からだの声を聞くワークショップ12月のお知らせ

からだの声を聞くワークショップ12月のお知らせ

師走になりましたね!

毎日バタバタ忙しいわ~~と思っていましたが「単に要領が悪くなってきただけかも・・・」とふと思う今日この頃です。

12月はからだの声を聞くワークショップをやります。

テーマは「からだのリセット大掃除!」です。

年末恒例の大掃除にちなんて、からだの内側を大掃除します。

パイプのつまりをきれいにするように、滞った流れが動き出すようなことをやります。

全身もれなく動かして、すっきりリセットして新年を迎えましょう。

日程:12月21(水)9:45~11:45

場所:国立市内の施設(予約時にお知らせします)

料金:2千円

*動きやすい服装でお越しください

*要予約です。ご予約はこちらの申し込みお問い合わせフォームからお願いします

 

今年最後のワークショップをみなさんと過ごせるのを楽しみにしています!

カウンターストレイン

カウンターストレイン

「カウンターストレイン」・・・・・・このかっこいい響きをもつワークを学ぶことになろうとは!

名前もかっこいいけれど、このテクニックは、しびれるほど効果的なテクニックでもありました。

カウンターストレインはオステオパシーの技の一つです。

Dr Jonesさんが、腰痛の患者を安楽な体位を取ってもらってしばらく放置したところ、痛みが消えていたという偶然から作り出された技法です。

問題のある個所の圧痛点を見つけ、モニターしながら緊張のない場所に持っていくことで、痛みを取り去るというオステオパシーのテクニックの一つです。

1月にトムの「エネジェティック・カウンターストレイン」のクラスを受講するにあたって、その基礎のクラスがあるというので、すかさず受けに行きました。

教えてくれる人は、バイオダイナミクスを古くから学んでいるオステオパスの原せんせい。

トムの協会が出来て、オステオパスでバイオダイナミクスを長く学んでいる大先輩たちから学ぶ機会が増えたのですが、みなさんのすご技に驚愕しつつ、2日間の間に網羅されたテクニックの数々にノックアウトされました。

私がバイオダイナミクスを学び始めたころは、この先生方から学ぶ日が来ようとは夢にも思わなかったですが、すぐに使える技を色々見せてもらえて、感激でした。

オステオパシーってすごい

普通は、オステオパシーを学んでから、バイオダイナミクスを学ぶのだろうけど、私の場合は全く順序が逆。

だからこそ、今までわからなかった用語や、その謎が一つ一つ解けていく面白さ。

アカデミックに学んでいないことにコンプレックスをずっと持っていたけれど、感覚から入って少しづつそれに知識がついてきていることを、これでよかったと今は思えるようになりました。

ゲシュタルトに関してもそうで、セラピーや心理療法を私は学んだことがない。だけど、手探りの感覚を頼りにそしてこのワークが大好きだから長くこのワークを続けてきた。

バイオダイナミクスもそうで、このワークは本当に素晴らしく治療効果があるのです。

深く静かな場所にたどり着いて、そこで自身の存在に触れ、そこから戻ってきたときに前より健康になっているって何てすばらしいこと何だろうと思います。

カウンターストレインで、圧痛点をモニターしていると、そこがほどけてくると、流れがガ~~っと圧痛点以外にも広がってくるのが感じられて、いかにも効果がありそうでした!

クレニオ・セイクラルのワークの中に統合していきたいと思いますので、ぜひ受けに来てください。

 

 

 

解剖学始まりました

解剖学始まりました
バイオダイナミクス
リアル骨~~

10月から8月まで全20回の解剖学のクラスが始まりました。

私が学んでいるバイオダイナミックオステオパシーのカリキュラムの一つです。

この年になっても、ある意味アカデミックな勉強をする羽目になろうとは!

それなら学生時代にもっと勉強しておけばよかった。。。と思わなくもないのですが、中高は暗黒の時代。全く勉強に興味が持てなかったのです。

月に1回2日連続のクラスで、二日目に小テストがあるのですが、テストの朝ちょっとの時間を使って必死の形相で勉強していたら息子に「試験勉強はとにかくノートに書くことだよ。読んでも覚えないから。そして書いたのに赤ペンで印をつけながらとにかく覚える!」とか言われてしまいました。

