今月の山歩き

今月の山歩き

先月の山歩きがすごく良かったので、これから毎月山に行こうと決めて、今月の山は奥多摩の御岳山にしました。

朝5時半に家を出て、立川より青梅線から奥多摩へ。

青梅より先は別世界。山が深い!電車の中からの景色に惚れ惚れします。これが東京とは!

御岳駅で降りて、ケーブル下の滝本までは始発のバスで。この時点でバスに乗っていた山びとは3人。

更に歩き出したのは私一人で山の中に私だけ。。。山の深さと暗さと湿度に、少々不安な気持ちになりました。

舗装された道路で許可を得た車は入って来れるので、産廃車などの車は時々追い越していくものの、ケーブルカーの御岳駅に着くまでに会った人は3人だけでした。

慣れてくると人の気配のなさが心地よくなってきて、大きな杉の木に手を当てて木のミッドラインを感じたりしてました。

大きな木のエネルギーの中にすっぽりと包まれるのって、本当に気持ち良い。

御岳神社の下に着くとさすがに人はポツポツいました。御岳神社に来たのも20年近くぶりでした。かなりキツめの階段にヒーヒー。。。

でも神社、こんな感じだったっけ?小綺麗だけど、神聖な感じがあんまりしないような。

一応お約束でおみくじを引いてみました。開運天然石入りの。色んな種類があるのですが

引いたのは自分に一番縁がなさそうなやつでした。。とほほ。才能開花!とか精神強化!とかが良かったのですけどね。

出たのは「良縁」のでした。。。

結構疲れていたのでもうここまでで充分な気がしましたが、来た道を戻る気がせず、もう少し気持ちの良いところを味わいたいと思い、ロックガーデンにするか、日の出山にするか迷いましたが、日の出山に登ることにして日陰の道を40分程歩きました。途中人家なども多少あって生活の気配が感じられたのが良かった!

最後がいきなり激しい登りで辛かったですが一気に頂上へ。

頂上はいきなり開けて視界良好。先に来ていた髭のお兄さんは、もっと晴れるかと思ったけど雲多いですねと言っていたけど、陰気な(失礼!)御岳の方から来ると充分な明るさでした。

山頂ではムードメーカーのお母さん2人組がいて、子供を背負った家族づれに話しかけていたりして、和気藹々な雰囲気でした。

そこでやっと朝食!持ってきたコーヒーとりんごと頂き物の美味しいお饅頭と美味しいフィナンシェ。

でも今日の気分はおにぎりだったなー。次回はおにぎりにしよう!朝早いから難しいかもだけど塩分も欲していたに違いない!

日の出ツルツル温泉の定休日は火曜だから無理だと思っていたけれど、時刻表に第三火曜日と書いていたので、そのままつるつる温泉の方に降りることに。

日の出山から温泉方面に降り始めてすぐの辺りは、視界もよく明るい日差しが降り注いでいて、かなり気持ち良い場所でした。そこから、2キロ弱、ずっと下りで膝がダメになるかと思ったけれど、もうダメーってところで、山が終わってつるつる温泉に向かう舗装された道路に出ました。膝もほっ。

つるつる温泉、、、、最高だった!やっぱり山の後は温泉だー。本当につるつるのお湯。昔来た時は蕎麦打ちの実演とかしていたけれど、今日は平日だからか、もうそれはやってないのか、人もまばらでそれはそれで居心地よかったー。

つるつる温泉から、バスで武蔵五日市駅に出て、今回の山歩きは終了。

何だか、山レポのような感じになってしまったけれど、帰りの電車では来月はどこに行こうかなーと思いを馳せるのでした。温泉は入れたいな。

カメたんとの日々。。

カメたんとの日々。。

インスタにもアップしているのですが、息子が2週間ほど前にカメを拾ってきました。

電話がかかって来て「何拾ったと思う??」というので「財布?」と聞いたらカメでした。

家の近所の道に落ちていたらしいです。大きな石が落ちていると思って、車が危ないぞ、、と思ったら、カメで逆に車に轢かれるかもしれないと家に連れ帰ってきました。

甲羅の大きさだけでも20センチくらい。まあまあの大きい亀です。

カメは流石に飼ったことがないので、とりあえずネットで色々調べて、衣装ケースに水を張ってベランダで飼うことになりました。

カメ、なかなか可愛くて朝起きると「カメたん・・・」と顔を覗きに行ったりして、帰ってくると餌を食べるところを愛でたりして、どんどん情が湧いてきます。

と同時にこの子を探している人がいるかもしれないので、どうにかしないとなあ、とも思う日々。インスタにUPしたところ、ご近所でカメに逃げられた人の情報を頂いたりして、意外とカメって逃げるんだ。。。という事が分かったりして。

