ブリージングオステオパシー

昨日も少し書きましたが、先週末は2日間、オステオパシーのクラスでした。ドイツのノリ・ミッタDOによる呼吸に特化したクラス。zoomによるオンラインのクラスでした。

色々無理しつつ参加しましたが、実りが沢山あり参加できてよかったです。

ノリのzoomクラスは去年の腸内細菌クラスに続き2回目。

ドイツとの時差があるので、向こうは早朝ですがこちらは午後14:30〜21時と言う朝型の私にとってはかなり嫌な時間。。。実習のパートナーが横浜方面だったので、2日間通うのは結構大変でした。

が大変実りあるもので、次の日から臨床でも使えるものばかり。改めて呼吸の大切さが身に沁みた2日間でした。

日頃のワークの中でも横隔膜に注目することは多かったのですが、肺そのものや、肺の発生にも働きかけたり、ファーストブレス(出産後最初の呼吸)へのワークがもたらす変化にびっくりでした。

サクサク進むノリのクラス、1日3つも実習したのですが、毎回もれなく眠りに落ちてかなり回復出来ました。

私自身、今は身体は割と大きいのですが、出産時は1ヶ月早産で産まれて未熟児寸前だったこともあり、子供の頃は咳に悩まされていました。

肺機能の成熟が未熟だったのかもしれないなと思いますが、今回のワークでもその機能を補うような変化が起きました。

呼吸の自由さを手助けすることは、自律神経系を整えることにも繋がるし、ポンプも促進できるので、機能の向上も期待できます。

肺の下の方には副交感神経や肺胞も多いらしく、それだけでも深い呼吸ができることの重要性がわかります。

ノリが強調していたのは、鼻呼吸の大事さ。

鼻の粘膜で、ウイルスやゴミをキャッチすることはもちろん、鼻で温められた空気が肺に入ることの重要性も話されていました。

しかもこれは初耳でしたが、鼻呼吸で一酸化窒素が形成されるらしい。これは口呼吸では出来ないみたい。

一酸化窒素は血管の拡張を促すらしく、酸素濃度も高め、ウイルスや細菌に対する殺菌力も高めるらしい。すごい能力だー。

なので、鼻呼吸と一日5分間のハミングを進めていました。

現代人は吸うことが多く吐くことがうまく出来ていない。入れること、取り込むことが多く、出すこと手放すことが少ないとも。

なので鼻から、特に吐く息のほうを多めの呼吸を日頃から実践することをお勧めします。

私もやっています。

セッションでは、副鼻腔や呼吸器多めになってます。。。お楽しみに!