その小テスト、結局不合格で次回はレポート提出に。。。。

息子に「どうだったテスト?」と聞かれたので正直に話したところ「かーくん(私のこと)俺に勉強しろってもう言えないね!絶対俺よりバカ」とか言われてしまいました。

どっちがどっちかはさておき、理解を深めるためには勉強しないとなあ~~もっと。。。

でもでも解剖学クラス、とても面白いのです。

1日の最後にバイオダイナミクスの実習があるのですが、それが素晴らしいのです。

バイオダイナミクスを長年学んできた古い生徒の方々が講師で実技のレクチャーをします。

最後にチェックもしてもらえて、言ってもらったアドバイスがさすがすぎて唸ってしまった。。

こんな風に見てもらえるなんて相当このクラス素晴らしいです。

うひ~~、あと9か月、宿題もバリバリでるからひーひー言いそうだけど、きっとバイオダイナミクスの理解が深まるに違いないのです。。

 

 

つながりを感じる

つながりを感じる

3年前から月に2~3回ほど、知的しょうがいを持つ人たちの暮らす施設でボディワークをしています。

アートセラピーをしていた人から「アートや音楽療法に参加できない人たちのために体からのアプローチが良いのではないか?」といって声をかけてもらったのです。

なので、対象になる人たちは重度の自閉症を伴う方が多く、つながりを作るのがとても難しいのです。

何度かワークをしていると、徐々に向こうがドアを少し開いてくれたなと感じることがあって、そこから少しづつ関係性が出来てきて、「こいつは別にそう危険な人じゃあないらしい。」という態度を見せてくれ始めます。

そして、徐々に「触れる」ということが可能になってきます。

なので、触れる前に「繋がりを作る」ということが必須なのです。

発語がない方たちがほとんどなので、一筋縄ではいきませんが、関わっている人たちは、本当にキュートで個性に溢れていて、本当に私は大好き♡

でもそんな中でつながりを作るのがとても難しい方がいます。

ハートでつながった

という感覚がどうしても持てずに3年目。

私が部屋に入ると居心地悪そうに出ていくし、どんな領域も見せてはもらえない。

それが、先週部屋に行った時に、すごく嬉しいことがありました。

彼はベッドに横になって、鍵束をかちゃかちゃ動かして感覚を味わっていました。

その音がすごくキレーだったので、私もいつもポケットに入れているマラカスを出して、同じようなリズムを刻んでみました。

その音がうまくシンクロして同じリズムを刻んだ時、彼がぱっと目を上げて私の顔を見て、声を上げてうきゃきゃきゃきゃと笑ったのです。

時々彼は素敵な笑顔でニーっと笑うのですが、そんな風に急に大声で笑う声を聞いたのは初めてでした。

その時に彼のハートに目が行くと、今まで見たことがないくらいぱーっと開いていました。

そんな風に彼が開いたのをみたのは初めてで、私は心底幸せな気持ちになりました。

一瞬のつながり。今ここで起こったキセキ。

また出会いたいなあ。あの一瞬つながった、ひらいてくれたという感覚に。

そう願いつつ、次回は違う音のマラカスや、カリンバや、口琴を持っていく予定です!!

 

 

この刺激的な一日

この刺激的な一日

タイのプミポン国王が亡くなりましたね。タイに行くとお札のバーツは国王だし、色んな所で国王がみんなに愛されてるのを目にしてきたから感慨深いです。謹んでご冥福をお祈りします。

同じ日にボブ・ディランがノーベル賞受賞しちゃうし。作詞もありなのか!と驚き。高校時代から愛してきた村上春樹がノーベル賞を取ってしまうのは、好きな人がメジャーな世界に飛び立ってしまう淋しさのようなものがあるし、ノーベル賞作家よりも、近所のパン屋でフツーに会いそうなフインキでいてほしい気もするので(もう充分有名だし、きっとノーベル賞とっても変わらないだろうけど)なんとなくほっとしたような・・・・・。

昨日は、朝から予定外に電車に乗って三鷹のスタバで今まであまりお会いする機会のない職種の方と打ち合わせ。チャイラテが異様に甘くてびっくり。やはりスタバって味も思想も好きになれん!と思いつつ、とんぼ返りで国立に戻り個人セッションを終え、夕方から息子の学校へ。

息子のバスケットの部活の保護者会、初参加!

高校にもなると学校に行くことなどほとんどないため、人気のない暗くなった構内でさまよってしまった。。。

部活内で生徒が生徒を殴った事件があって、その対応をめぐって今まで口を出すのを控えてたお母さんたちが立ち上がって、顧問の先生を交えて話す機会を作ってくれたのです。

もう、親の出る幕でもないよな・・と思い、今まで行かなかったけれど、この前息子と喧嘩したときに「保護者会とか来てほしい」というリクエストもあったことだしと思い、行ってみました。

初めて息子の同級生のお母さんたちとお会いすることになったのですが、お母さんたちの熱意にびっくり!

