週末は2日間のGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のワークショップでした。
ここのところすごく忙しくて、ぎりぎりまで準備に追われていましたが、自分一人がリードするのではなくグループで教えているので、そこはお互いに助け合っていいワークを終えることができました。
GAPでは、自分自身を見ていくことがメインなので、相手とのかかわりのごちゃごちゃが出てきたときも、まずは自分が今何に気づいているか?ということを問いかけます。
私たちが誰かとの関係に困難を感じたり、すぐに反応的になってしまう相手に対するときは、ボタンのスイッチが押され続けています。まずはそれに気づきます。
そしてそのボタンをたぐりよせていくと、更にもっと奥深いスイッチに気づくこともあるかもしれません。
いつもはすっと通り過ぎていくところも、GAPではゆっくり時間をかけて気づいたことの一つ一つにスペースを与えていきます。
多くの場合、自己表現とコミュニケーションがごっちゃになっていることがあると思うのですが、GAPではそれを明確に分けます。
自己表現は相手を考慮に入れていない、それが駄目だといっているのではなく自己表現でコミュニケーションをしようとしてもうまくいきません。
コミュニケーションは、相手に伝わるように言うことが大事だし、相手の言うことを聞くことも大事なのです。
相手の意見に賛成する必要はないのだけど、お互いの言い分を伝達し、言っていることをお互いに理解し合えることが大事。それがコミュニケーションです。
でもそれをしようとしても、いつも詰まってしまう自分のパターンに気づかないとなのですよね~~。
今回のテーマ「コミュニケーション」は取り組むことが多すぎて2日間ではとても無理!第一弾って感じですかね。