「聴く」という質を探求する〜イブニングワークショップ〜

「聴く」という質を探求する〜イブニングワークショップ〜

久しぶりにイブニングのワークショップをzoom にて開催します。GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の基本のエクササイズを通して、いつもよりも「今ここに存在している感覚」に触れる時間です。

今回のテーマは「聴く」なのですが、「聴く」と聞いて何が浮かびますか?人の話しを聴くとか?聴くというと自分以外の存在を聴くという感じがしますが、まずは自分自身のあるがままを聴く事がキーです。

対人援助などの仕事をしている人は、相手を聴く事には長けています。

それと同じ質で自分の内側を聞いていますか?また逆も言えます。

自分の中で起こる事にあふれていて、外側で何が起こってもそれには気づけない状態。

どちらも生きるのが少し大変ですね。

GAPでは、今ある力を自分のものと認めて、耕されてない能力を少しずつ使える橋渡しをしていきます。それも非暴力なやり方で。

GAP を知らない方、久しぶりの方も気軽にご参加出来ます。忙しくて自分を感じる時間を取ってない方や、頭の中がいつも何かの思考でいっぱいな方にも役にたちます。そういう私も引っ越しにまつわる様々な領域の「やらねばならぬ事」で一杯だったので、みなさんと一緒にプラクティス(気づきの練習)が出来る事を楽しみにしています。

ご予約は、GAPのウェブサイトからお願いします。詳細↓

11月  GAP エッセンシャル・プラクティス・クラス
「聴く」という質を探求する

このクラスはGAPの基本となるエッセンシャル・プラクティスを実践し、日常に活かしていくクラスです。今回は「聴く」という質を探求していきます。

GAPでは、アドバイスや分析、解釈、意味づけはしません。相手といて、共にいる、ただ聴くという質を大切にしています。そうは言っても、自分の中に、ジャッジしたり言いたくなったり、考えが渦巻くこともあります。それもなかったことにはしません。それに気づいて「こんにちは」を言います。

どのように聴くのかという質は、自分自身のあるがままと共にいる、ということにも繋がります。みなさんは、自分の中のからだや心の声に普段どれくらい耳を傾けていますか?

「聴く」を探求することは、自分と周りの人たちとの関わりを見つめなおすきっかけにもなります。子育て、介護、友人、パートナー、そして対人援助の仕事など、あなたは自分自身を、そして相手をどのように聴いていますか?
ご自分とじっくり向き合う時間として、ぜひご一緒しましょう。

【日時】11月26日(木) 18:30-20:30

【講師】日本ティーチング・スタッフ(中川洋美、宮本眞美、津山文子、丸山智恵子)

【対象】どなたでもご参加頂けます(12月開催のクリスティン・プライスによるプログラムの参加資格として換算されます)

【参加費】2,500円(税込)

【詳細】https://gap.opensense.info/2020/08/30/1126/https://gap.opense
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無事に引っ越しました

無事に引っ越しました

5年と10カ月続いた「ヒーリングスタジオ102」を引き払って新しいところに引っ越しました!

自宅でセッションしていた頃からのクライアントさんや、ここ102で新しく出会った方との涙や笑いそしてスティルネスも!色んな縁を紡いだこの場所とお別れしてきました。

引っ越しって新しい場所が決まるまでにも紆余曲折あり、物件探しや決まってからもアレをどーするこーするってかなりのエネルギーで、頭もからだもフルに使ってましたー。

新しい引っ越し先は今までのところから15分程なので、荷物をコツコツと移動させたり(徒歩か自転車で、、、)新しい部屋のシェアメイトと、一緒に使うにあたっての諸々を話したり。

14土が引っ越し日で、主に時間を費やしたのがめちゃくちゃ繁ったジャスミンとワイヤープランツを掘り起こす作業と、二階にまで繁った葉っぱをひっぺがす作業。。。アパート壊れそうでした。。。

植木鉢に植えたはずの根っこは地面まで深く張っていて、入居した時はめちゃカサカサだった土がフカフカの良い土になってました。

植物に愛されるフラワーエッセンスのシェアメイトのゆづかさんのおかげですねー。

次に入居する人が入る頃には、きっと取りきれなかった根っこから葉っぱが出て繁っている気がする。。。。

新しいセッションルームも国立です。

15日からセッションを始めてます。

マッサージベッドもこの機会にリフォームに出し、ピカピカのスキンに張り替える予定です

北口から今度は南口になって、富士見通りをひたすら歩いたかなり終わりに近い場所になります。

ご近所には、自然派お菓子のフードムードさんや、甘味ゆいさんや、古本屋さんの門さんなどがあります。

今まで北口しか知らなかった方は富士見通りや南口の美味しいもの、小さなお店散策も楽しみつついらして下さいね。

年内にいらして頂いたお客様には、ささやかな美味しいギフトもご用意しています。

リクエストも頂いているので、少人数での「からだの声を聞く」ワークショップも再開しようかなあと思ってます。

この部屋で起きる新たな化学反応が楽しみです。

新しいナンディルームを今後ともよろしくお願いします。

セッションルームを引っ越します

セッションルームを引っ越します

既に「ナンディ通信~引っ越し編~」でお伝えしたり、常連さんには来ていただいた時に話したりしていますが、今の場所「ヒーリングスタジオ102」から引っ越して新しい場所に移ります。