そうこうしているうちに急に寒くなって来たので、カメたんの動きが鈍くなってきて、部屋に移したり色々気になることが増えて来ました。

来る冬に備えて冬眠をさせねばならず、カメ飼育初心者にできるのか???と心配になったり。

警察に電話をしてカメを探している人がいるか聞いてみたところ、割といるにはいたのですが、日付がどうも合わない。しかも、拾得物の書類を書くだけでなく、こちらで面倒をみて飼い主さんが見つかったらお渡しするというのはダメで、警察に持っていかなければならず、思わず警察の人に、生育環境大丈夫なのですか?と聞いてしまった。

カメって甲羅干しをしないと死んでしまうとかネットには書いているので、ベランダを散歩させたり、甲羅干し用の台を置いたりしていたので、警察できっとそこまでやってくれないだろうなあ。。。などと思ったり。

今までカメのことなんて全然知らなかったのに、いつの間にか種類や環境に詳しくなってしまった。

なので警察は諦めてSNSの「小動物迷い子掲示板」を探していたら見事にヒットしました。我が家の近くでカメが逃げた方がいたのです。

名前は「亀吉」で、我が家に保護される数日前に1階のベランダから落ちてしまったらしいのです。

早速連絡を取って、その夜にお迎えに来てもらう事に。

同じ団地で、お子さんが5人もいる家の方でした。夜はお家の中で放し飼いにしていたらしく、ベランダに出てそこから落っこちたのではないかということ。

「毎日仕事から帰ったら探していますが見つかりません」と書いてあり、どんな気持ちで毎日探していたのかと思うと、我が家の亡きすーちゃん(インコ)が逃げてしまった時のことを思い出して、2週間も経ってしまったことを申し訳なく思うのでした。

子供たち、きっとすごく嬉しいだろうな。

生き物がいる日々を久しぶりに味わわせて貰いました。

小学校の頃の特技が「どんな犬でも触れる」だった私としては、生き物と暮らしたい欲がムクムクとまた湧いてくるのでした。カメたんも頭ナデナデさせてくれたし。

「ナンディルーム」の屋号の通り、存在として大好きなのは牛なのですが、一緒に住みたいのは犬なのですよね。。。しかもデカくて雑種っぽいワンコ。いつも散歩しているワンコと無理矢理アイコンタクトをしてます。

いつか夢は叶うのかな。。

 

 

ギフト

ギフト

木曜日はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のイブニングのクラスでした。

テーマはこの人生をどのように生きるか?という2時間余りのクラスにしては、余りにも壮大なテーマでしたが、無事に皆さん良い探求が出来たようでホッとしました。

私も少しだけですが、一緒にティーチィングのスタッフをしている智恵子さんと、メインルームでみんなにチャットなどを送ったり、時間を計ったりしながら、その隙間で探求する事が出来ました。

そもそもこのテーマ、私がしばしば考察しているお題なのです。

実家の草刈りをしながら、散歩をしながら、このテーマがここのところ、行きつ戻りつやってきます。

参加者の中には、やはりこのタイトルががここ最近のテーマだという人もいました。

私が[この人生をどう生きるか私に言って下さい]という問いかけをしてもらって出てきたのは、白い真っ直ぐな道でした。

自分の人生、紆余曲折あったと思っていたのに、浮かんだのは真っ直ぐ過ぎるくらいの道で、しかも白い。

そして私はこれからもこの道を迷わず歩いて行くのだなあ。と思ったら何だかじーんと来てしまいました。

前半はその真っ直ぐな道以外にもう私は寄り道はしないよ!という決意のような物を感じていたのですが、後半それにキツさも感じて周りを見回すと、その周りには丸い白いものが沢山落ちている。

そして、秋の収穫のように寄り道しながら、その丸いものを拾ったり寛いだりするのも良いなあと思えたのです。

そして、また白い道に戻って精進する。

さらにその周りの丸いものを感じていると、空間の広がりを感じました。

実家の周りの大きな木々たちの存在も思い浮かびました。

というのが、個人的な今回のリピーティングインクワイアリー(繰り返しによる問いかけ)での私の体験でした。

その白い道と周りの白い丸いものたちのイメージは、何か私の中にストンと落ちたようです。

その夜、夜中に目が覚めました。

丁度次の日の午前中のセッションが急にキャンセルになった事もあり、そうだ!山に行こう!と思い立ちました。

リンゴと温かいコーヒーと、冷蔵庫に入っていたパウンドケーキを持って朝6時に家を出て高尾山へ。

朝の高尾山口駅は、空気が澄んでいて人も疎らでした。

山になんか10年以上登ってないのだけれど、ハード系稲荷山コースを選んでgo!

