今北九州空港でこのブログを書いています。
月に一度の介護帰省&実家セッション。
今回は日程が少なかったので、ヒヤヒヤしました。
行きの飛行機が台風で欠航してしまい、予定が狂ってしまったので、羽田空港でブログを書いていたのだけど、そのブログもアップロードできず、もう帰りの便になってしまいました。
そしてその便もどうも遅れるらしい。
このタイトル通り、人生は予定通り行かないものなのですよ。。
人はスケジュールを立ててその通りに行かないとストレスを感じてしまう。
私もそう。
何だかんだと次の予定を立てたり、それがダメだった時の代替案をたてたり。
頭はフル回転だけど、この世の中に起こる現象はその私達の小さな脳内のジタバタよりももっと大きい。
結局次の日に飛行機は飛び、どうにか実家に辿りついたのだけど、果たしてマスコミが言っていた程、この台風って凄かったの?と疑問が湧いてくる。
備え有れば憂無し。と言うけれど、今の世の中、備え過ぎて不安を煽ってない?と思わなくもない。
でも実際、果物農家さん達は、収穫前のフルーツが落ちてしまったりしていて、お気の毒ですが。
実家は、枝と葉っぱがめちゃくちゃ落ちてました。
完熟前の栗や柿や銀杏も落ちていて、ああー、あと10日待ってくれれば良かったのにと思う。
なかなか良い時に落ちてくれないものですね。
自然界は文句も言わずに、営みを続ける。
人は小さいなあ、自然界に寄りかかって居るのだなあ。
と、荒れた庭を掃除しながら、蚊にブンブン刺されながら草をとりながら思ってました。
時々、この世界は退化しているのではないかと思う時がある。
ITでいろんな事が可能になったように思えるけれど、なったような気になっているだけで、人の苦悩は昔も今も変わってないし、むしろ増えているのかもしれないなと。
私の仕事は、手を使って、人の健康をサポートすること。
じっと手を見てみる。自分の思っている程逞しくもなく、パワフルでも無さそうな手を。
からだの割に小さくて、でもまあ弱々しくもない手を。
すごくシンプル、そしてリアル。
そして私はそんな世界が好きだ。