からだって頑張っているのだなあ。。。と改めて思う、今日この頃。
今月で10回20日間の解剖学のクラスも6回目。
今回は泌尿器でした。
前回の呼吸器で聴診器なるものを初めて使いました。
オステオパシーの先生の中には聴診器使う人もいるらしいです。聴診器、欲しくなってしまった。
それで肺や心音や腸の音を聞いてみる。
心臓はしっかりした音だけど、それ以外は思ったよりささやかな音。
耳を澄まして静かに腸の音を聞く。
それぞれの部位で、そしてそれぞれの人で全然違う音が耳を澄ました先にはある。
私たちは気づかないだけで、からだはいつも生きて呼吸して、動いている。
骨や筋肉は外側から手でがっつり触れるけど、内臓は筋肉や脂肪や、膜ごしにしか触ることができない。
実技では、その奥にある腎臓や膀胱の動きを感じる。
腸をがっつり持って緩めたりもする。
面白すぎる!
内臓に問題があったり機能不全のクライアントさんにもより的確に働きかけれるというのが解剖学を学んでいく醍醐味だなあと思います。
学びに全然終わりは来ないらしいです。。
解剖学のクラスの後、続けてバイオの勉強会にも参加したのですが、そこでは-2の治療の話がトピックとしてあがりました。
-2の力で触れる。
バイオでー2と言ったら、とんでもなくマイナスなのです。
普通の手技のマイナスとは全然レベルが違うマイナス。。。。
その話を聞いていて、思い出したことがあります。
自閉症の人たちにボディワークをしているのですが、普通にスタジオでやってる触れ方だと、もれなくみんな嫌がって逃げていくのです。
この前、ある方の背中に手の甲で触れたとき、敏感な彼女はそれを受け入れてくれたのです。
私の手の平がマイナスになっていなかったのだなあと。
透明度が足りなかったようです。ああ、でも気づけて良かったです。
-2の手、-の在り方。学びはまだまだ続きます。