通信はbccで送るせいかエラーで帰ってきたり、届かなかった方も結構いました。もっと工夫が必要かもしれません。。届いてない皆さん申し訳ありません~~。

「ナンディ通信」も最近はなかなか出せてなくて、今回の通信が一年ぶり(以上かも。。。)かもしれないですが、お久しぶりの方からご連絡いただいて近況を聞けたりして嬉しい限りです。

今の国立北のスタジオ102を引っ越して、11月14(土)15(日)から新しい場所での営業になります。

気づけば、自宅でナンディルームを始めてから15年になりました。

最初はエサレンマッサージのサロンとしてスタートして、今はバイオダイナミクスオステオパシーを受けるお客さんが7割以上ですが、開業当時からエサレンのセッションを受けてくれているお客さんもいて、エサレンマッサージは根強いファンも多く、ナンディのスタンダードメニューとしては外せないな。。。といつも思っています。本当にありがたいなあと感謝の念に堪えません。

今回の引っ越しは、更新時期が近づいてきて、一緒にやっていたゆづかさんも今回は更新しないというので、それを機に前から気になっていた、友人が以前住んでいて今は仕事場として使っている場所をシェアする形でスタートします。

今は2部屋を一部屋づつ使う形式ですが、今度は一か月のうち4分の3を私が使う形にしました。

夏くらいから何度も友人と会って話したりしましたが、そのプロセスもなかなか面白いものでした。

家族のことや、今抱えていることもたくさん話したし、一緒に瞑想したりすることもあったりして、、。

シェアという意味合いは、単に場所やお金を分け合うだけではなく、エネルギーの交換や、コミュニケーションや、コミュニティ的要素も含んでいるなあと。。。

今回も期せずしてシェアという形になったのは、人とのつながりの中で生かされているなあという実感をもたらしてくれました。

思えはナンディルームもそういう場所だし、なのでお客さんとの繋がりも「セラピスト―クライアント」という関係ではなく、もう少し親密な感じがします。

今少しづつ荷物を運びこんだり、巣作りをしているところです。

今度の場所は、今よりスペースが広くなるのでワークショップなども小さければできそうです。

古ーいマンションですが居心地もよく、エレベーターもあるので車椅子の方にも対応できます。

駅から少し遠くなってしまうのですが、今のメイン駅の中央線国立駅と、南武線矢川駅からの距離があんまり変わらないので、小田急線沿線の方などは来易いかもしれません。

お車でいらっしゃる方は隣がTIMESの駐車場なので今より来やすいと思います。

今の場所でのセッションはもうほぼ予約で埋まってしまっているので、是非皆さん新しい場所にいらして下さいね!

新しい場所での新しい出会いを楽しみにしています!

新ナンディルームの行き方。

住所  〒186-0005 国立市西2ー20ー10第二村上ビル323

1、JR国立駅南口から富士見通りを直進、左手です。徒歩13分

JR南武線矢川駅から徒歩15分(バスもあります)

2、国立駅南口からバスにて、「音高前」下車 徒歩1分

https://www.tachikawabus.co.jp/pattern200916_https://www.navitime.co.jp/bus/

だいたい1時間に2~3本です。

https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/timelist?departure=00040566&arrival=00040542&line=00011702

矢川駅からバスにて「音高前」下車徒歩1分

https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/timelist?departure=00040838&arrival=00040542&line=00011702

3、駅からレンタサイクルを借りる

※Suidle     http://suicle-ccs.jp/about/

事前に会員登録が必要です。1時間120円程度。駅前にsuicle ポートあります。

※HELLO CYCLING

https://cycle.ryde-go.com/prefectures/tokyo/cities/13215

こちらも事前登録が必要。

サイクルポートに乗り捨て型。ナンディルームの近くのポートは、「西児童公園前」です。

駐輪枠が少なく空きがないこともあるので注意。

15分50~60円程度  ポートから徒歩2分。

*今回のセッションルームは3階ですが、エレベーターがあります。

エレベーターは、富士見通り沿いの「シーマ音響カラスの家」の隣の隣の入り口(梅の木作業所の手前の入り口)からになります。エレベーター出て右横が323号室です。

 

 

 

感謝って大事

感謝って大事

先日実家に帰省した折の話です。毎回5:50分立川発のリムジンバスに乗るのですが、羽田空港まで先月はかなりギリギリの到着。

JALのお姉さんに「乗せてくれるかどうか確認します」と言われ「今回だけですよ」と念を押されて、本気で走りました!

