トンレン瞑想

7年前の3月11日、事の重大さわからぬまま、私たちは今は無き国立の図書館&ギャラリーのプランターコテッジに集まっていました。

居場所があって、心が通い合う友人がいる事がひたすら有難かった。

その後、この場所で、「1日まるごと原発ディ」というチャリティイベントを企画しました。

その時、みんなでやったトンレン瞑想を紹介します。

私も今日やりました。

最初にこの瞑想を教わったのはGAPの先生のクリスからでした。

仏教の慈悲の瞑想。

この瞑想は呼吸を使います。

やり方はシンプルで、吸う息で、痛みや苦しみ悲しみなどを吸い込みます。

今も避難している人たち、家族を亡くした悲しみや痛み、汚染してしまった土地や、生き物の苦しみなどを吸う息と一緒に吸い込みます。

今度は吐く息で、自分が持っている温かさや優しさ、慈悲の心や、今までに受けた愛情、や美しいものイメージや風景などを、呼吸に乗せて、その痛みのある場所、人、生き物などに向けて差し出します。

吸う息で苦しみを吸い込み、吐く息で優しさを差し出す。

この循環を繰り返します。

自分のタイミングで、今度はあるがままの呼吸に戻ります。

そして、そのあるがままの呼吸としばし共にいます。

もしも興味のある方はやってみて下さいね。