クリスの来日ワークショップを終えて

クリスの来日ワークショップを終えて

秋のGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)クリスの来日プログラム、無事8(月)のオープンシートをもって終了しました。

結局、今回は全部参加してしまいました~~。

1ディのコミュニケーションのプログラムも、山梨での精進湖で6日間のスタディグループも、帰ってきてすぐの2日間のオープンシートも、全てが貴重で素晴らしい体験だった。

特に今回のスタディグループは5回のうちの4回目で、参加者の皆さんの絆や信頼感がどんどん深まっていくのを目の当たりして感動でした。

クリスがよく、これはセラピーモデルではなく、コミュニティモデルなんだよというけれど、それがよくわかる。

誰かが誰かを治療したり変化を促進するのではなく、今ここに私たちが留まって、自分自身と共にいることをプラクティス(練習)していくことで、自分自身の在り方が変わり、世界に対するモノの見方や自分自身との付き合い方が変わることで周りとの関係性も変化していく、そのことを実感した。

スタディグループで、人の発達について学んだときに、クリスが私たちはジェンガのようなもので、どこかしらに穴ぼこが空いている。そこに穴があることで、本来は成長発達すべき部分が盆栽のようにどこかしら曲がっているという話をしてくれた。

確かに私たちが発達の中で取り残された部分を「今ここ」でワークすることで、取り戻している。

私たちがパターンに取り組み、そこに気づきを持ち込むことで、いつの間にか凝り固まった信条や観念が変化している、そのことに気づいた。

生まれて、おっぱいを飲み、ハイハイをし、立ち、言葉を習得する。

全てのプロセスは祝福の中で起こるに違いない。でも、私たちは人間として未熟過ぎる。

本来の発達で取り残された発達を、大人の私が「今、ここ」で取り組むことで、それが未来にも伝わっていくに違いないと思う。

親から子へ、そして社会で。

クリスが私たちに向けるその人自身を尊重し、ジャッジしないまなざしはもうそれだけで変化を起こすに充分なのだと思う。

その存在から学ぶところは大きい。

日常に戻って、日々のプラクティス。

地面や床のサポートを感じながら、そして自分のリソース(資源)に繋がる私の子供の頃に会った自然や動物を思い出しながら続けていこう!

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス
ワーク風景から

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス

 

ゲシュタルトアウェアネスプラクティス

その人らしさ

その人らしさ

占星術ワークショップ「基本の12星座のお話」終了しました。

もうすでに受講したことあるクラスなんだけど、すごく面白かったです!

占星術がいつの間にか好きになっていた理由はなんなんだろう?と思うのだけど(なぜなら占いの類はそんなに好きでもない・・)それは、チャートにその人らしさがにじみ出ているからだと思います。

良いとか悪いとかではなく、その人が生きる、今生のありのままの人生が隠しようもなく表れているから。

じゃあ私が占星術を読む人になるかっていうと、それは自分の仕事ではないようでいまだに星のサインが読めないし(水星☿とか金星♀とか、、、全然覚えられない)その野心もないのだけれど、その場にいて参加者の人のチャートからにじみ出てくるその方々の人生を垣間見せてもらえるのがなんとも面白く、興味深いのです。

なんか、その人を生きるというのは、私の人生のテーマでもあるし、きっとGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)をずっと続けているのもその辺なんだろうな~~。、

自分が7室(パートナーシップや、コミュニケーション)に沢山の星座が入っていてチャレンジや強調点が置かれているからかなと思ったり。

あと、今回話を聞いていて「この星座は負けず嫌い」という言葉が耳に残りました(私に言ったわけじゃあないのだけど)

日頃あんまり気にしたことなかったけど、確かに私は負けず嫌いかも。

太陽星座はおうし座だけど、おひつじ座ともかなり関係が深いし。

思えば、人に何か言われるのすごく嫌だった!子供の頃から、親の言うことも先生のいうことも全然聞かなかったし、人にアドバイスとか、そうすればいいよ、とかあんまり言われたくない。

なんでも自分で自分のことは決めたがるなあ。。。

もしかしたら、負けず嫌いとはニュアンスが違うかもだけど、社会の中でさざ波を立てないように振舞っている自分と、そうじゃない「火」の部分で一匹オオカミ的な部分がチャートの中にも表れている気がして、まじまじと自分の宇宙の図を見てしまった。

占星術、面白い!

10月の「ドラゴンヘッドとテイルの話」は満員になってしまったけど、またワークショップをナンディでも開催する予定です!

