宿題

宿題

なかなかブログ更新できてませんが、元気です。

バイオダイナミクスの月一解剖学が始まって早2か月。毎回宿題とテストがあるんです。。。

前回のテストのお題は、「外頭蓋底を描け(名称も含む)」。そして渡されたのはA3の真っ白の紙。

「サー・・・・・」

という音は私の血の気が引く音です。

頭蓋の名称を書くことは予想してたけど、図を描くとは。。。しかも一番嫌な外頭蓋底(頭蓋骨外側を下からみた図)。。

結果は私の口からは言えない。。。。です。

四苦八苦していますが、毎回すごい内容で、めっちゃ勉強になってます。

12月は神経学。テストはまたも絵を描くらしい。。(2回目の筋学の)

写真は宿題。見ながらだとかけるんです!楽しい。タッチにこだわったりして。空だとかけない。。。しかも漢字ももかけない。。

解剖学
宿題の一部です

カウンターストレイン

カウンターストレイン

「カウンターストレイン」・・・・・・このかっこいい響きをもつワークを学ぶことになろうとは!

名前もかっこいいけれど、このテクニックは、しびれるほど効果的なテクニックでもありました。

カウンターストレインはオステオパシーの技の一つです。

Dr Jonesさんが、腰痛の患者を安楽な体位を取ってもらってしばらく放置したところ、痛みが消えていたという偶然から作り出された技法です。

問題のある個所の圧痛点を見つけ、モニターしながら緊張のない場所に持っていくことで、痛みを取り去るというオステオパシーのテクニックの一つです。

1月にトムの「エネジェティック・カウンターストレイン」のクラスを受講するにあたって、その基礎のクラスがあるというので、すかさず受けに行きました。

教えてくれる人は、バイオダイナミクスを古くから学んでいるオステオパスの原せんせい。

トムの協会が出来て、オステオパスでバイオダイナミクスを長く学んでいる大先輩たちから学ぶ機会が増えたのですが、みなさんのすご技に驚愕しつつ、2日間の間に網羅されたテクニックの数々にノックアウトされました。

私がバイオダイナミクスを学び始めたころは、この先生方から学ぶ日が来ようとは夢にも思わなかったですが、すぐに使える技を色々見せてもらえて、感激でした。

オステオパシーってすごい

普通は、オステオパシーを学んでから、バイオダイナミクスを学ぶのだろうけど、私の場合は全く順序が逆。

だからこそ、今までわからなかった用語や、その謎が一つ一つ解けていく面白さ。

アカデミックに学んでいないことにコンプレックスをずっと持っていたけれど、感覚から入って少しづつそれに知識がついてきていることを、これでよかったと今は思えるようになりました。

ゲシュタルトに関してもそうで、セラピーや心理療法を私は学んだことがない。だけど、手探りの感覚を頼りにそしてこのワークが大好きだから長くこのワークを続けてきた。

バイオダイナミクスもそうで、このワークは本当に素晴らしく治療効果があるのです。

深く静かな場所にたどり着いて、そこで自身の存在に触れ、そこから戻ってきたときに前より健康になっているって何てすばらしいこと何だろうと思います。

カウンターストレインで、圧痛点をモニターしていると、そこがほどけてくると、流れがガ~~っと圧痛点以外にも広がってくるのが感じられて、いかにも効果がありそうでした!

クレニオ・セイクラルのワークの中に統合していきたいと思いますので、ぜひ受けに来てください。

 

 

 

解剖学始まりました

解剖学始まりました
バイオダイナミクス
リアル骨~~

10月から8月まで全20回の解剖学のクラスが始まりました。

私が学んでいるバイオダイナミックオステオパシーのカリキュラムの一つです。

この年になっても、ある意味アカデミックな勉強をする羽目になろうとは!

それなら学生時代にもっと勉強しておけばよかった。。。と思わなくもないのですが、中高は暗黒の時代。全く勉強に興味が持てなかったのです。

月に1回2日連続のクラスで、二日目に小テストがあるのですが、テストの朝ちょっとの時間を使って必死の形相で勉強していたら息子に「試験勉強はとにかくノートに書くことだよ。読んでも覚えないから。そして書いたのに赤ペンで印をつけながらとにかく覚える!」とか言われてしまいました。

その小テスト、結局不合格で次回はレポート提出に。。。。

息子に「どうだったテスト?」と聞かれたので正直に話したところ「かーくん(私のこと)俺に勉強しろってもう言えないね!絶対俺よりバカ」とか言われてしまいました。

どっちがどっちかはさておき、理解を深めるためには勉強しないとなあ~~もっと。。。

でもでも解剖学クラス、とても面白いのです。

1日の最後にバイオダイナミクスの実習があるのですが、それが素晴らしいのです。

バイオダイナミクスを長年学んできた古い生徒の方々が講師で実技のレクチャーをします。

最後にチェックもしてもらえて、言ってもらったアドバイスがさすがすぎて唸ってしまった。。

こんな風に見てもらえるなんて相当このクラス素晴らしいです。

うひ~~、あと9か月、宿題もバリバリでるからひーひー言いそうだけど、きっとバイオダイナミクスの理解が深まるに違いないのです。。

 

 

