今日は、人生初めての綿の糸つむぎにいってきました。
朝畑に寄って、綿の実を摘んで(といっても、良子ちゃんがほとんど摘んでくれていたので私は見てただけですが)畑の家に持っていきました。
くにたちで羊を飼っていて、農の水先案内人のような人、谷保のすがいまゆみさんがやっている畑の家は水曜日がオープンディで、17日まで、綿の糸つむぎグッズがあるのです。
パスタマシーンのような木の機械で、綿と種をより分け、弓のようなものをビヨンビヨンと弾かせて、綿を均等にふわっとさせます。
そして、糸紬ぎの車で糸を撚りながらくるくる回していくのです。
右の棒のようなのがつむぎ車。上のほうの白いのがふわふわの綿。
切れずに撚っていくのは、かなり難しい。。。
何度もぷちっと切れてしまいます。
羊毛で、つむぎ車での糸つむぎはやったことあったのだけど、綿は初めて!こんな工程があったことも知らなかった~~。
共同で借りている畑で、良子ちゃんが綿を植えたいと言ったときはぴんとこなかったのだけど、こうして作る過程をやってみると、なぜ綿を作ることからやりたかったのかが納得!面白さがわかります。
手仕事って面白い。でも、私たちが普段使っている綿が糸になるまでにはこんなに沢山の工程があるんだということにも驚きです。
編み物も、縫い物も、刺繍も、そしてこの手つむぎも、瞑想のように、神経が休まるヒーリングです。
そして、頭じゃなく手が覚えていくのですねえ。
冬はやはり手を使うことをやりたくなりますね。