わかりやすく、かつ鋭く星を読んでくれる内山可憐さんのブログはこちら。個人セッションやワークショップもやってます。

イタリア瞑想リトリートから戻りました

イタリア瞑想リトリートから戻りました

昨日深夜に自宅に帰り着きました。

素晴らしい旅でした。

仕事も、パソコンも、ケータイも、家族とのやりとりも、日常のやるべきことのtodoリストもないなかで、規則正しく一日に2回きっちり瞑想し、自分の思考やエゴのパターンに出会い手放し、静かな場所で安らぐ。

朝6時~終わるのは22:30というそれだけ読むと恐怖だったのですが、不思議にゆったりした時間でした。

その中で、自分のパターンに気づき、何度も何度もやってくる、自分で自分を縛っている絡みつく糸をほどこうともがくことなくそれよりも下にもぐるのは、時に難しい作業でした。

瞑想のマスターのニーラジャが用意してくれたフィールドと、お弟子さん達の信じられないくらいの優しさ、暖かさ、そして静けさ、このシャンティガイアという場所の自然や動物たちに守られ支えられながら、探求の日々を過ごせたこと、本当に感謝感謝です。

毎日愛に溢れた、とれたての野菜を使った、イタリアン・ベジフードも素晴らしく美味しかった!自家製のオリーブオイルをダバダバかけ、こんなに普段3食食べることないのにきっちり食べていたので、太っちゃったかも。。

でも、でも、幸せでした!

朝昼晩と散歩しながら、人生で自分のたどってきた道を振り返ってました。

今回中華航空だったので、北京乗り換えで中国人の人たちや中国語に触れて、30年近くぶりに中国語を喋ったりして、出てくるもんだな~~と感心したり。

ニーラジャは、チベットのリンポチェ(活仏)に学び、パパジというインドのグル(先生)に出会って、そこでパパジの晩年を一緒に暮らし、学んだので、インド的な側面がたくさんあって、インドのことも沢山思い出した。

セヴァ(奉仕)として、食事、洗濯、なにからなにまでお世話してくれたイタリアの美女たちも、20代前半で、自分が旅してた頃と同じ年齢だった。

それから長い時間が経ち、私は子供を産み育て、それももう終わりを迎えつつある。

息子は大学生になり自分の足で自分の欲しいものを探しに行ける年になってきた。

私は50歳になり、ヒンドゥー教でいう家住期を終え、次のステージ、自由な内なる行に向かう時期が来たようです。

若い時は、周りの旅行者が瞑想にはまる中、私には全然響いてこなかったというのに!

今になって、それが自分のところにやってこようとは。。。。

イタリア瞑想リトリート
毎日の美味しいご飯!中庭で食べます

施術も変わっていきそうな気配。より静かな場所から始めれそうな気がします。

イタリア瞑想リトリート
癒してくれる犬たち!
イタリア瞑想リトリート
瞑想室ニルヴァーナ
イタリア瞑想リトリート
老犬シャンティ
イタリア瞑想リトリート
ニーラジャと最後にハグ
イタリア瞑想
お弟子さんのタシ(息子と同じ名前!!)

また書きますね♡

 

7日~16日までイタリア瞑想リトリートです

7日~16日までイタリア瞑想リトリートです

7(土)からローマの郊外にあるニーラジャさんの瞑想センターに行ってきます。

5時半~22時半まで瞑想だという恐ろしいスケジュール!(しかも前半は午前中観光、午後から瞑想。。。)

wi-fiも基本使えなそうなので、滞在中は通信不可だと思ったほうがよさそうです。

(息子とインコ、達者で暮らせよ~~)

ということで、16日以後にセッションのご予約をお考えの方はできるだけ6(金)までにご連絡いただければと思います。

それ以後のご予約に関しては、返信は16日以降となるかと思いますが、ご勘弁のほどを!

帰国後順番にご連絡しますので、お待ちくださいませ。

どうぞよろしくお願いします。

バイオダイナミクスフェーズ3

バイオダイナミクスフェーズ3

毎年6月はバイオダイナミクス月間なのですが、その最後はフェーズ3!

梅雨まっただなかの、雨の中のクラスでした。

このフェーズ3には2クラスあって、一つは女子が中心(男子は2人)の女子高クラスと、30数人中女子が4人の工業高校的?なクラス。ほとんどがオステオパス、PT,カイロプラクターなど治療家で構成されているクラスで私が参加しているのはなぜか工業高校男子クラス。

私がバイオダイナミクスのセミナーに行き始めた頃の10数年前は男性ばっかりで、エサレンマッサージの女子慣れしている身には驚きだった。。。

最近は女性が多くなって、華やかでキラキラしていて、トムが「最近の人たちは変化しているから教え方もそれに則したものに」というのもわかります。

それはさておき、今回も色々学びがありました。

自分の中の今育とうとしている種に気づいて、私自身がその種を勇気をもって励ましていった、そんな時間になりました(抽象的ですが・・・)

トムは本当に大きな人だなあと思います。

そしてこのバイオダイナミクスも!