シュタイナーの胎生学

シュタイナーの胎生学

胎生学IMG_1679胎生学先日、シュタイナーの胎生学を粘土で作りながら学ぶ会」というのに行ってきました。

教えてくれたのは志賀くにみつさんというシュタイナーの研究をされている方。

そして参加者はバイオダイナミクスを学んでいる方々。

バイオでは、胎生学(受精してからの成長発達を学ぶ)ことを大切にしています。

そこに健全の青写真があるとも。受精してから、胚子の2か月は、爆発的に成長が起こります。

その成長の段階を理解するのは、治療がどう起こるかを理解することの大いなる助けになります。

といっても、本を読んだり、講義を聞いても、今一つ理解できず。

今回の粘土で作るというのは、相当な理解の助けになりました。

外胚葉と内胚葉がダイナミックにひっくりかえるところも、粘土でやってみれたし。

とにかく胚子キュートでした。

それぞれの人たちがつくる胚子もキュートで個性に溢れてたし。

私たち全員がかつてこの4ミリの胚子だったのですよ。それだけでもすごいです!

 

中華街で思い出したこと

中華街で思い出したこと

昨日は、バイオダイナミクスの勉強会で横浜に行きました。横浜の中華街にほとんど言ったことがないので、勉強会の後、中華街に連れて行ってもらってご飯を食べました。

アジア的匂いや、音や、お店や看板の色を見たり,聴いたり,嗅いだりしていたら、中国の旅を色々思い出してしまいました。

私がアジアへの長い旅に出かけたのは1991年。初めてインドに行ったのが22歳の学生の時で、その時の1か月半の旅でノックアウトされて人生観を覆されてしまいました。

後にも先にも、初めてのインドの旅のような衝撃は今後の人生でないだろうなあと思います。

その時会った長期旅行者たちがもれなく中国大陸を横断していたので、私も!と思って次の年までにお金をこつこつ貯めて、旅に出ました。

そのころの中国にはまだ人民元と兌換元(外国人専用紙幣)があったし、外国人料金で旅社(ホテル)も電車も3倍増しの料金でした。

今みたいに中国はリッチじゃなかったし、人々は素朴で共産的で良くも悪くも真ん中がない感じ(すごくいい人か、すごく愛想が悪い)だったから、一人の旅は衝撃→人に助けられる→衝撃→なんとか切り抜ける→人に助けられるの繰り返しでした。

最初の2か月で上海まで船で行き、そこから大陸を横断してシルクロードウイグル自治区を経由して、カラコルムハイウェイを通ってパキスタンまで行きました。

沢山の旅人や人民にあったし、この世の雑多な人間模様に初めて触れて、面白くて不可思議で、自分の生きる力を試しているような無茶も沢山した旅でした。

当時ウイグルで会った旅の大先輩で「やさしさ」を沢山くれた人は、その後山で滑落して死んでしまった。

長いこと彼のために泣けなかったのだけど、ある時女神山のGAP(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス)のワークショップの時に、彼の記憶を鮮明に思い出してワーワー泣いた。

泣いたり、思い出したりするのは鎮魂だ。とその時思いました。

若い私は、人生はどこまでも続くと思っていたし、後戻りできると思っていたのだ。今は、もう若くなく人生の限りを知っているので、何が大事かわかるようになったし、大事なことを後回しにしないようにしようと思っている。

その時の2年半の旅に私はバイトして貯めたお金を70万持って行って、帰って来た時は2万円しか手元になかった。

インドで妊娠が発覚し、30歳で妊娠して8か月で日本に帰って来た時は、あと2か月で産み月なのに一回も受診もしてなかった。

それでも、人生は回っていくし、仕事にも人にも恵まれ今に至る。

アジアを旅したことは、間違いなく私の人生の一番キラキラして、ワイルドで、怖いもの知らずの時間だったと思う。

トラウマクラス

トラウマクラス

昨日大磯から戻りました。

「ショックトラウマフォースベクターズ」という、事故などでトラウマを受けた衝撃を開放するワークに参加してきました。

ベテランオステオパスばかりのクラスだと聞いていたので、果たしてついていけるか参加前にかなりナーバスになり、「申し込まなきゃよかった。。。などと思ってみたりしていましたが、ベテランの方々の作るフィールドに共に居て学ぶことができただけでも、大変大きな収穫になりました。

バイオで扱う領域ではないフィジカル(肉体)の領域をバイオ的視点で診るというのは下から上を見るようで、新しい視野が広がり面白かったです。

トムがじっくりチェックしながら、色々な手技を繰り出すのも面白かった!

そしてもちろん自分のヒーリングにもなりました。

T6(胸椎6番)をやってもらったときに、顎が小刻みにがくがく震えて、ハートにすごく変化がおきました。

今までハートを感じる時にねじれが入っているような感覚があったのですが、それが無くなって胸郭が暖かく柔らかくなって、ハートの中を風が吹き抜けていくような感じで幸せ感満載でした。

その夜には温泉と岩盤浴に連れて行ってもらって、ヒーリング&デトックスのスペシャルな日になりました。

すごく色んな方向にからだを動かすワークも学べて、「でも果たしてこれ私出来るのかな。。。???」と思いましたが、やってみたら意外とするすると出来たのも良い経験になりました。

この学びをセッションの中に取り入れていきますー。

事故や怪我の経験がある方は、おっしゃってくださいね。