムの古い生徒の中から選ぼうということになり、リストを見ていたら、私を見つけてくれたらしいです。

「こんな自分で勤まるのだろうか・・・??か、帰りたい」などとめちゃくちゃナーバスになりながら、ホテル(大磯プリンス)までの道をあるいていたら、後ろからトム(講師)達の乗った車がやってきて、「はろ~~~!」という陽気な声掛けに、なんだか肩の力が抜けてほっとしたのでした。

今回のフェーズ1のクラスは、ロルファー、ダンサー、オステオパスなど、色んなバックグラウンドを持った人たちがいて、それに加えてこの後の植物療法の講師のオステオパスのボビーさんも参加していて、なんだか面白いクラスでした。

最初に「自分たちはマイノリティだ」という話がありました。

確かに私たちはこの社会の中にいる普通の人たちとかなり違う。このバイオという繊細で感覚を使う世界に魅了されている事自体が、一般の人にはあまり理解されないかもしれない。

トムは、でもこのバイオダイナミクスが病院などのヘルスケアに普通に浸透するようになってほしいともいっていて、この施術は、負担が少なく変化を及ぼすワークだと思うので、私も本当にそう思う。

薬や負担のある治療で負ったダメージを軽減したり、その負担自体をしなくて済むようになる可能性がある素晴らしいワークだと思うし、私もだからこれを学び続けているのだから。

そして、オステオパスの5つの条件を話し始めました

1、高い動機を持っている・・・・人を助けるために自分自身も成長していき、沢山の手放す作業もできること

2、高い知性・・・全てを学ぶことの出来るメンタル力

3、ハートを開く能力・・・・正しい答えはメンタルレベルではなくハートからやってくる

4、ちょっとオフスタンダードでオーケーである

5、忍耐力

これを聞いて、私にはこれがある!と嬉しくなってしまいました。ちょっと2だけが自信がないのですが。。。

新しい人たちに開かれた新しいクラスは本当に素晴らしいものでした。

深いスティルネスの中に浸ること、これがすなわち治療であるということ。このフィールドの中にいて、純粋にハートを開いたクラスの皆さんが受け手の人にワークする姿は、本当に美しかった。

大磯の海の水平線の見える中で行うワークで、全員がどんどん変化していき、最後のワークが終わった時のみんなの顔の表情が、来た時とは全然違って光り輝いているのを見て本当に感動しました。

私がバイオに出会ったのは、10年以上前。

エサレンのマッサージの資格を取ってまだそんなに経ってない頃で、今の生徒さん以上に何にもわかってなかった。それでもバイオの、そしてトムの教えのすばらしさに惹かれて、ここまで続けてこれました。

それを思うと今の生徒さんは、気づきも早いし、本当にすごいな~~と思う。

トムが先人の達人オステオパスのおじいちゃんおばあちゃんたちの話を良くしてくれるのだけど、そんな風に私もずっとこのバイオを学び続けていきたいなあと思う。