なのに、先月と同じなら行けるだろうと思ってたらさらに渋滞度アップしてましたー。
渋滞にはまって空港に着いたのはチェックイン終了の20分前を2分ほどオーバーしてて機械で受け付け出来ず。。。

北九州空港のゲートって相当端っこの6番ゲートなのです。。。
正規料金を買い直す値段がちらつきながらも、無事に機内に入れました!

ホッとしたら、超感謝の気持ちが湧いてきて。
そして一番におもったのは、今日みたいに何とかなった時ではなくて、うまく行かなかった時や、チッ!って思ったり、泣けて来るくらいの挫折感を味わった時や苦しい時も、感謝を忘れないようにしようって事でした。

今年は色々一筋縄で行かない事や、困難や危機感を感じることがいくつかあって、そういううまく行かなかった時に感謝の念が欠けてたなあって、なんとかなった時に思った話でした。

どんな時も、そこに必ず感謝するべき事はあると、GAP のティーチャーのクリスはよく言うのだけれど、確かにそこに欠けているのは私達の気づきの方ですね。。。

良い時は忘れがちなので、天はうまく優しく気づきのベルを鳴らしてくれたのでしょう。

全然関係ないのだけど、今までの公共機関乗り遅れは、デリー→バラナシ間の日付1日間違えてて、気づかずに駅に行ったら前日の切符だった件、、、。粘ったら切符を再発行してもらえました(さすがインド!)
そしてインド時間に慣れすぎてた日本帰国後、福岡までの高速バスに乗ろうと、東京駅八重洲口で迷い乗り遅れてしまい、窓口で事情を話すも「乗り遅れは再発行出来ません」ときっぱり言われ「半額でも。。。」と言うと無言で窓口のシャッターを閉められた20代。。。。長年インドに居過ぎてビジュアルもかなりやばかったはず。。
乗り遅れじゃないけど、ネパールの国境を越えてデリー方向に行くはずが電車を間違えて、寝台列車で夜ゆっくり寝て目覚めのチャイを飲みながら「あと何時間でデリーかなー」って隣の人に聞いたら思いっきりビハール州だった(インド好きにしかわからないかもだけど、正反対のカルカッタ方向に行ってたのです。しかも朝まで気づかずに!)牛たちが、線路やホームでもぐもぐしてる駅で、デリー行きを待った時のなんとも言えない気持ち。。。。

バラナシで電車が全く来なかった時も会って、苦情を言ったら「でもそのお陰で君はインドをもっと味わえるじゃないか!」などと諭され、バラナシ大好きで離れ難かった為泣来ながらそうだ、そうだ!と感動した事など。。。若かったなー、自分の20世紀。

コラボセッション@トネリコご報告

コラボセッション@トネリコご報告

最近隔月恒例になってきつつある、フラワーエッセンスとバイオダイナミクスのコラボセッションVO7「手の癒し花の癒し」に茅ヶ崎の隠れ家スペーストネリコに行ってきました。

今回も晴れていい天気!トネリコの地子さん家の前の畑がヒマワリからコスモスに変化していました。

ここの畑の持ち主さんが「みんなが通るときに、お花があったほうがいい気持ちになるだろう」と毎年植えているそう。素晴らしい。

今回は前回の方々の予約で埋まってしまったため、告知もできませんでしたが、親子2組を含む8名の方に、ワークをさせて頂きました。

セッションはフラワーエッセンスとバイオダイナミクスの2種類のセッションをそれぞれ35~40分くらいづつ受けてもらう形式です。大体時間が延びてしまうのだけど。。

1階と2階に分かれて行いますが、ずーっと途切れずワークしていたため、朝地子さんに挨拶してから、日もとっぷり暮れて再会するまで、地子さんをちらっと見たくらいで、あっと言う間の1ディでした。

前回まではエッセンス→バイオの順番だったのだけど今回は人数も多かったので、その時の空き状況でランダムに入ってもらったので、バイオを終えてすっきりした~~と言いながら階段を下りていく人や、涙の痕を残しながら上がってくる人もいたり、親子で同じ背中をしているなあと思ったり、私も気づきと発見がありました。

いつものナンディのセッションでは、私は話も聞くし、からだにも触れるしということをやっているのだけれど、コラボセッションでは、地子さんがカウンセリングを請け負っているので、私はもっぱら