最初の登りと最後の階段はきつかったけれど、途中なだらかな所もあったので救われました。

人の少ない朝の山の中は最高に気持ち良かった。

そして、林の中にはスティルネスに満ちている場所もあって、そこに入ると空気や光の質感が変わっていきます。そこを通ると五感でそれに気付きます。

自然が何よりの教師だと言う事がよくわかりました。

そして何より、歩いていてすれ違う人達が街中に居る人達と何だか違うのにも気付きました。

何だか神々しいのです。

もちろんそうじゃない人もいるけれど、ストックをギリギリ使えている山老ガールのおばちゃんなんか、ほんと光っています。

この人達、なんなんだろう?

と山から帰っても、ずっと考えていました。

そして何となくわかったのは、その透明性。

自然の中に溶けこんでいるのです。バイオで言う透明性がその人を通り抜けている。まさに健全によって満たされている状態なのです。

なので、そのヘルスにいる人とすれ違うだけで、何だか幸せな気持ちになってしまう。

そして、こう言う自然の中に溶け込んでいる人を私はかつて良く知っていた。と思いました。

山の頂上にヒーヒー言いながら着くと、15人くらいの人が好きな場所に座って、めいめいに朝食を取っていました。

コッフェルでお湯を沸かしてカップラーメンを食べる人。

おにぎりの包みを開く人。

快晴で、周りの山も見渡せる。

自然に対して小さな人の存在感が、自然の中に溶けていました。

そこで、しばらく時を過ごし、下界の高尾山口に戻ったのが10時くらい。

そこは遠足の子供達や、グループで登る老若男女で賑わっていて、もう朝の静寂は跡形もなく消えていました。

思いがけず朝の山に沢山のギフトとバイオのヒントをもらえた日でした。

GAP の夢のワークでもあるけれど、出てきたイメージを生きると、そこには宝物が詰まっていました。

山ガールデビューしそうです。

人生は予定通り行かないけれど。

人生は予定通り行かないけれど。

今北九州空港でこのブログを書いています。

月に一度の介護帰省&実家セッション。

今回は日程が少なかったので、ヒヤヒヤしました。

行きの飛行機が台風で欠航してしまい、予定が狂ってしまったので、羽田空港でブログを書いていたのだけど、そのブログもアップロードできず、もう帰りの便になってしまいました。

そしてその便もどうも遅れるらしい。

このタイトル通り、人生は予定通り行かないものなのですよ。。

人はスケジュールを立ててその通りに行かないとストレスを感じてしまう。

私もそう。

何だかんだと次の予定を立てたり、それがダメだった時の代替案をたてたり。

頭はフル回転だけど、この世の中に起こる現象はその私達の小さな脳内のジタバタよりももっと大きい。

結局次の日に飛行機は飛び、どうにか実家に辿りついたのだけど、果たしてマスコミが言っていた程、この台風って凄かったの?と疑問が湧いてくる。

備え有れば憂無し。と言うけれど、今の世の中、備え過ぎて不安を煽ってない?と思わなくもない。

でも実際、果物農家さん達は、収穫前のフルーツが落ちてしまったりしていて、お気の毒ですが。

実家は、枝と葉っぱがめちゃくちゃ落ちてました。

完熟前の栗や柿や銀杏も落ちていて、ああー、あと10日待ってくれれば良かったのにと思う。

なかなか良い時に落ちてくれないものですね。

自然界は文句も言わずに、営みを続ける。

人は小さいなあ、自然界に寄りかかって居るのだなあ。

と、荒れた庭を掃除しながら、蚊にブンブン刺されながら草をとりながら思ってました。

時々、この世界は退化しているのではないかと思う時がある。

ITでいろんな事が可能になったように思えるけれど、なったような気になっているだけで、人の苦悩は昔も今も変わってないし、むしろ増えているのかもしれないなと。

私の仕事は、手を使って、人の健康をサポートすること。

じっと手を見てみる。自分の思っている程逞しくもなく、パワフルでも無さそうな手を。

からだの割に小さくて、でもまあ弱々しくもない手を。

すごくシンプル、そしてリアル。

そして私はそんな世界が好きだ。

RUN

RUN

毎日暑いですね。コロナの感染者数もうなぎのぼり。。。

最近、自分の体育会系気質に気づいてしまった。。。

実は先月石垣島の後実家に帰った時に、草ボーボーの庭の草刈りと、茂って風通しが悪くなった木の剪定を一気にやり過ぎて腰を痛めてしまったのです。

それで反省して、今密かに肉体改造をしています。と言っても少しづつですが。。。

私の仕事は心身の健康をサポートすること。

そのためには自分自身も持続可能なからだ作りが大事なのですよね。。。50も半ばになって身体の変わり目に差しかかっているし、介護もあるし、日頃の体の使い方や癖など日々の負担が蓄積してたのですね。

ということで、その密かな肉体改造でランニングを始めたのですが、今までは結構どこまでも歩いていたけど、走っては来なかったこの人生。

なので、あんまり走れないので少しづつ少しづつ。。

がしかしこの新鮮な感覚!!

