6月になりました。
季節はもう夏に近づいているようですね。
緊急事態宣言も解除されて、町も賑わいを取り戻しているようですね。
ナンディルームにも徐々にクライアントさんが戻ってきて、少しづつまた忙しくなりつつあります。
知的しょうがいの方たちの施設で行っていたボデイワークも6月から再開です。
私はここ国立の町に籠って暮らしているため(コロナに関係なくですが。。。)コロナ前コロナ後の変化には鈍いのかもしれません。暑くなってマスクもしんどくなってきていますが、ナンディルームでは様子を見ながら徐々に対応を変えていきますが、今のところマスク着用、紙カップやペーパータオルなどの対応はそのままで行きます。
クライアントさんは、セッション中はマスクを外していただいても構いません(息がしずらかったりもするので)もちろん、ご本人の自主性に任せてしていたほうが安心を感じる方はそのままマスクをしたまま受けて頂くこともできます。
普段メカに弱い私も、GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のクラスではオンラインを使わざるを得ず、5月には日本人のティーチングスタッフによるクラスを行いました。
夕方から2時間のクラスでしたが、懐かしいGAPファミリーの顔も見れて、ハートがほっこり温かくなりました。
このクラスでは、GAPの基本のき、エッセンシャルプラクティスを中心に行いました。
このブログではGAPの紹介を度々やっているので、ご存知だと思いますが、GAPはセラピーではありません。
気づきのプラクティスです。
からだの内側の感覚、外側で五感を使って気づいている事、そして思考、全ての領域で今この瞬間に気づいている事に、ゆっくり丁寧に触れていきます。
そうしていくことで、自分のパターンやクセに気づくこともあります。感情のフレーバーに触れることもあります。
「いつもよりも時間をかける、気づいたものにスペースを与える」ことは、バラエティのある瞑想の時間のようなものです。
これはコミュニティのワークなので、グループでやるというところがミソです。お互いに役割を交代するし、ここにはセラピストもクライアントもいず、自分自身でいることをお互いにサポートしあいます。
私の出会った探求のやり方の中でも最も優しくハートフルな、そして誰にでも有効なやり方です。
今回zoomでやったことで、良かったことは地方の人も参加できること!
実際に一緒にサークル(輪)を囲むことには代えがたいものもありますが、zoomでもかなりそれに近いものがあります。
地方に住んでいる人が、オンラインというツールがあることで参加できる恩恵は大きいなと!
2時間はあっという間ですが、それでもいつも送られているマインドの電気信号が一旦リセットされたような感覚を得た気もしたり。
私はお子さんが居る方と組んだんですが(4歳)となりでお子が絵を描いていて、画面では見えないけど「おかーさんみてー」っていう声が聞こえたりして、なんだか自分の子供が小さかった頃のあの時間の感覚を思い出してしまいました。
あの頃は、仕事や子育てに必死で、「見てみてー、おかあさん」「絵本読んでー」「あれやってこれやって」という訴えをあんまり楽しめなかった気がするのだけれど、今は、子供に絵本を読みながら、途中で寝ちゃって絵本がバタン!って顔に落ちてきたリ、途中で読みながら眠くて眠くて謎のストーリーを作りながら話してて、息子に揺り起こされたり、そんな時間が温かく、貴重な時間だったなあと思うのです。
子育て真っ最中の方と、zoomで繋がって気づきをお互いにシェアしながら、そういうゆったりした、伸びた空間を思い出させてもらって、その豊かさが自分の中にも流れ込んできたような体験でした。
zoomでワークをリードするのは、まだ慣れない感じもあるけれど、楽しかったな。
この2時間のワークは初心者の方も気軽に参加できます(あまりに短かったので2時間半になるかもですが)
今月もまたやる予定なので、また情報をUPしますね。
その次の次の日にクリスのオンラインクラスもあったのですが、長くなったのでそれはまたの機会に!