おしゃれな地子さんとこはるちゃん

からだに触れてそこから情報を得るので、より純化された本質を受け取っていた気がします。

筋骨格系から、エネルギーまで、いつもの時間の半分強でアクセスするので、それもまたより早く情報場にアクセスする必要があり、良い訓練にもなりました。

続けざまにやっているとそれぞれ違う領域を見せられることも多いのですが、その日の共通するテーマもあったような気もして。。。うまくまだ言葉化出来ないですが。

最初から来てくれている方たちの変化も感じたりと、継続してやっていく面白味と意義も感じています。

国立から茅ヶ崎は結構遠く、電車が苦手なのもあって終ったあとの振り返り&居酒屋タイムを終えて帰ると「生ける屍化」してしまうので、前回から泊まらせてもらってます。

今回もおいしいつまみとお酒を飲みすぎて、死んだように寝てしまった。。。。

次回は年内最後の12月8(火)に決定しました。

もし興味がおありの方はお早めにお問い合わせください。あっという間に埋まってしまうので。。。

 

今月の実家

今月の実家

母が突然この世界からいなくなって一年半。1人残された父の会いに、毎月5日間実家の福岡に通っています。

こんなに父と一緒に過ごすのは,18歳で家を離れてから初めてかもしれません。そして、死に向かって否応無く進む老いの痛みに向き合うのも。

ううむ、でも思えばいつも死は身近にあったのかもしれない。子供の頃からたくさんの動物たちを育てて来た身としては、死にゆく命と共にいるのは、私の人生のサブテーマなのかもしれないななどと思いながら、今回も父と過ごしてきました。

台風10号の爪痕は、庭木に結構なダメージを与えたようで、大銀杏の木の枝が折れて、葉っぱが一部茶色くなっているところも。。。

初日は家の片付けに終始したので、二日目からはずっと外仕事をしていました。

父は元々家事など結構出来て、母の介護もしていたので、水周りなど綺麗だったのだけど、数ヶ月前から行くたびに滑りや汚れが目立つようになり、主に生活している部屋のホコリやゴミ目立つようになってきてそれがかなり切ない。。。。

体がきつい、ご飯が美味しくないとずっといっているけれど、見るからに行くたびに弱って行くのを見るのは本当に辛いです。

でも、頑固に病院も変えず、私の施術も拒否するので、私は一緒にご飯を食べて、おしゃべりして、家事や外回りのことをする事しか出来ない。またそれも切ないです。

台風10号の話に戻ると、今回風が凄かったようで、落ち葉が家の周りや道に山のように積もっているのを、一日かけて掃き掃除。

掃き掃除は竹ぼうきのシュッシュっていう音が好きで、いつまでもやれる作業なので、綺麗になってああスッキリ!

次の日は小雨の合間を縫って草取り。

かなりの広い土地を父は数年前まで、鎌一本で草刈りし、草を抜き、木の剪定もしてきました。道路から入った私道の両側に草が生えて来ているのを見て、「ここは家の入り口だから荒れてるのは良くない」と気に病んでいたので、きっちり舐めるように草を取るのが苦手な私も頑張って1日半かけて抜きました。

この草取り作業、やってると徐々にはまってきて、段々と好きになってきつつあります。

父に「今度見て点数つけといて」と言っておいたら、今朝見に言ったらしく「よう抜いとる、95点だ」と合格点をもらいました。

母も晩年は相撲好きになって、普段は呼吸が苦しくて息も絶え絶えなのに、相撲を見てる時は、ひゃーひゃー言いながら時に口ぎたなく罵りながらも相撲中継を見ていたものでしたが、父と相撲をみるようになってから、はまり始め、いつの間にか相撲女子になってしまいました。

コロナで温泉にもいけない私の今の唯一の趣味は、ボディワークと相撲観戦かもしれないです。。。

そんなに好きじゃなかった力士も、見てるとじわじわと好きになってしまう、、そのじわじわ感が良いのです。

今回も父と相撲を見ながらあーだーこーだ感想を言いあう時間がかなり面白かったし、父も少し元気になる気がします。

いつも東京に戻る日の夜は、なんとなくうまく眠れず、父がいなくなったこの場所に私は果たして帰ってくるのだろうか、、、と思います。

きっと、こんなに情をかけてしまったら、父をなくした喪失感がどっと襲ってくるだろうなあ、、、と思うとそれだけで悲しくなってしまいます。

それでも父が木を植え、畑を耕し、手をかけて愛したこの土地を私もすごく愛しています。

長年GAPを続けてきて学んだことは、良いこととも、嫌なこととも共にいる事でした。

この切なさや悲しみとも共にいること。

この自然の中に身を置くこと、老いた父と静かな時間を過ごすこと、そのささやかな幸せを噛みしめながら、今この瞬間にも、病や痛みや苦しみの中にいる人が、少しでも安らぎの時間を持てるようにと願わずにはいられません。

全ての人がささやかな幸せを感じられますように。