走って汗をガンガンかいて、体を使い切って、頭が空っぽになった爽快感!ったらないのです。

うーん、この感覚、昔どこかで味わったことがあるような。。。

遠い記憶を辿ってみると、それは高校の部活の時の感覚でした。

そして、「あー私はこれがすごく好きだったんだ!」って。

当時は好きだって思ってなかったのですが。

走ること。ハマりそうです。

 

そして前回つづくってかいてしまったので、興味があるかどうかはさておきバイオこぼれ話を、、、遠い記憶を辿りつつ。。

オンラインクラス@石垣島の最後の実習の時のチェックの話。

終わってチェックしてもらおうとブレイクアウトルームでトムを呼んだ時のこと。(zoomの機能にヘルプボタンがあって、押すと意外と早く来てもらえる)

「エジプトなどではイニシェーションで眉間にオイルとかつけるんだけど持ってる?ミルラとか?」と唐突に言われた。

持ってないと言うと、

「実際には持ってなくてもよいから、つける仕草を本当にあるようにやって見て」と言うので、半信半疑、インドの聖者が眉間に聖印をつけるように額に手を触れた途端にブワッと熱が出てきて、最後に残ってたところがあっという間に開いた。

私も受けていたパートナーもびっくり。

トムは笑って「careful for asking」と言いながら去って行ってしまう。

来るとか行くとか書いてあるけど、これオンラインですからね、ハワイとの。

こういう不可思議な魔法のような瞬間があるから、バイオが面白いし、もっと学びたいと思うのだ。

 

タケノコ

タケノコ

このブログを読んで頂いている方って、顔は見えないけれどほぼ関東圏の方なのではないかと推測していますが、実は毎月実家の福岡に帰っています。

そして独居の父の介護をしたり、ご飯作りや、掃除や、庭(というには広すぎる)の木のお世話をしたりしています。

帰る度に父が弱っていって、今までできていた事が出来なくなっていって、家が荒れて行くのに胸が詰まるのですが、外に出て、もじゃもじゃに伸び切った木の枝を刈ったり、落ち葉を掃いたりしていると、自然に心が整ってきます。

土地は一人で世話するにはかなり広く、大きい木が沢山あるのですが、元気な時は父が一人で草を刈り、枝を切り、畑もやっていました。

特に大きな大きな楠の木があり、今新芽のシーズンで、どんどん古い葉っぱが落ちるので、うちの周りは枯葉だらけ!

月に5日間の帰省の間に「ナンディみやこルーム」という名前で、実家の二階でほんの数人ですがバイオダイナミクスのセッションもやっているのですが、大きい木々に囲まれた二階でセッションするのは、本当に気持ちが良いのです。

いつか東京のクライアントさんたちにも来てほしいなあ、といつも夢想しています。

ここでおひさまの光を浴びながら、土の匂いを嗅いだり、散歩したり、時には落ち葉を掃いたり、植物の世話をすると、それだけで元気になる人たちもいるのではないかなーと思ったり。

朝のお散歩から始まって、一緒にご飯を作ったり、そういう気分じゃない人はのんびり過ごしたり、セッション受けたり、ムーブメントのクラスをやったり、何かしらのものを収穫したりね。

もう畑はやってなくて放置状態なのだけど、周りの野生の植物さんから、毎月自然の恵みの何らかの収穫物があって、それも楽しみの一つ。

もう間に合わないかなーと思ってたタケノコが、裏の竹藪にいくとまだありました!

セッションのお客さんにもお裾分け。男性のクライアントさんには、自ら掘って持って帰ってもらいましたが。。

甘夏もまだまだ採れます。

毎年モジャモジャ出てくるギボシも食べれるんです。少し滑りがあって、それが美味しい。

あと蕗もちょうど良い感じに大きくなっていたので煮ました。

勝手に毎年生えてきてくれる食べれる植物シリーズ、本当に嬉しい。

いつも感謝して、そして父を守ってくれるように大きな木たちにお願いしています。

来月は何があるのかなー。バラや牡丹も蕾が膨らんでいたから見たいけれど、タイミングが合わないと見れないのがちょっと残念なのです。。

福岡方面の方、ナンディみやこルームの5〜7月のスケジュールはこちらです⇩

5月17(火)18(水)19(木)20(金)

6月22(水)23(木)24(金)

7月19(火)20(水)21(木)