ドリームワークの始まり

福岡の実家から帰りたての週末から、4か月に渡るGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のドリームワークの連続コースが始まりました。

クリスとCoティーチャーのシャロンさん、そして私たち日本人ティーチングスタッフも加わったチームでの長丁場のクラスです。

ホームワーク(宿題)もたっぷりで、週末クラスに加えて、間のイブニングクラスや、ペアでのワークや、オンライン個人セッションまで含む、超盛りだくさんのクラス。

夢のワークなので、起きたら夢を書き留めるドリームジャーナルの記録もあり、寝てる間もワークしているような感じ。

初回の週末も、超濃厚なクラスでした。

GAPにおいて、無意識を探求する夢のワークはかなりの要素を含んでいるのだけど、実は今までそんなに好きなワークでもなかったのです。

私はあんまり思考優先タイプではなく、体の感覚やイメージの中に入るのは割と得意なので、「別に敢えて夢を扱わなくても、、、」って思ってたところもあって。

でも、この週末で一気にドリームワークの魅力にはまってしまった気がします。

ゲシュタルトでは、夢に出てくるパーツ(フィギュアという)、例えば、部屋や、階段や、机や机の上の花瓶や、登場人物や、人じゃなくても、どうでもいいような掛け軸とかまで、全て自分の一部だと位置づけます。

私の階段の部分、とか私の花瓶の部分、、、とかいうわけです。

ゲシュタルトの重要な部分、entering(なる、入る)プロセスを通して、その階段や花瓶に入って、その視点で世界を見て、それとして生きてみます。

これがめちゃくちゃ深いし、面白い。

1つの夢にジューシーな部分がいっぱい詰まっているのです。

今回の探求で、夢そのもの「dream world」に入った時の体験がこの夢の無意識の世界の広大さを体感させてくれました。

dream worldに入るとそこは、広く、美しいものも汚いものも、そして全ての色が入っているカラフルな世界でした。

そして、dream worldは「あなたは、この広くて深い世界のほんの一部しか知らない」と私に言いました。

その時に、自分が知っているちっぽけな世界よりももっと広いところを知りたいと言う好奇心がムクムクと湧いてきました。

自分は知らないと言うのはワクワクしますね。

GAPにおいて、スローダウンすること、今ここに充分に時間と空間を与えるというのが肝なのですが、一つの夢をこのやり方で体験すると、夢の中に重要なメッセージや、自分が大事にしてこなかったこと、避けていたりよく見ようとしなかったことに出会います。

この二日間で私が使った夢は1つの夢だったのですが、その最初の10%くらいのところしか扱えなくて、一番の山場にもたどり着けなかったくらいでした。

GAPのいいところは、自分は教える人でもあるけど、学び続ける生徒でもあるので、この4か月、夢に取り組んでいくのがすごく楽しみです!

早速、使うのがもったいなくてしまってあったスペシャルなノートをドリームジャーナル用に下ろしました!