昨日のGAPベーシッククラス

昨日はGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)のベーシッククラスでした。

テーマは選択。

繰り返しによる問いかけでは、「今までした良い選択」と「後悔している選択」を探求しました。

良い選択は、なんといっても息子を産んだこと。

予想外の妊娠で、しかもインドで発覚したので、「一人で育てるのか・・・」と当時かなり悩みました。

でも、産んで本当によかった。

子供を持つことで、私がどれだけ育てられたか!そして愛をたくさんもらったか!

これは、息子からだけではなく、周りの人がどれだけ自分をサポートしてくれたかということも含んでいますが。

後悔した選択のほうは、最初あまり浮かびませんでした。

*母は台湾で生まれ育って戦後引き揚げてきたのですが、死ぬ前に台湾に行きたいという母親を台湾に連れて行ってあげれなかったこと。(まだ生きていますが、病気のため、海外は絶対無理なので・・)

*息子の保育園の運動会に、ワークショップに参加するから行かなかったこと(友達にいってもらった)

私が運動会に行かなかったのは1回だけなのに、息子の中では「何度も来なかった」ということになっているから、よっぽど寂しかったのだと思う。。。

上記2つは、申し訳ないとは思ってるけど、後悔してるかというとそうじゃない。

望みを叶えてあげれなくてごめんね。と言う感じ。

でも、みんなのシェアを聞いていたときに、私が後悔するパターンがはたと思い浮かびました。

人から言われたり頼まれたりしたことで、「NO]と言えない時があって、NOと言えなかったことで、後々めんどくさいことになったり、嫌な思いをしたことが何度かあります。

そのNOを言えなかったことは後悔していることだなあと。

なんでNOが言えなかったかというと、相手の気を悪くさせるんじゃないかとか、傷つけてしまうんじゃないかということをおもんばかっての選択なのですが、自分は本当は嫌だということが分かっているので、結局遠回りをして断ったり、NOって言えないことで、段々相手に対する怒りがわいてきたりとロクなことがない。。。

結局最初にNOって言っておいた方が、傷は浅く済むのにそれが言えない自分がいる。

そのことに、気づきました。

あと、ほんとにYESかNOかを吟味せずに、いいよ。って言ってしまっているとこもあるなあと。

選択を迫られたとき、呼吸をして自分自身を感じてから答えよう。

反応する前に、言葉と言葉の間に時間と空間を与えよう。

役に立つなあ、GAP!!