子供に対する愛や、先生に対しても恐れずグイグイ迫力で迫る姿も!練習試合とかも毎回観に行って子供たちの様子を伝えてくれるお母さんもいて、本当に頭が下がりました。

福島の原発事故があったときも、お母さんたちは立ちあがったもんな~~。母は強いし、やるときはやる!

それにしても、その保護者会に参加して、率直さ、思っていることを正直に言うって素晴らしいなあと思いました。

すごい激しいお母さんの何人かが「そこまで言うか!そんな風に攻撃してもいいのかな~~、先生大丈夫??」ってくらいハッキリとしゃべっていて緊迫感Maxでハラハラしたりもしたけれど、全員がなあなあで済まそうとか、表面を取り繕うとかそういうのではなく、子供たちが自分たちの大好きなバスケを思う存分できるように、そしてお互いがお互いを尊重してプレーするためには何が必要で、今何が足りないのかということを先生たちに必死で伝えていた。

そして、みんなが子供の様子をよく見てるし、コミュニケーションが取れているなあっていうのに感激した。

話しながら感極まって泣いているお母さんもいたし。

自分の思いを伝えて、それが相手にも理解してもらえる。それがコミュニケーションだと思うのだけど、顧問の先生はそれが出来てなくて、その伝わってなさがどうもわかってないっぽい。

責められて、守ることで必死なのかもしれないけれど、後からじわじわ効いてくると思いたいですー。

初めてお会いするお母さんたちばかりとサークルを囲んで終わるころには、その人となりや、息子や家族の背景も見えるようになって、すごく知り合った気分でした。

母の日じゃないけれど、世の中のお母さんたちに感謝してしまった夜だったのでした。

17年前の息子と私。。
17年前の息子と私。。

 

コミュニケーション?

コミュニケーション?

先日息子の自転車が盗まれました。ドンキホーテの駐輪場に停めてあったらしいのですが、自転車の鍵が壊れてたから、簡単に持っていかれたらしいのです。

盗まれた夜帰ったらすぐに息子は「カギは壊れているし、スタンドも不具合だから、自転車買って!」と言い出したのです。

学校は自転車通学だから不自由なのはわかるけど、自転車鍵が壊れたままにしといた自分が悪いんでしょ?と思い、すぐ買ってというそのイージーさも嫌だったので「まずは盗難届け出してからでしょ?」と言いました。

次の朝、言い争うのが嫌でお互いに口を聞かずに息子は歩いて(25分!)+モノレールで学校に行き、夜帰ってきたのが22時過ぎ。

息子は疲れてて不満そうな感じはあったのだけど、自転車の話するの嫌だなあと思いつついたら、、どちらが口火を切ったかは覚えてないけど、このまま話し合わずにいることは出来なかったのだろう、お互いに。。。いつの間にかバトルに発展していた。

日頃の不満をお互いに言いあう機会を探していたのか、自転車問題から他の事も出てくる出てくる。

息子が弁当のご飯を残していたので、「残すならご飯減らすから言って!」というと、「おかずが少ないんだよ!ご飯は減らしておかずを多くして!」とか。

私の主張は・・・・全然手伝いをしないのに、自転車買ってとか、お金くれとか要求ばかりする。家のこともやってほしい。もう少し片づけてほしいし、自分の茶碗やお弁当箱を洗ってほしい。

息子の主張・・・親だから当たり前。仕事があるのはわかるけど親としての事もやってほしい。学校や部活の保護者会も来ないし。俺は部活で疲れている。

私も疲れてるんだよ~~年だし!

すごい強い口調ですごんでくるので夜だし、窓を閉め、眠いし嫌気がさして離れるとどこまでもぶつかって欲しいのか、追いかけてきて話してくる。

時にはそういうぶつかり合いを必要としているのだろう。

しかし、お互いにワーワー言い合ったのがガス抜きになったのか、朝起きた息子は次の日はすごく優しくなっていた!

お互いの主張を認めたわけでもないし、発散し合っただけと思っていたのだけど、熊が森で取っ組み合いをするようにワーワー罵り合いながらも、お互いの話は聞いた気がするから不思議なものだな。

多分職場でこれをやったらうまくいかない気がするのだけど、親子だからだろうか???

ゲシュタルトだとコミュニケーションと自己表現を分けるというのだけれど。。。

なんだか感情爆発したコミュニケーションだったけど、お互いの主張はどうやら伝わったらしいです。

私はお弁当のおかずを一品増やし、来週は保護者会にも行くことにした(もう高校だからいいだろ~~と思っていたけど)

息子は相変わらず全然片づけないけど、すぐに新しいのを買ってもらうのをあきらめ中古の自転車を友達のお母さんからもらってそれに乗っている。

少しづつだけど、お互い譲り合ったということかしら。