これは、単なる何かを学ぶという域をとうの昔に越えて、自分と世界を繋ぐ大きな虹のかけ橋なのだと思います。

自分の未熟さや弱さや痛みも受け入れ、それでも少しづつ世界に対して開いていくとはどういうことなのか?を学んでいく時間だなと。

もちろん技術もそうだけど、バイオダイナミクスを学んでいくことには、技術を超えたものがある、そう思っているからこれをずっと続けていけるのでしょう。

今回、自分が限定されたものの見方をしている、そのことに気づきました。

バイオダイナミクスは、それよりもものすごく大きい。

自分が見ていたものの狭さに気づいたとき、それがきっと成長への鍵なのだと思います。

GAPでも、自分が何かを知っていると思っているときの在り方と、好奇心をもって知らないことにオープンであるときの在り方の差をよく言います。

一番良い在り方は「村の愚か者」の在り方だと。

トムはよく、自分が若い時に師事していた、おじいちゃんオステオパスの方々の話をするのですが、、「自分の先生たちが見せてくれたり教えてくれていたことが、今すごくわかるようになってきた」と。

そのことの意味がほんの少しだけわかってきました。

私たちは今秘密の種を仕込まれているのだと。

バイオを知るたびに、今まで全然見えなかった、そしてベールに隠されていた世界が垣間見れる気がして、秘密を探検するワクワク感と、終わらない喜びのようなものがあるのです。

何にしても、根底にあるのは愛です。

クラスメイトとお互いに治療し合って、色んなことをシェアし合って、みんなが真摯に愛を持って日々の治療に取り組んでいるというのは、本当に素晴らしいと思う。

バイオダイナミクスの施術が、この癒しを必要としている人の元に届きますように!

私も精進します!

 

 

 

 

オステオパシーのための植物療法

オステオパシーのための植物療法

バイオダイナミクスのフェーズ1の翌日からは、植物療法のクラスでした。

場所は、昭和感あふれる熱海のホテル。

2日目、3日目に併設するハーブ園での実習があるためここを選んだとのことでしたが、昭和にタイムスリップしたような作りやオブジェ、そしてとにかく広大なホテル!ご飯を食べるところもシャンデリアで、重ーいバロック風?のカーテンで、ディナーショーが毎晩開催され。。。って感じのなんだかすごいとこでした(ハーブガーデンはすごくよかった!)

講師のボビーさんは、フェーズ1にも参加していてすでに顔見知り。

私は早起きなので朝散歩するのですが、フェーズ1の時、大磯の海を歩いていたら、ボビーさんが海に入って石を拾っていました。

「家族へのお土産にするんだー♪」と言って。←彼は4人のパパ

次の日も朝、石を拾っていたので声をかけたら「昨日拾った石を何個か捨てて、新しいのまた拾ったんだ~~♪」

って感じのキュートなお方です。

ボビーさんのお父さんはフロリダでハーブガーデンを持っていて、ボビーさんもそこで作ったティンクチャ―(チンキ)をオステオパシーの治療にも使っています。

まず作ったのはレモンバームのティンクチャ―。

レモンバームってポピュラーなハーブだし、お茶にして飲んだりもするし、「いい香りだな~~」とは思ってましたが、そんなにすごいハーブだとは思ってませんでした

だけど、レモンバーム、凄いやつ・・・不眠、抗アレルギー、抗菌、解熱、不安やアルツハイマーにまで。

3日目にペアになって実際ティンクチャ―を飲んで、からだやエネルギーがどう変化するかをチェックしたのですが、飲んだとたん、頭のほうのエネルギーフィールドがぶわーって広がって、徐々にハートを通って下の方まで広がっていきました。

ペアのパートナーのからだをチェックしたときも、触るとすぐに変化がおきてきたのでびっくり。

こんなに違うなんて!

今回は、エキナセア、セントジョーンズワートなどもみんなで作ってお土産にしました。

6週間アルコールで漬けて出来上がるのでどんな風になるか、今から楽しみです。

植物はエゴがなく、私たちがそれを癒しと健康に使うのを喜んでいる

というのに感動しました。

ボビーさんが子供の頃、木から話しかけられた話を聞いていたら、私も子供の頃週末になるとよく父親と野山に散歩に出かけたことを思い出しました(とっても田舎なのです)

父に植物の名前や効能、食べれるか毒か、という話を聞いたりしながら歩いた時間が、私は大好きだったこと。

小学校に入る前の5,6歳には庭のヨモギを石ですりつぶして「傷薬~~」といってからだに塗ってたことや、小さいころは植物と良く話していたことも思い出しました。

ここ熱海でも、朝散歩していたら、何かに呼び止められた気がして見上げると枇杷の実がなっていました。

「私をたべていいよ」と。

ありがたくその甘い実を食べ、葉っぱを頂いて早速ティンクチャーにしました。

東京に住んでいるとなんとなく遠ざかっていた植物たちが、このセミナーを境に親しい友達のように感じています。

可愛らしいお花や、おじいさんのようなどっしりとした木たち。

今朝も団地の庭を掃いてたら、レモンバームが植わっているのを見つけてしまった!

植物たち、本当に素晴らしい。。。

ハーブガーデンに行った時にいた庭師さんも本当に植物に愛されている素敵なおじさんでした。

植物療法。。。。はまってしまいそうです。