最近旬なマイナス2の治療。
マイナス2の話を聞いた次の日に、いつもボディワークをやっている施設に行きました。
3年間、月に一度はワークしていたのですが、繋がったという感覚が作れなかった方がいました。
重度の自閉症と知的障がいの男性。
障がいの重さというより、彼のフィールドの中に全くという程入れてもらえない。。。
それが、マイナス2を実践して、共にいたら、彼の方から指を伸ばしてくれたのです。
しばし、手を指を使って、私たちがハートとハートでコミュニケーションをした時間、、、、至福でした。
中庭で、芝生の上で、周りにはスティルネスが満ちていて。
インド人がここにいたらシャンティシャンティ(平和という意味のヒンディ語)というでしょう。
ってくらい、素敵な時間でした。
その後、大阪の解剖学のクラスでもマイナス2の実習がありました。
膀胱の自動力のワーク。
結構がっつり膀胱に触れて、そこから+2・+1・0・-1・-2と順に降りて行くのです。
そのマイナス2を講師の人は 「この部屋にいない感じ」と言いました。
また別の人は「海の底のつるっとした床の上で2人(クライアントと)で座ってる感じ」
と言っていました。
次の日に福岡のバイオ勉強会で全員でこれを2パターン試して見ました。
とてつもなく深かった。
その2つのマイナス2は全然違う感覚でしたが。
マイナス2にいてそこで待っていると必要な治療が起こるのです。
そこはエゴを手放した領域。
勉強会で、安定してその場所 にいて、その起きて来ることを疑いなく受け取めることが出来て大きな収穫でした。
問いを投げかけると即座に答えてくれるということも分かったし。
バイオの深さにまた出会いました。
バイオはただの手技療法ではなく、スピリチュアルな実践なのだと改めて思いました。
バイオダイナミクス。。。。あまりに深くて飽きることがない学びです。